妊娠中の食べ物&飲み物 OK/NGリスト【完全保存版】

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妊娠中はお腹の赤ちゃんに悪影響を与えないように、日々の食べ物や飲み物に気を使いますよね。

ちょっとしたものでも「これは食べてもいいのかな?」と心配な妊婦さんのために、ninaruでは妊娠中のOK/NG食材リストを作りました

下の目次をタップすると、気になるカテゴリーごとに食べてもOK/NGの食材リストがパッと確認できるので、「大丈夫かな?」と迷った時にぜひ活用してくださいね。

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魚・魚介類バナー
乳製品・卵バナー
菓子類バナー
その他の食べ物バナー
飲み物バナー

パパninaruなら妊娠中のOK・NGがわかる

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肉類バナー

食材 OK:
NG:×
注意:
許容量・注意点
生ハム・肉のパテ × リステリア菌・トキソプラズマ感染の恐れ
加熱不十分な肉
(ローストビーフ、レバ刺し、ユッケ、馬刺し、レアステーキなど)
× トキソプラズマ感染・食中毒の恐れ
レバー 動物性のビタミンAが多く、特に妊娠初期は過剰摂取に注意
焼肉

× 生・加熱不十分な肉

例)生ハム、肉のパテ、ローストビーフ、レバ刺し、ユッケ、馬刺し、レアステーキなど

妊娠中に生や加熱不十分な肉を食べると、リステリア菌などに感染して食中毒になったり、トキソプラズマという寄生虫に感染して胎児に影響を及ぼしたりするリスクがあるため、避けるようにしましょう(※1,2)。

レバー

レバーは動物性のビタミンA(レチノール)を多く含み、過剰に摂取すると胎児の発育への影響が心配されます。特に胎児への影響が大きい、妊娠初期の摂取量には注意が必要です(※3)。

妊娠中の1日の摂取上限量(※3)

●鶏レバーや豚レバー:1日4.6~6gまで

焼肉

カルビやハラミといった赤身や、小腸やミノなどのホルモンも、妊娠中に食べることができます。食べ過ぎに気をつけながら、よく焼いて食べましょう。

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魚・魚介類バナー

食材 OK:
NG:×
注意:
許容量・注意点
スモークサーモンなどの魚介類加工品 × リステリア菌感染の恐れ
魚のパテ × トキソプラズマ感染の恐れ
加熱不十分な二枚貝 × 食中毒の恐れ
寿司・刺身 × 食中毒の恐れ
生の魚卵 × 食中毒の恐れ(明太子・たらこは火を通せばOK)
本マグロ(クロマグロ) 1回80gを週1回まで
メカジキ 1回80gを週1回まで
キンメダイ 1回80gを週1回まで
メバチマグロ 1回80gを週1回まで
エッチュウバイガイ 1回80gを週1回まで
マッコウクジラ・ツチクジラ 1回80gを週1回まで
インドマグロ(ミナミマグロ) 1回80gを週2回まで
キダイ 1回80gを週2回まで
マカジキ 1回80gを週2回まで
ユメカサゴ 1回80gを週2回まで
ヨシキリザメ 1回80gを週2回まで
イシイルカ 1回80gを週2回まで
クロムツ 1回80gを週2回まで
ひじき ヒ素が多く含まれているため、過度な摂取に注意
昆布・わかめ・海苔などの海藻類 ヨウ素が多く含まれているため、過度な摂取に注意
うなぎ 動物性のビタミンAが多く、妊娠初期は特に過剰摂取に注意
あなご 動物性のビタミンAが多く、特に妊娠初期は過剰摂取に注意
ホタルイカ 動物性のビタミンAが多く、特に妊娠初期は過剰摂取に注意
その他一般的な魚
(ブリ、サケ、サンマ、アジ、イワシ、タイ、カツオなど)
その他一般的な魚介類
(エビ、イカ、タコ、カニなど)
ツナ缶

× 生・加熱不十分な魚や魚介類

例)スモークサーモン、魚のパテ、寿司、刺身、生の魚卵、加熱不十分な二枚貝など

妊娠中に生や加熱不十分な魚・魚介類を食べると、リステリア菌などに感染して食中毒になったり、トキソプラズマという寄生虫に感染して胎児に影響を及ぼしたりするリスクがあるため、避けるようにしましょう(※1,2)。

水銀を多く含む一部の魚

一部の魚に含まれる「メチル水銀」という有害物質は、妊婦さんが大量に摂取すると胎盤から胎児に伝わって、発育に悪影響をもたらす危険があります(※4)。

ただし妊娠中に絶対に食べてはいけないというわけではなく、量や頻度に気をつければ食べても問題ありません。

妊娠中の摂取上限量(※4)

本マグロ(クロマグロ)、メカジキ、キンメダイ、メバチマグロ、エッチュウバイガイ、マッコウクジラ・ツチクジラ

→1回80gを週1回まで

インドマグロ(ミナミマグロ)、キダイ、マカジキ、ユメカサゴ、ヨシキリザメ、イシイルカ、クロムツ

→1回80gを週2回まで

※80g=お刺身1人前もしくは切り身で1切れ程度

海藻類

例)ひじき、昆布、わかめ、のりなど

ひじきに多く含まれる「ヒ素」や、昆布・わかめ・のりなどに含まれる「ヨウ素」は、過剰に摂取すると胎児に悪影響を及ぼすとされているため、食べ過ぎに注意しましょう(※5,6)。

妊娠中の1日の摂取上限量(※5)

● ひじき:1日4.7g以上を継続して食べなければOK
● 昆布・わかめ・のり:毎日大量に食べなければOK

うなぎ・あなご・ホタルイカ

うなぎやあなご、ホタルイカは、動物性のビタミンA(レチノール)を多く含み、過剰に摂取すると胎児の発育への影響が心配されます。特に胎児への影響が大きい、妊娠初期の摂取量には注意が必要です(※3)。

妊娠中の1日の摂取上限量(※3)

● うなぎのかば焼き:約50g(半人前程度)
● あなご:1匹程度
● ホタルイカ:9〜10匹程度

その他の一般的な魚・魚介類・加工品

例)
魚:ブリ、サケ、サンマ、アジ、イワシ、タイ、カツオなど
魚介類:エビ、イカ、タコ、カニなど
加工品:ツナ缶

上記のものは基本的には妊娠中に食べても問題ありませんが、鮮度の良いものを選び、しっかり加熱して食べると安心です。

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乳製品・卵バナー

食材 OK:
NG:×
注意:
許容量・注意点
生卵 × 食中毒の恐れ
未殺菌乳(牧場の搾りたて牛乳など)や低温殺菌が行われていない乳製品 × 食中毒の恐れ
ナチュラルチーズ(モッツァレラ、カマンベール、リコッタ、ゴルゴンゾーラ、チェダー、ゴーダ、ブルーチーズなど) × リステリア菌感染や食中毒の恐れ(輸入品は特に注意)
プロセスチーズ(ピザ用、スライス、6Pチーズなど)
ヨーグルト
アイスクリーム 1日1個までが目安。抹茶などカフェイン入りのアイスは食べ過ぎ注意

× 生・加熱不十分な卵や乳製品

例)生卵、未殺菌乳(牧場の搾りたて牛乳など)や低温殺菌が行われていない乳製品など

生卵や加熱不十分な乳製品は、食中毒になるリスクがあります。できるだけ控えるか、しっかり加熱してから食べるようにしましょう。

× ナチュラルチーズ

例)モッツァレラチーズ、カマンベールチーズ、フロマージュブランチーズ、リコッタチーズ、ブリ・ド・モーチーズ、ロックフォールチーズ、ゴルゴンゾーラチーズ、ブルーチーズ全般、チェダーチーズ、ゴーダチーズ、パルミジャーノ・レジャーノチーズ(パルメザン)

妊娠中にナチュラルチーズを食べると、リステリア菌に感染する危険性があります(※1)。

日本で製造されているナチュラルチーズは加熱殺菌が義務付けられていますが、輸入品のナチュラルチーズは加熱殺菌されていない場合もあるため、特に注意が必要です。

75度で数分間加熱すればリステリア菌は死滅するので、ピザやグラタン、ベイクドチーズケーキなどに入っているナチュラルチーズであれば輸入品でも安全です。

プロセスチーズ(ピザ用、スライス、6Pチーズなど)

一般的に市販されているプロセスチーズは、ナチュラルチーズを加熱して溶かして作られたものなので、リステリア菌のことは気にせずに食べられますが、塩分の摂りすぎとなるため過剰摂取には注意しましょう。

ヨーグルト

ヨーグルトは妊娠中に食べてOKですが、加糖タイプは糖質が多いので、できればプレーン(無糖タイプ)を選んで、果物やドライフルーツ、はちみつなどで甘さを調整して食べるのがおすすめです。

アイスクリーム

アイスクリームは妊娠中に食べてOKですが、糖分や脂肪分も多いため、多くても1日1個を目安にしましょう。

またお茶専門店で販売されているような抹茶の濃度が高いアイスクリームにはカフェインが多く含まれている可能性があるので、食べる量を減らしたり、カフェインを含む他の食品を同じ日に摂らないようにしたりしましょう。

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菓子類バナー

食材 OK:
NG:×
注意:
許容量・注意点
洋酒入りスイーツ × 加熱していないものは避ける
チョコレート カフェイン含有量の多いものは注意

× 洋酒入りスイーツ

加熱するとアルコールは飛びますが、バーボン入りのチョコレ―トや洋酒漬けのフルーツを使ったケーキなどアルコールが入っているお菓子は控えるようにしましょう。

チョコレート

基本的にはOKですが、チョコレートの原材料であるカカオマスにカフェインが含まれているため、食べ過ぎには注意しましょう。

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その他の食べ物バナー

食材 OK:
NG:×
注意:
許容量・注意点
アロエ(皮) × 子宮収縮作用により、早産を引き起こす恐れ
一部のハーブ類(ネトル、ラズベリーリーフ、パッションフラワーなど) × 子宮収縮作用により、早産を引き起こす恐れ
酒粕 × 胎児性アルコール症候群を引き起こす恐れ
アボカド 1日1個までが目安
1日1個までが目安
辛い料理 刺激が強いため、食べ過ぎには注意
はちみつ 妊娠中や授乳中のママは問題なし

× アロエ(皮)

アロエの皮に含まれる「アロイン」という成分には子宮収縮作用があり、妊婦さんが摂取することで早産を引き起こす可能性があるため、食べるときは身だけを取り出して、皮は食べないように注意が必要です。

× 一部のハーブ類(ネトル、ラズベリーリーフ、パッションフラワーなど)

アロエと同様、上記のハーブ類には子宮収縮作用があり、妊婦さんが摂取することで早産を引き起こす可能性があるため、摂取は控えましょう(※7)。

× 酒粕

奈良漬けや粕漬け、粕汁、甘酒などに使われる酒粕はアルコール分を含むため、妊娠中の摂取は控えましょう。

甘酒の場合、酒粕由来のものと米麹由来のものがありますが、米麹から作られる甘酒はアルコール分を含まないので、安心して飲めますよ。

アボカド

アボカドは栄養価が高く妊娠中におすすめの食材ですが、カロリーも高いため、1日1個までを目安にするよう心がけましょう。

柿は妊娠中に食べてもOKですが、鉄分の吸収を阻害するタンニンを含むため、1日1個を目安にしましょう。

辛い料理

基本的にOKですが、唐辛子や香辛料などの刺激物は、食べすぎると胃腸が刺激されて下痢の症状を引き起こすことがあるため、食べ過ぎには注意しましょう。

はちみつ

はちみつは赤ちゃんには食べさせてはいけない食材ですが、妊娠中や授乳中のママは問題なく食べられます。

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飲み物バナー

食材 OK:
NG:×
注意:
許容量・注意点
アルコール飲料 × 胎児性アルコール症候群を引き起こす恐れ
栄養ドリンク カフェインを多く含む場合があるため注意
コーヒー カフェインを含むため、1日1〜2杯程度が目安
紅茶 カフェインを含むため、1日1〜2杯程度が目安
緑茶(ほうじ茶、日本茶、煎茶、玄米茶) カフェインを含むため、1日1〜2杯程度が目安
ウーロン茶 カフェインを含むため、1日1〜2杯程度が目安
ルイボスティー 妊娠後期の大量摂取は、胎児の動脈管早期収縮を引き起こす可能性があるため注意
一部のハーブティー 一部のハーブは子宮収縮作用により、早産を引き起こす恐れがあるため注意
甘酒 米麹由来のものはOKだが、酒粕由来のものはアルコールを含むためNG
その他のお茶(麦茶、小豆茶、ゆず茶など)
炭酸・スポーツ飲料
プロテイン

× アルコール飲料

妊婦さんがアルコールを摂取すると、胎児が胎児性アルコール症候群を発症し、成長に異常が出る危険性があります。妊娠が分かったら飲酒をやめましょう(※8)。

カフェインを含む飲み物

例)コーヒー、栄養ドリンク、紅茶、緑茶(ほうじ茶、日本茶、煎茶、玄米茶)、ウーロン茶など

妊娠中にカフェインを摂り過ぎると、胎児の発育に影響が及ぶ可能性が指摘されています。

内閣府の食品安全委員会は、カフェイン摂取量をゼロにする必要はないものの、妊娠中はいつも以上にカフェインの摂り過ぎに気をつけるように注意喚起をしています(※9)。

上記にあげた飲み物は、1日1〜2杯程度にとどめておくのがおすすめです。

ルイボスティー

妊娠後期に大量に摂り続けた場合に、ルイボスティーに含まれるポリフェノールの作用で、赤ちゃんの血管が狭まったり閉じたりしてしまう「胎児動脈管早期収縮」が複数例みられています(※10)。

ティータイムを楽しむ程度の量であればいいですが、妊娠後期にルイボスティーばかりを飲むことや、ポリフェノールが多く含まれるものを一緒に摂ることは控えてくださいね。

一部のハーブティー

例)カモミール、ハトムギ、ジャスミン、ローズマリー、レモングラス、ウコン、シナモンなど

上記のハーブティーは嗜好品としてよく飲まれますが、子宮を収縮させる作用などがあるので、妊娠中に飲まないようにしましょう。

甘酒

甘酒には、酒粕由来のものと米麹由来のものがあります。米麹から作られる甘酒はアルコール分を含まないので安心して飲めますが、酒粕から作られる甘酒はアルコール分を含むため、控えましょう。

その他のお茶(麦茶、小豆茶、ゆず茶など)

上記のお茶は妊娠中に飲んでOKです。冷えに気をつけながら飲んでくださいね。

炭酸・スポーツ飲料

妊娠中に飲んでも問題ありませんが、コーラやジンジャーエール、スポーツドリンクなどには糖分が多く含まれているので、飲み過ぎには注意しましょう。

プロテイン

妊娠中に飲んでも大きな問題はありませんが、基本的にはタンパク質は食事から摂取するのがいいでしょう。

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