甘い香りが気持ちを癒してくれる「シナモン」が好きな人も多いですよね。「妊娠中にも食べてもいいのかな?」と気になっている人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、妊娠中にシナモンを摂取してもいいのか、妊婦や赤ちゃんに与える影響、注意点などをご紹介します。
シナモンとは?効果・効能は?
スパイスの一種であるシナモンの主な成分は、ビタミンB1、ビタミンB2、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などです(※1)。
シナモンは「桂皮」とも呼ばれ、昔から漢方としても使われてきました。
かぜ薬や婦人薬などさまざまな漢方に含まれ、発汗作用や体を内側から温める効能があるとされています。
妊婦はシナモンを食べてもいい?赤ちゃんへの影響は?
シナモンは、妊娠中にスパイスとして少量摂取する分には問題ありません。しかし、多量に毎日継続して摂取した場合の影響ははっきりと解明されていません(※2)。
サプリメントとして販売されているシナモンパウダーカプセルに含まれる成分は、お腹の赤ちゃんに悪影響を及ぼすリスクがあるとされています(※2)。妊娠中は、シナモンを含むサプリメントを摂取するのは避けたほうがいいでしょう。
また、東南アジア産の「カシアシナモン」は広く使われていますが、肝障害を引き起こす成分を多く含みます(3,4)。
妊娠中に限らず過剰に摂取するのは控え、心配であればスリランカ産の香りや辛味が強い「セイロンシナモン」を選ぶのがおすすめです。
妊婦はシナモンをどれぐらい食べてもいい?
健康な人が1日に食べられるシナモンの量は以下のとおりで、極端な食べ方をしなければ基本的に問題ありません(※3,4)。
● ビスケット:130枚〜
● 焼八ツ橋:14枚〜
● 生八ツ橋:29枚
● ニッキ飴:284粒
● シナモンベーグル:4個
ただし、シナモンを使ったお菓子や飲み物などは糖分が多く含まれ、カロリーが高いものがほとんどです。
妊娠中は、シナモンを香りづけ程度で使ったお菓子やパン、飲み物を週に数回ほど食べたり飲んだりするなど、楽しむ程度にしておくと安心ですよ。
妊娠中は食事の制限が多いため、今まで普通に口にしていたものでも気になるもの。その都度、たくさんの情報の中から正しい情報を探すのは大変です。そんな時は、無料妊娠アプリ「ninaru」を使ってみて欲しいと思います。
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妊娠中のシナモンはリラックスのための香りづけ程度に
妊娠中は、シナモンをスパイスとして香りづけ程度に楽しんでも問題はありません。ストレスを溜めすぎないよう、シナモンの過剰摂取には気をつけつつ、妊娠中の時々の楽しみとして使ってみてくださいね。