妊娠18週!胎児やお腹の大きさ、体重は?

監修専門家 看護師、助産師 河井 恵美
河井 恵美 看護師・助産師の免許取得後、大学病院、市民病院、個人病院等に勤務。様々な診療科を経験し、看護師教育や思春期教育にも関わっていました。助産師の仕事が大好きで、25年以上この仕事をしています。青年海外協力... 監修記事一覧へ

妊娠18週には、ほとんどの妊婦さんが体調も落ち着いています。ただ安定期に入ると、不安定な時期を乗り越えたことで安心し、食べ過ぎたり動きすぎたりしてしまう人も。今回は妊娠18週目のお腹の大きさや体重、赤ちゃんの状態などをご説明します。

妊娠18週の妊婦さんの状態とお腹の大きさは?

妊婦 カップル

妊娠18週の子宮の大きさは、子供の頭よりすこし小さいくらい。子宮底長は15cm前後です(※1)。

胎盤から分泌されるホルモンの影響で、ママの体は胎児へ優先的にエネルギーを供給するように変化してきました。糖質やタンパク質が胎児の成長に使われるため、ママの体には、体力を維持しようと脂肪が蓄えられるようになります。

これにより、妊娠18週頃からは、お腹が膨らむだけでなく、全体的にふっくらとした体型になってきます。体重があまり増えなくても、体型が変わってくることもあるかもしれません。

妊娠18週の体重は?どう管理すればいいの?

妊婦 体重計

安定期に入ってからの3ヶ月は、体重が増えやすくなる時期です。体調がいいからと油断せずに、体重管理をしていきましょう。

妊娠18週頃は、1週間に0.3~0.5kgほどの体重増加が推奨されています(※1)。これよりも速いペースで増えている人は、栄養過多か運動不足になっている可能性があります。

「体重が増え過ぎかも…」と不安であれば、食事内容を医師に相談して、間食を減らしたり、低カロリーの食材を取り入れたりしてみてください。1日の摂取カロリーは、妊娠前の+250キロカロリーほどが理想です(※1)。

あまり体を動かしていない人は、ウォーキングなど、軽めの運動から始めてみましょう。運動に慣れるために、家でできるストレッチやマタニティヨガなどを行うのもおすすめです。

逆に、妊娠18週時点で妊娠前と比べて体重にほとんど変化がない人は、栄養が足りていない可能性もあります。健診で医師から指摘されなければ気にしすぎる必要はありませんが、ママの体重増加が不十分だと、低出生体重児になるリスクが高くなります。

妊娠中に増加した体重は、産後に減らすことができるので、この時期はダイエットをお休みして、赤ちゃんにたくさん栄養をあげられるといいですね。

妊娠18週に気をつけたいマイナートラブルは?

腰 女性

妊娠18週頃は、お腹が大きくなるにつれて腰への負担が増し、腰痛がひどくなってくるかもしれません。出産に向けて骨盤もゆるむので、姿勢が悪いと痛みが増してきます。普段から姿勢をよくして、体重が急に増えないように気をつけましょう。

それでも痛みが続くときは、妊婦用のガードルやベルトを使っての対策をおすすめします。骨盤周りに巻くだけで、骨盤の緩みを防ぎ、腰痛をやわらげてくれますよ。「トコちゃんベルト2」など、産前から産後まで長く使えるものもあるので、今のうちにひとつ持っておくと良いかもしれません。

また、子宮が大きくなって肛門や直腸が圧迫されることで、痔に悩まされる人も出てきます。椅子に座るのがつらい、トイレのときに出血するなどの症状があったら、恥ずかしがらずにかかりつけの医師に相談してくださいね。

妊娠18週は、疲れやすくなる?

女性 頭痛 不調

妊娠18週にもなると、赤ちゃんはどんどん大きくなっています。その分ママは、血液や酸素をたくさん作らなければいけなくなり、心臓や肺、腎臓などに負担がかかります。そのため臓器の活動量が増え、ちょっと動いただけでも疲れやすくなります。

体調が安定して体を動かしたくなる時期ではありますが、妊娠前より疲れやすくなっていることはしっかりと覚えておきましょう。長時間の移動や重いものを持つことはできるだけ避け、倦怠感のあるときは無理をせずに休むことも大切です。

妊娠18週の胎児の大きさは?エコー写真での見え方は?

18週 エコー写真

妊娠18週になると、エコー写真を撮影しても、赤ちゃんの一部分しか見えなくなっているかもしれません。これは、エコーに入り切らないほど、赤ちゃんが大きくなったからで、妊娠19週の終わり頃には、身長は25cmほどまで成長しています(※1)。

一部分しか見えないのは少しさみしい気もしますが、赤ちゃんがすくすく成長している証拠です。

見た目は3~4頭身になり、生まれるときの姿に近づいてきました。全体的に皮下脂肪がつきはじめ、ふっくらした赤ちゃんらしい姿に変わっていきますよ。

妊娠18週頃には、生殖器の違いも出てきているので、エコーで性別がわかる人も増えてくるかもしれません。

妊娠18週には胎動カウントで赤ちゃんの状態を知ろう

妊婦 計算 時計

妊娠18週には、胎動を感じられる人も多くなってきます。胎動を感じると、赤ちゃんが元気に育っているのがわかって安心できますよね。

胎動が感じられるようになったら、毎日胎動をカウントしてみてはいかがでしょうか。

胎動をカウントする方法に「10カウント法」というものがあります。これは胎動を10回感じるのにかかった時間を毎日計測するもので、赤ちゃんの状態を確かめる方法のひとつです。

妊娠18週頃にはまだあまり感じられないかもしれませんが、妊娠後期頃には、30分ほどで10回の胎動が感じられるようになります。何かトラブルが起こったときにも、胎動の様子ですぐに気づけるようになるので、今のうちから胎動を感じる習慣を身につけましょう。

ただし、胎動を感じるタイミングには個人差があります。特に初産婦の場合、妊娠20週前後に感じ始める人が多いので、まだ感じられていなくても心配しすぎる必要はありません(※2)。

妊娠18週には大きなイベントのチャンス

カレンダー 生理日

妊娠16~27週の安定期のうちは、活発に動けるチャンスです。旅行に行きたい人は計画を早めに組み、この時期に楽しめるようにしたいですね。

子供のことを考えて引っ越しを計画している、あるいはマタニティウェディングを挙げたいと考えている人も、この時期に行うのがおすすめです。大きなイベントはできるだけ早めに進めておきましょう。

ただし、活発に動けるといっても無理は禁物です。色々なことをやりたくなるかもしれませんが、予定を詰め込みすぎると、ママにも赤ちゃんにもよくありません。ゆったりと、余裕を持った計画を立ててくださいね。

妊娠18週は胎教や運動をしてリラックス

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妊娠18週にもなると、お腹の赤ちゃんは聴覚が発達し、外の音が聞こえるようになっています。話しかけたり、音楽を聴いたりしながら、コミュニケーションをたくさんとってみてくださいね。

また、自分をいたわることは、赤ちゃんをいたわることにつながります。安定期とはいえ無理をせず、楽なペースで仕事や家事ができるといいですね。体調がいいときは軽い運動をして、今のうちから体力づくりに励むのもおすすめです。

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