赤ちゃんの性別はいつわかる?妊娠後に判断できる時期は?

監修専門家 助産師 佐藤 裕子
佐藤 裕子 日本赤十字社助産師学校卒業後、大学病院総合周産期母子医療センターにて9年勤務。現在は神奈川県横浜市の助産院マタニティハウスSATOにて勤務しております。妊娠から出産、産後までトータルサポートのできる助... 監修記事一覧へ

妊娠検査薬が陽性になり、産婦人科でお墨付きをもらって妊娠が確定した後は、「男の子かな、女の子かな?」と気になるもの。今回は、赤ちゃんの性別がいつわかるのか、エコー検査で判別できるのかなどについてご紹介します。

赤ちゃんの性別はどう決まる?妊娠直後に確定するの?

エコー写真 記念

赤ちゃんの性別がいつわかるかを知る前に、そもそも性別が決まる仕組みをおさらいしておきましょう。

性別を決める要因は、卵子に受精する精子が持つ染色体です。つまり、受精した段階で性別は決まっているのです。Y染色体を持つ精子が受精すれば男の子、X染色体を持つ精子が受精したら女の子になります(※1)。

ただし、もちろん妊娠中の超音波検査(エコー検査)では染色体は見えないので、妊婦健診等で性別がわかるようになるまではしばらく時間がかかります。

赤ちゃんの性別はいつわかる?妊娠何週目?

七五三 時期

赤ちゃんの性別は、受精の瞬間に決定していますが、妊娠7週頃までの胎児の見た目は、みんな「女の子」です。

その段階ではまだ男性ホルモンを分泌する精巣が作られておらず、精巣ができ、男性ホルモンが分泌されるとともに、男の子は男の子らしい姿になっていきます。その時期はおよそ妊娠12週頃です。

妊娠12週というと、妊婦さんによっては「つわりが治まってきたかな?」という時期。「想像していたよりも早い」と感じる妊婦さんも多いのではないでしょうか。

ただし、赤ちゃんを見ることができるのは「おなかの外から」なので、確実に性別判定できる時期はもう少し後です。

妊娠16~17週くらいから判定できる場合もありますが、一般的には妊娠18~20週が最も多く、21週を過ぎると判別がつきやすくなります。ただし、早い人だと妊娠12~14週でぼんやりわかることもあります。

赤ちゃんの性別を判断する方法は?

指しゃぶり 止め方

赤ちゃんの性別は、産婦人科でのエコー検査によって性別判定が可能です。ただし、エコー検査を行っているときに、赤ちゃんが背中やお尻を向けていたり、足を閉じていたり、手など他の体の部分がかぶさっていたりすると、判別できないこともあります。

エコー検査は、赤ちゃんの成長をみるための検査であって、性別判定が主な目的ではないので、「わかったらラッキー」くらいに考えておきましょう。

赤ちゃんの性別を決める判断基準は?

指しゃぶり やめさせる

赤ちゃんの性別は、一般的には外性器で判定されます。男性器がついていれば男の子、ついていなければ女の子です。エコー検査をしたときに股の部分が隠れていれば、男の子か女の子かの判別はできません。

ただし超音波検査で子宮が見えることで「女の子」と判定されることもあります。子宮はおなか周辺に黒い丸として見えますが、男の子の場合は膀胱の一つだけ、女の子の場合は膀胱と子宮と2つ見えます。

赤ちゃんの性別がいつわかるか、先生に聞いてもいいの?

エコー 妊娠 健診 超音波 写真 医師 妊娠 受診 診察

赤ちゃんの性別が気になると思っても、産婦人科の先生に言い出しにくいという妊婦さんは多いようです。

基本的には、不明な点があれば遠慮なく質問しても問題ありません。ただし妊娠17週あたりを過ぎても、はっきりわからないことは多いので、先生も正確にわかるまでは教えてくれないことも。

また、「産まれてくるまでのお楽しみにしておきたい」と思っている人は、早めに先生に伝えておきましょう。なかには質問していなくても、診察中にポロっと教えてくれる先生もいます。

妊娠中に赤ちゃんの性別を知るメリットは?

男の子 女の子 男女 靴 赤ちゃん 性別

もちろん、生まれてくる赤ちゃんが男の子か女の子かを、必ず知っておかなければならないというわけではありません。しかし性別を事前に知ることで、次のようなメリットがあります。

● 洋服など、性別に合わせてあらかじめ買っておける
● 男の子か女の子かに絞って名前を考えておける
● お祝いを用意してもらうときに、事前に性別を伝えておくことができる

逆にデメリットとしては、性別がわからないワクワク感が減ってしまうことや、希望する性別と違った落胆があるということかもしれません。

赤ちゃんの性別判定は変わることもあるの?

性別

妊婦健診では、エコー検査によって外見から性別を判断するので、もちろん見間違いも起こります。

男の子だと外性器が突起しているのでわかりやすいものの、女の子は外性器が見られないことを判断する必要があり、赤ちゃんの姿勢や方向によっては、隠れてしまっているだけのこともあり、わからないことも多いようです。

そのため、女の子だと思ったら実は男の子だった…ということは、まれにあります。逆に、男の子だと思ったら、外性器に見えていたものが違うもので、実は女の子だった…ということもあるようです。

妊娠中に赤ちゃんの性別を判断する昔ながらの方法は?

性別

エコー検査で妊娠中に赤ちゃんの性別を判断できなかった昔、次のような方法で赤ちゃんの性別を予想していました。

お腹の張り方

お腹が前に突き出していると男の子。横に広がっていると女の子。

赤ちゃんの胎動

手足で激しく突っ張るのが女の子。もぞもぞしているのが男の子。

つわりのひどさ

つわりがひどいと女の子。つわりが穏やかだと男の子。

子供は性別を言い当てる

お兄ちゃんやお姉ちゃん、友達の子供が、男の子か女の子かを言い当てる。

上記で紹介したものは、いずれも医学的根拠はないものです。先輩ママたちに聞くと、「お腹が前に突き出していたけど、女の子だった」「男の子だったけど、つわりがひどかった」などいろいろな話を聞きます。

これらの現象に一喜一憂するのではなく、この説が当たるのかどうか自身で試してみるくらいの気持ちでいてくださいね。

子供が言い当てる性別の説も、もちろん子供にそんな能力はなく、言うことが前と違うこともよくあります。お兄ちゃんやお姉ちゃんが赤ちゃんに興味を持つきっかけになれば、というくらいの感覚で聞いてみてくださいね。

妊娠中は赤ちゃんの性別がいつわかるかドキドキも楽しんで

妊婦 買い物

男の子が欲しい、女の子が欲しいと、具体的に希望のある場合はもちろんのこと、「心の準備として性別は知っておきたい」という妊婦さんも多いのではないでしょうか。

「早く知りたい」という気持ちになりがちですが、妊娠期間が進むにつれていずれ予測できるようになります。「男の子だったら…、女の子だったら…」と新しい生活を想像しながら、今しか味わえないドキドキわくわくする時間を楽しんでみてくださいね。

こそだてハックに「いいね!」して情報を受け取ろう