陣痛の兆候は?始まりに下痢や腰痛も出る?臨月に現れる前兆を確認!

出産は予行練習をすることができず、いきなり本番を迎えます。「陣痛が来たらちゃんとわかるかしら?」と心配している人は多いと思います。出産を控えている妊婦さんのために、今回は陣痛の始まりについて、起きやすい時間帯や痛みの間隔、陣痛の前に現れる兆候にはどんなものがあるか、下痢や便秘、腰痛なども前兆なのかをご説明します。

そもそも陣痛とは?

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陣痛とは、出産する際に赤ちゃんを押し出そうと子宮筋が収縮する動きと、それにともなう痛みのことです。

陣痛にもいくつか段階がありますが、一般的には「分娩陣痛」や「本陣痛」と呼ばれ、赤ちゃんを外に押し出そうとして強く、規則的に収縮することを指します。陣痛は自分の意志でコントロールできるものではなく、一度始まったら出産が終わるまで続くのが特徴です。

陣痛の始まりはどんな痛み?間隔はどれくらい?

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陣痛が始まったときは、どんな痛みだと思いますか?本陣痛とはいっても、始まったばかりはそれほどひどい痛みではありません。痛みの間隔も10分間隔なので、痛みのないときには体を動かしたり、おしゃべりをしたりすることもできます。

陣痛の間隔が短くなると痛みも強くなります。陣痛が10分間隔のうちに、仮眠や食事をとり、破水がなければシャワーを浴びるなど、この後の長い陣痛に備えておくことが大切です。

陣痛が始まりやすい時間帯はあるの?

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陣痛が始まるタイミングを気にしている人もいると思います。「陣痛が起きやすい時間帯はあるの?」と気になるかもしれません。

実は、陣痛は夜から朝方にかけて始まりやすいといわれています。この理由は「神経」にあります。人間の体には自分の意志に関係なく身体をコントロールする自律神経というものがあります。これには、緊張したときや活動時に強くなる「交感神経」と、落ち着いたときやリラックスしたときに強く働く「副交感神経」の2種類があり、陣痛は副交感神経が優位に動いているときに始まりやすいといわれています。

副交感神経がホルモンの分泌を活発にし、産道や子宮の筋肉、骨盤がやわらかく緩み、体が出産に適した状態になるのです。つまり、夜から朝方は体がリラックスした状態なので、陣痛が始まりやすくなるというわけです。特に夜ご飯の後、心身ともに落ち着いた状態になるので、陣痛が起きやすくなるのかもしれませんね。

陣痛の始まり前には兆候が現れる?

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出産が近づいてきたら、突然陣痛が始まるというものではありません。陣痛自体は妊娠中から「妊娠陣痛」と呼ばれるものが起こっています。妊娠陣痛は痛みもほとんどなく出産につながるものではありませんが、出産が近づくにつれて本陣痛へと移行するのです。

また陣痛が始まる前には、赤ちゃんのほうでも準備をする必要があります。分娩時に出てきやすいように子宮口へと降りてきます。赤ちゃんが降りてきて出産準備が整ってから、陣痛が始まると考えてください。

赤ちゃんの準備、ママの陣痛の準備がそれぞれ整う過程で、妊婦さんの体には様々な変化が現れます。以下で具体的な陣痛の前に起こる兆候をご紹介するので、臨月に入ったらわずかな変化にも注目してみてくださいね。

陣痛の前兆1. おしるしがある

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子宮口が開いてくると、赤ちゃんを包んでいる卵膜と子宮壁の間にすき間ができ、少量の出血が起こり、ピンク色で血の混じったおりものが体外にでてきます。これをおしるしといい、医学用語では「産徴」と呼ばれています。

おしるしから陣痛までの時間は、一般的には数日以内の人が多いですが、1週間後という人もいます。妊婦さんの中には現れない人もいるようですが、おしるしが見られたら陣痛の始まりが近い証と考えましょう。

陣痛の前兆2. 破水がある

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よく知られている破水も、陣痛が始まる前兆です。破水とは、赤ちゃんが包まれている卵膜が破れ、中の羊水が排出されることをいいます。もしかしたら「陣痛がきてから破水する」と聞いているかもしれませんが、陣痛の前にいきなり破水することもあります。これを「前期破水」といい、2~3割の妊婦さんに現れるそうです。異常が起きているわけではなく、妊娠37~41週の正産期ならいつ破水してもおかしくありません。

破水から陣痛までの時間にも個人差がありますが、約4~5時間後の人もいれば、翌日の人もいます。ただし、胎児やママの子宮に細菌が感染するリスクが高まるため、破水後すみやかに陣痛が起きない場合は陣痛促進剤などで強制的に陣痛を引き起こすこともあります。

破水の様子には個人差があり、いきなり大量の羊水が出る人もいれば、少量ずつじわじわと出る人もいます。破水に気づいたら、すぐに病院へ連絡しましょう。

陣痛の前兆3. 前駆陣痛(下腹部痛)がある

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臨月に現れる下腹部の痛みは、前駆陣痛の場合がほとんどです。前駆陣痛は不規則に起きる子宮収縮で、「偽陣痛」とも呼ばれています。本陣痛の予行練習のようなもので、おしるし、破水と合わせて、よく見られる陣痛の前兆です。

前駆陣痛から本陣痛までの時間には個人差があり、1ヶ月後の人もいれば、前駆陣痛をまったく感じないまま本陣痛が来たという人もいます。前駆陣痛は本陣痛とは違って痛みが不規則に現れますが、時間の経過とともに規則的になり回数が増えてくるので、その変化に注意しておきましょう。

陣痛の前兆4. お腹の張りがある

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陣痛は、子宮収縮が起きては止まるのを規則的に繰り返すものです。分娩が近づくと前駆陣痛で子宮が頻繁に収縮し、それにともなってお腹の張りを感じます。お腹の張りを繰り返すのは肉体的にもつらいものですが、本格的な陣痛が始まる前兆だと前向きに捉えましょう。お腹の張りを感じたときは横になるか座ってリラックスするようにしてくださいね。

陣痛の前兆5. お腹のふくらみの位置が下がる

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分娩の準備として、子宮内の赤ちゃんが下に降りていくと前述しましたが、赤ちゃんの位置が下がるとお腹のふくらみも変化します。それまではおっぱいのすぐ下から始まっていたお腹のふくらみがどんどん下がっていきます。おヘソより下の下腹部がふっくらしてきたら陣痛が始まる前兆と考えられます。

また、赤ちゃんが下に降りると子宮に圧迫されていた胃などの消化器官が開放されて、食欲が出てきます。陣痛が始まる前兆として「たくさん食べられるようになる」というのもよく見られます。

陣痛の前兆6. 胎動の回数が減る

低下 グラフ 降下 矢印

胎動の数が減るのも陣痛が始まる兆候の1つです。赤ちゃんが下に降りてママの骨盤の中におさまると、子宮の中を自由に動き回れなくなります。胎動は赤ちゃんの頭や手足が子宮の内側にぶつかって起こるものなので、赤ちゃんの動きが減ると、胎動が少なく、弱くなるのです。

ただ、出産間近でも胎動がまったくなくなるということはないので、もし丸一日胎動を感じないようなことがあればすぐに産婦人科に連絡しましょう。

陣痛の前兆7. 下痢や便秘になる

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赤ちゃんが大きくなるほど子宮も大きくなって、周辺の器官を圧迫します。出産間近になると腸を圧迫して、物理的に便の排出を妨げることがあります。そのため、陣痛の前兆として便秘気味になる人もいます。逆に、下痢になるのも陣痛の前兆の一つ。出産を控えて体内のホルモンバランスが変化し、腸が活発に動き始めるからです。

下痢と便秘のどちらも出産が近い証しなので、それまでの自分のお腹の状態と比較しながら前兆かどうかを考えるようにしてください。

陣痛の前兆8. 腰痛になる

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陣痛が始まる前には、赤ちゃんがすっぽりと骨盤におさまっている状態になります。すると、骨盤への負担が大きくなるため、骨盤周辺の筋肉にも負荷がかかり、特に腰に痛みを感じるようになります。妊娠中はそれほど腰痛に悩まされなかったという人も、この時期に腰痛が現れたときはそろそろ陣痛が始まるタイミングかもしれませんよ。

陣痛の始まり後、出産を終えるまでの流れは?

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陣痛が始まると徐々に痛みが強くなり、出産まで続きます。陣痛は出産が終わるまでの間で大きく3段階に分けられ、以下の流れで進みます。

第一期(開口期)

規則的な陣痛が始まってから子宮口が全開(約10cm)になるまでのことを指します。お産のほとんどの時間はこの第一期に当たります。最初のうちは陣痛も弱く、動けないほどではありません。その後徐々に子宮口を広げるために子宮頚部が薄くなり、子宮の収縮も強くなります。2~3時間で次の段階に進む人もいれば1日かかる人もいます。赤ちゃんが産道付近まで下がってきて、子宮口もほぼ全開大に開き、陣痛も3~5分間隔になります。

第二期(娩出期)

子宮口が完全に開き、赤ちゃんが出てくる段階です。陣痛の間隔はさらに短くなり、痛みはピークになります。破水も起こり、いきんで赤ちゃんが生まれるのを促します。

第三期(後産期)

赤ちゃんを産み終えた後、少しの間陣痛が続きます。これは後産期陣痛といって、子宮内にある胎盤などの内容物を出しきるためのものです。完全に排出されるまでの間はわずかに陣痛のような波のある痛みが続きます。

陣痛の兆候を気にしすぎないで

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どんなに陣痛の前兆について理解しても、実際に起きてみないとわからないものです。「これは陣痛の予兆かな?」と気にしすぎていると、気持ちも休まりませんよ。いざ陣痛が始まると「これが陣痛だ!」と気づく妊婦さんがほとんどなので、兆候にばかり気を取られないでください。

また、上で紹介したような陣痛の兆候が見られても、すぐに陣痛が始まるとは限りません。早くから緊張してしまうと疲れてしまうので、実際に陣痛が始まるまでは心を落ち着けて、できるだけリラックスして過ごせるといいですね。

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