臨月に頭痛が起きる原因は?どう対処したらいいの?

臨月になると、頭痛に悩まされる妊婦さんが多くいます。「この頭痛の原因は?」と気になってしまう方もいるでしょう。また、薬がなかなか飲めない臨月は、頭痛にどう対処したらいいのか悩むことも。今回は、臨月に起こる頭痛の原因と対処法についてご紹介します。

臨月に頭痛が起きやすい原因は?

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臨月は子宮内で胎児が下りてくるなど、出産に備えて体も変化しています。同時に、様々なマイナートラブルが引き起こされる時期です。頭痛もそのうちのひとつ。

臨月の頭痛を引き起こす主な原因を4つご紹介します。

鉄分不足

臨月になると、妊婦さんの体は出産に向けてラストスパートをかけるようになり、血液を通じてできるだけ酸素や栄養を赤ちゃんに送ろうとします。赤ちゃんはそれらを受け取ることで成長し、出産の準備をしていますが、ママはその代償を払うことになります。結果的に鉄分不足、ひいては貧血になり、頭痛に悩まされるのです。

鉄分不足は頭痛以外に、動悸、息切れ、立ちくらみ、めまいなどを引き起こすことがあります。

水分不足

臨月に妊婦さんの体が、お腹の赤ちゃんに集中的に血液を送ることは、水分不足も引き起こします。体内の水分が足りなくなると、血液はドロドロするようになり、血行が悪くなります。すると、頭痛が起こってしまいます。

水分不足は頭痛以外に、吐き気、肌荒れ、便秘などを引き起こすことがあります。

プロゲステロン

妊娠中は女性ホルモンである「プロゲステロン」の分泌量が増加し、体内のホルモンバランスが崩れやすい状態にあります。実際にホルモンバランスが崩れると、脳の血管が広がり、偏頭痛を引き起こしてしまいます。

妊娠高血圧症候群

妊娠高血圧症候群は、妊娠20週~分娩後12週の間に高血圧になり、尿蛋白や血管障害などを発症させる疾患です。妊娠高血圧症候群になると、頭痛のほかに、むくみ、めまい、倦怠感に悩まされることもあります。

妊娠高血圧症候群は、胎児だけでなく母体にも影響が出る恐れがあるので、疑わしい症状が出ていたら、すぐに病院を受診しましょう。

臨月の頭痛におすすめの対処法

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妊娠後期になると、お腹の赤ちゃんへの影響を配慮して、薬の服用はできるだけ避けた方がいいとされています。臨月の頭痛には、以下のような生活習慣で改善を目指しましょう。

鉄分と水分をしっかり補給する

胎児に大量の血液を送る臨月は、鉄分と水分が不足しがちで、頭痛になりやすい時期です。したがって、鉄分と水分をしっかり補給することが、頭痛の対処法として大切です。

鉄分を豊富に含んでいる食べ物としては、カツオ、イワシ、ほうれん草、卵、レバーなどが挙げられます。水分は一度に大量にとるのではなく、1回の摂取量をコップ一杯分にして、こまめにとるようにしましょう。

適度に睡眠をとる

睡眠不足に陥ってしまうと、自律神経が乱れ、頭痛が起きやすくなります。また、寝すぎてしまっても、脳内でさまざまな問題が起こり、頭痛が引き起こされます。

起床後の体の状態を見て、自分に合った適度な睡眠時間を見つけましょう。そして、その時間分の睡眠を毎日しっかりとることが頭痛予防につながります。

また、睡眠の質を上げるために、寝る1時間前からブルーライトを発する電子機器を見ないようにすることも重要ですよ。

塩分を摂りすぎないようにする

塩分を摂りすぎてしまうと、妊娠高血圧症候群になるリスクが上がってしまいます。サラダにかけるドレッシングの量を減らしたり、味噌汁を作る際に減塩味噌を使ったりと、さまざまな工夫で塩分摂取量を減らすことができます。

味が濃い食べ物が好きな妊婦さんは、産後の楽しみとして妊娠中は控え、適度な塩分摂取を心がけてみてください。

臨月の偏頭痛には、どう対処したらいい?

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頭の片側だけが痛かったり、ズキズキと脈を打ったような痛みを感じたりしたときは、偏頭痛に悩まされている可能性があります。そのような場合は、以下の対処法がおすすめです。

脳の血管の広がりを軽減させる

偏頭痛を和らげるためには、広がっている脳の血管に対処する必要があります。まずは、光や音などの外的刺激を避けましょう。そして、暗い部屋でできるだけ安静にするように心がけましょう。

また、痛む部分に冷たいタオルを当てたり、カフェインを摂取したりすることも、脳の血管の広がりを抑え、偏頭痛を落ち着かせる効果があります。

ビタミンB2とマグネシウムを積極的に摂取する

ビタミンB2とマグネシウムは、偏頭痛を予防する効果があり、頭痛に悩まされやすい臨月に積極的に摂取したい栄養素です。

ビタミンB2はレバー、焼きのり、大豆製品、牛乳、卵など、マグネシウムは焼きのり、わかめ、大豆製品、アーモンド、ごまなどに豊富に含まれています。

臨月の頭痛がひどいときはすぐに病院へ

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上で紹介した対処が効かないときや、日常生活に支障をきたすほど頭痛がひどいときは、すぐに病院を受診しましょう。臨月の体の変化ではなく、妊娠高血圧症候群などの問題が原因で頭痛が起こっている可能性があります。

頭痛薬のなかには、胎児に悪影響を与える恐れがあるものもあります。自己判断での服用は避け、医師から妊婦に安全な頭痛薬を処方してもらうようにしましょう。また、頭痛の原因が貧血だと診断された場合は、鉄剤やサプリメントが必要になることもあります。

臨月の頭痛には、早め早めの対処を

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普段何気なく対処する頭痛でも、あと少しで分娩を控えた臨月に起こると、ついつい心配になってしまいますよね。しかし、原因をしっかり把握し、きちんと対処すれば、症状を軽減させるだけでなく、不安も解消させることができます。

心配するあまり、ストレスを感じてしまうと、お腹の赤ちゃんに悪影響を及ぼしかねません。頭痛の原因が分からないときや、生活習慣の改善による対処を行っても頭痛がひかないときは、医師に相談しましょう。早め早めの対処が、ストレスの少ない快適なマタニティライフをもたらしてくれますよ。

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