陣痛を早めるツボ「太衝・三陰交」とは?場所や効果、押し方は?

出産予定日が近づいても、陣痛が来る気配がないと不安を感じるかもしれません。待っているだけだとソワソワしてしまうという方は、陣痛を早める効果が期待できるツボ押しを試してみてはいかがでしょうか?今回は陣痛を早めるとされるツボの「太衝(たいしょう)」と「三陰交(さんいんこう)」についてまとめました。

陣痛を早めることはできるの?

妊婦 病院 病室

そもそも陣痛とは、子宮収縮時に感じる痛みです。不規則な前駆陣痛の後に、規則的に痛みを繰り返す「本陣痛」が起こります。本陣痛は直接分娩にかかわるもので、一般的に「陣痛」と呼ぶときは本陣痛を指します。

妊娠中は赤ちゃんが間違って生まれないようにホルモンの作用で子宮収縮は抑えられています。しかし、妊娠37週以降の「正産期」に入るとそのホルモンの作用が弱まり、反対に子宮収縮を促すホルモンが分泌されて、陣痛が起こるのです。子宮収縮を促すホルモンが多く分泌されれば、陣痛を早められるかもしれません。

ツボ押しは陣痛を起こす効果がある?

発見 電球 注意

陣痛を起こす方法には色々なものがありますが、「ツボ押し」も効果が期待できる方法の一つ。人間の体はたくさんのツボをもち、そのなかには臓器に作用してホルモンの分泌に影響を与えるものもあります。薬とは違って即効性があるわけではありませんが、ツボを継続的に押すことで体の変化を起こす効果が期待できますよ。

陣痛を早める代表的なツボは太衝と三陰交です。それぞれどの場所にあり、どのように押せば効果があるのかをご説明します。

陣痛を早めるツボ1. 太衝

太衝

太衝は、足の甲にあるツボです。親指と人差し指の骨がつながった場所で、くぼみんでいるところが太衝です。左右どちらの足の甲にもあるので、順番に押してみましょう。押し方は、手の親指を足の親指と人差し指の間に入れて、押すだけです。力の入れ具合は、「痛くて気持ちいい」と感じるくらいで十分です。

また、太衝は冷え性改善や足の疲れ・むくみの改善、更年期障害などにも効果があるといわれます。場所を覚えておけば出産後の体調改善のときにも役立ちますよ。

陣痛を早めるツボ2. 三陰交

三陰交

三陰交は、足の内側のツボ。内側のくるぶしから測って、自分の指の横幅4本分だけ上に行ってみましょう。すねの骨よりちょっと内側にあります。ここも3〜5秒かけてゆっくり軽く押すだけで十分です。陣痛を早めるだけでなく、安産に効果があるともいわれます。

三陰交はほかにも女性のさまざまな悩みに有効なツボで、冷え性や生理痛、生理不順、更年期障害に効果があるといわれています。産後も定期的に刺激しておくと体の回復を早められますね。

ただし、三陰交は体への影響が大きいので、ツボ押しする時期や方法は妊婦健診の際に、医師に確認するようにしましょう。行きつけの鍼灸院があればそこで確認しても構いません。鍼灸師も三陰交を刺激するときには脈診や舌診(舌の状態を見ること)、触診などを念入りにしてから施術するものだということは覚えておいてください。

陣痛を起こすツボの押し方は?

ツボ押し

妊娠中に初めてツボ押しをするときは、医師か鍼灸師に押す場所や押し方を確認することをおすすめします。一度確認しておけば太衝も三陰交もわかりやすいツボなので、間違えずに押せるようになりますよ。

ツボを押すときは3〜5秒かけてゆっくり押した後にゆっくり力を抜くというのを繰り返しましょう。陣痛を早めたいからと力を入れてギュウギュウ押すと痛いだけではなく、かえって効果も上がりません。自分が「痛いけど気持ちいい」と感じられる加減を見つけてください。ツボ押しするときにはリラックスした状態で、深呼吸をしながらやるとさらに効果的ですよ。

陣痛を早めるために何とかしないと…なんて焦らないで

風景 場所 景色 ベンチ 公園

出産予定日が過ぎて陣痛が来なくても焦る必要はありません。出産予定日はあくまで「目安」でしかなく、予定日通りに陣痛が来るのは全体の1割もいません。出産が後倒しになるのはよくあることなので、陣痛が来なくても焦らないでくださいね。

太衝や三陰交を押したからといってすぐに陣痛が来るわけではありませんが、気長に待ちながらコツコツ続けてみましょう。陣痛はいつかやってくるものなので、リラックスして日々を過ごせるといいですね。

こそだてハックに「いいね!」して情報を受け取ろう