離乳食中期以降は色々なものを食べさせてあげたいですが、忙しい朝はゆっくり離乳食を作るのが難しいことも。この記事では、3工程内で簡単に作ることができる、離乳食中期・後期におすすめの朝ごはん向けレシピを紹介します。
3大アレルゲン(卵・小麦・乳製品)には材料名に★マークをつけています。医師と相談のうえ進めてください。他の食材におきかえても構いません。
離乳食中期・後期はどんな朝ごはんを作ればいい?
体を動かず準備に欠かせない朝ごはんには、おかゆ、パンなどの炭水化物をメインに、ビタミンやミネラルを含む果物や野菜、たんぱく質を含む豆腐などを混ぜたり添えたりしてあげましょう。
初めて食べる食材は、時間に余裕がある日に挑戦するのがおすすめです。アレルギー症状が出た場合や心配ごとに備えて、かかりつけの医療機関を受診できる曜日の午前中に与えましょう。
保育園に通っていて難しい場合は、保育園を出る30分より前には食べ終わるようにして様子をみてください。初めて食べた食材を保育園にも伝えるなど、先生と相談しながら進めてくださいね。
離乳食の朝ごはんを時短するコツは?
離乳食の朝ごはん作りを時短するコツは、エネルギー源となる栄養価の高い食材を選び、最小限の食材を使って少ない工程で作ることです。電子レンジを活用すると、鍋を片付ける時間も短縮できますよ。
次からは、準備する食材数が少なく、3工程内で簡単に作れる、朝ごはん向けのレシピを紹介します。朝ごはんの一品に加えてみてくださいね。
離乳食中期の朝ごはんレシピ
バナナオートミールがゆ
材料(1食分)
- 1バナナを5mm程度の角切りにする。
- 2鍋に1、オートミール、豆乳を加えて弱火で煮る(※2)。
- 1オートミールは製造までの段階で「小麦」がごく微量含まれている可能性があります。心配な場合は「グルテンフリー」と記載されているものを購入しましょう。
- 2豆乳は沸騰すると分離してしまうので、火加減に注意しましょう。
コーンフレークのかぼちゃミルク
- 1コーンフレークを軽く砕く。
- 21にミルクとかぼちゃペーストを混ぜてふやかす。
かぼちゃ入りミルクがゆ
- 1かぼちゃは皮をむき、3mm程度の大きさに切る。
- 21を耐熱容器に入れ、ラップをかけて電子レンジで2分ほど加熱する。
- 32に7倍がゆとミルクを混ぜて、ひと煮立ちさせる。
きなこバナナ
材料(1食分)
- 1バナナをみじん切りにし、スプーンの背などでつぶす。
- 21ときなこを混ぜ合わせる。
- バナナを初めて食べる場合は、加熱してから与えると安心です。
しらすとねぎ納豆のあえもの
- 1納豆は茶こしに入れ、粘りを取るため熱湯をかける。
- 2薄切りにした玉ねぎと水大さじ1を耐熱容器に入れ、ラップをかけ電子レンジで1分ほど加熱し、みじん切りにする。
- 31と2、しらすペーストを混ぜる。
離乳食後期の朝ごはんレシピ
きなこパン
材料(1食分)
- 1食パンは耳を取り、食べやすい大きさに切る。
- 21を牛乳にひたす。
- 3あたためたフライパンに薄くバターをひき、2の両面に焼き色がつくように焼く。
- 43にきなことすりごまをかける。
豆乳の蒸しパン 青のり風味
材料(1食分)
- 1とうもろこしはゆでて、粒に分け、細かくみじん切りにする。
- 21とホットケーキミックス、青のり、豆乳を混ぜる。
- 32のタネをカップに流し込み、蒸し器で蒸すか、スチーマーに入れて電子レンジで約2分加熱する。
ニラとかつお節のおにぎり
- 1ニラはやわらかくゆで、細かくみじん切りにする。
- 21とすべての材料をよく混ぜ合わせ、食べやすい大きさににぎる。
ほうれん草蒸しパン
- 1材料をすべてボウルに入れ、泡立て器で混ぜる。
- 21の生地を型に流し、シリコンスチーマーに入れて電子レンジで2〜3分加熱するか、蒸し器で10分ほど蒸す。
さつまいものレモン煮
材料(1食分)
- 1さつまいもは皮をむき、5mm角に切る。
- 2小鍋にさつまいもが浸かるくらいの水とレモン汁を入れ、やわからくなるまで煮る。
離乳食の朝ごはんは冷凍も活用しよう
離乳食の朝ごはんには、冷凍ストックも上手に利用しましょう。おかゆやご飯、ペーストなどをストックしておけば、加熱するだけですぐに使えるので便利です。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
※ 赤ちゃんの成長や発達に合わせて無理なく進めましょう。
※ 赤ちゃんが食物アレルギーの診断を受けている、または疑いのある場合は必ず医師と相談のうえ進めてください。
※ レシピの食材は旬のものや自宅にあるものに置き換えてもかまいません(ただし、その時期に食べられる食材かどうかチェックしましょう)。