生後5、6ヶ月頃は、離乳食作りに慣れず作るのが大変…と感じることも多いと思います。毎日のことなので、少しでもラクに作れたらいいですよね。そこでおすすめなのが、電子レンジ加熱・湯煎・冷凍保存までできる優秀ポリ袋「アイラップ」です。
今回は、この「アイラップ」を使って、離乳食初期のおかゆ・野菜や魚のすりつぶしの作り方を紹介します!
「アイラップ」で簡単離乳食作り!
「アイラップ」とは、ラップのように使えるポリ袋のこと。とても丈夫な素材で破れにくいうえに、食材を入れて電子レンジ加熱・冷凍保存・湯煎をすることもできます。
また、食品衛生法をクリアした安全性の高い清潔なポリ袋なので、食品を扱うのにぴったり。
このアイラップを使って、離乳食初期の最初に食べはじめる「10倍がゆ」、10倍がゆに慣れてきたら加えたい「にんじんのすりつぶし」「キャベツのすりつぶし」、離乳食初期の後半に加えたいたんぱく質「白身魚のすりつぶし」を編集部が作ってみました。
「アイラップ」だけでほぼ完結するので、離乳食作りに使う小皿や器具を洗う手間を減らすことができますよ。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
アイラップを使った10倍がゆの作り方
離乳食スタートは「10倍がゆ」からです。
材料
- ごはん…10g
- 水…75ml
作り方
① アイラップに米と水を入れて混ぜ、軽く口を閉じる
② 深さのある耐熱皿に入れ、600Wで2分半加熱し、10分ほど蒸らす
③ アイラップの上から米粒をつぶすイメージでもみもみしてしたあと、こし器などで細かくすりつぶして完成!
アイラップを使った
すりつぶしにんじんの作り方
初期から摂れる野菜類のひとつ、「すりつぶしにんじん」も簡単に作れますよ。
材料
- にんじん…1/2本
- 湯…大さじ2
作り方
① にんじんをさいの目切りしてアイラップに入れる
② 軽く口を閉じてを耐熱皿に置き、600Wの電子レンジで2〜2分半加熱し、同じ時間蒸らす
③ ミトンやタオルを使いやけどしないように、アイラップの上からもみもみしてつぶす
④ お湯を加えてのばして完成!
アイラップを使った
すりつぶしブロッコリーの作り方
初期から食べられる「すりつぶしブロッコリー」を作ります。
材料
- ブロッコリー(花蕾部分)…5g
- 水…小さじ1
- 湯…小さじ1
作り方
① キッチンばさみなどでブロッコリーの花蕾を小さくカットして水と一緒にアイラップに入れ軽く口を閉じる
② 耐熱皿に置き600Wのレンジで2分温める
③ アイラップに入れままつぶし、麺棒でさらになめらかにする
④ 3にお湯を加え混ぜ合わせて完成!
※アイラップからブロッコリーを出すときはシリコンスプーンがあると便利です。
アイラップを使った
すりつぶし白身魚の作り方
初期から食べられるたんぱく質のひとつ、「鯛のすりつぶし」を作ってみましょう。
材料
- 鯛(刺身)…一切れ
- 水…大さじ1
- 湯…大さじ1/2
作り方
① アイラップに鯛と水を入れて軽く口を閉じる
② 耐熱皿に置いて600Wの電子レンジで20秒加熱する
③ アイラップの上から麺棒などで伸ばし、お湯を加えて伸ばして完成!
まとめて作るときもアイラップが便利!
離乳食初期は食べる量が少ないので、毎回少量ずつ作るのは大変。まとめて作っておくのがおすすめです。
作り方
① 食材を小さく切ったあと、それぞれアイラップに入れ、お湯の沸いたお鍋に入れて5分ほどおきます。アイラップは直接の熱に弱いため、鍋底に耐熱皿を置くことをお忘れなく。食材が浮いてしまうので、落し蓋ならぬ、落とし皿があると便利です。
② 火を切ってからフタをして、30〜60分放置します。取り出して粗熱が取れたら、アイラップの上からつぶしてペースト状にします。
③ アイラップに入れたままペーストを伸ばしてブロッキング。そのまま冷凍保存すれば、使う分量だけ取り出せるのでとても便利です。
アイラップの角を小さく切って絞り袋のようにすれば、製氷皿にもうつしやすいのでおすすめです。
離乳食作りにアイラップを活用しよう!
アイラップを使えば、なるべく火を使わず、洗い物も減らすことができます。ぜひ、活用してみてくださいね。