離乳食の定番メニューである「おかゆ」は、離乳食後期ごろから食べられるようになり、完了期になると「軟飯」にステップアップします。「軟飯」を食べる完了期は、ふつうのご飯を食べられるようになるための大切な段階。この記事では、基本的な作り方から、手軽に作れる方法まで3種類の作り方を紹介します。
完了期の主食「軟飯」の作り方
完了期の主食として欠かせない軟飯は、以下の3つの方法で作ることができます。
(1)基本の作り方(炊飯器で作る方法)
(2)ご飯を使う作り方
(3)レンジを使う作り方
それでは、それぞれの作り方を紹介します。
軟飯の基本の作り方
(1)炊飯器を使う作り方
材料
- 1米を洗い、水気を切って水とともに内釜に入れる。
- 220分ほど浸水させ、炊飯モードで炊く。
- 3炊き上がったら保温せず、スイッチを切って20分ほど蒸らす。
多く作れるので、1食分(80g)ずつに分けて冷凍保存しておくといいですね。
軟飯の簡単な作り方
(2)ご飯を使う作り方
- 1普通に炊いたご飯に5倍がゆを混ぜる。
- 2混ぜたら固さを見る。固すぎるようなら5倍がゆ、または湯を入れて調整する。
大人用のご飯に5倍がゆを混ぜると軟飯になります。5倍がゆを食べ慣れてきたころ、軟飯が食べられるかどうか試す場合は、5倍がゆに少しずつご飯を混ぜてみましょう。
(3)レンジを使う作り方
材料(1食分)
- 1耐熱容器に普通に炊いたご飯と水を入れ、ふわっとラップをかけて電子レンジで1分ほど加熱する。
- 2全体を混ぜ、加熱ムラがないようにして10分ほど蒸らしてできあがり。
大人用のご飯に同じ容量比の水を混ぜ、電子レンジで加熱するだけの簡単な作り方です。
作りやすい方法で軟飯を作ろう!
完了期に欠かせない軟飯。離乳食の多くのメニューに活用できるので、今回紹介した方法のなかから、作りやすい方法を選んでみてくださいね。おいしい軟飯があれば、赤ちゃんも離乳食をたくさん食べてくれそうですね。
※ 赤ちゃんの成長や発達に合わせて無理なく進めましょう。
※ 赤ちゃんが食物アレルギーの診断を受けている、または疑いのある場合は必ず医師と相談のうえ進めてください。
※ レシピの食材は旬のものや自宅にあるものに置き換えてもかまいません(ただし、その時期に食べられる食材かどうかチェックしましょう)。