離乳食後期の進め方!生後9・10・11ヶ月の量やおすすめレシピ

数ヶ月前からスタートした離乳食もいよいよ後期。この時期になると、赤ちゃんの食べたい欲求も高まって、自分なりのリクエストをしてきたり、手づかみで食べたがったりと、また新たなステージへと入っていきます。今回は離乳食後期の進め方について、食べさせる量やコツ、おすすめのレシピをご紹介します。

離乳食後期とは?生後9・10・11ヶ月頃から量が増える?

離乳食 赤ちゃん 日本人

母乳やミルクを「飲む」ことから、食べものを「食べる」ことへの移行期間を離乳期といいます。その間に食べるのが「離乳食」。離乳期に噛む、飲み込むといった食べる運動をして、いろいろな味や食感を覚えることで食生活の基盤を作っていきます。

離乳食には、初期、中期、後期、完了期の4段階があり、初期(生後5~6ヶ月頃)は食べ物を飲み込む練習をし、中期(生後7~8ヶ月頃)は舌で食べ物をつぶす練習をします。初期から中期では、1日1回食から2回食へと回数も増やしていきながら食事のリズムを覚えていきます。

離乳食後期は、生後9〜11ヶ月頃で、カミカミ期とも呼ばれます。歯茎でつぶせる固さや大きさのものが食べられるようになる時期です。

しかし、赤ちゃんの発達や好みには個人差があるので、月齢よりも「豆腐を舌で上手につぶせる」「1回に子供茶碗約1杯食べられる」といったことを目安に判断するといいでしょう。

後期からは1日3回食となり、食事のリズムが完成する時期です。食事に加えて、母乳の場合は欲しがるだけ、ミルクなら1日2回程度を与えましょう(※1)。

離乳食後期(生後9・10・11ヶ月頃)から食べられるものは?

飲食 食べ物 野菜

離乳食後期になると、より多くの食材を食べられるようになります。初めて食べる食材は、アレルギーがある可能性もあるので、初期、中期と同じように、平日の午前中に一口から始めてみましょう。

離乳食後期から挑戦できる食材の例

● 炭水化物…ホットケーキ、クラッカー、トースト、麺類
● たんぱく質…豚肉赤身、牛肉赤身、いわし、さば
● 野菜類…グリーンアスパラガス、さやいんげん、もやし、パプリカ など

離乳食後期の進め方は?9・10・11ヶ月頃の量の目安は?

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この時期になると、食べる量も、食べられる食材も多くなります。メニューによっては、大人の献立から取り分けることもできますよ。取り分ける際には、塩分や食材の固さ・大きさに注意しましょう。

回数・時間

後期になったら、食事の回数を1日3回にしましょう。時間帯は大人とほぼ同じで、朝・昼・晩です。ただし、寝るのが遅くならないように、夕食は19時までには食べ終えられるようにしたいですね。

1回あたりの食事量

おかゆや軟飯80〜90g、野菜や果物30〜40gにたんぱく質をプラスしましょう。たんぱく質は種類によって量が変わってきますが、厚生労働省が発表している以下の目安を参考にしてください(※2)。

● 魚…15g
● 肉…15g
● 豆腐…45g
● 全卵…1/2個
● 乳製品…80g

卵や乳製品はアレルギーを発症しやすい食材なので、中期の段階でアレルギー反応が出たときは、与えないようにしましょう。

固さ・大きさ

ごはんは5倍粥、野菜やたんぱく質は歯茎でつぶせるバナナ程度の固さを目安にします。噛む力を育てる時期だからといって、固すぎるものを与えないように注意しましょう。固いものが口に入ると、吐き出したり丸飲みしたりしてしまうことがあるので、噛む練習になりません。

主な食材の調理例

● 5倍粥
● 野菜…やわらかく煮て5〜8mm角に切る、手づかみで食べる場合はスティック状に
● いも類…粗めにつぶす
● 青皮魚…十分に加熱し、ほぐす
● 肉類…脂が少ない部分をひき肉状にして使用する
● 豆腐…5mm角に切る、柔らかく煮てつぶす
● うどん…1~2cmの長さに切る
● 全卵…よく火を通して5~8mm角の大きさにする
● チーズ…塩分や脂肪分が少ないものをおかゆに溶かす

味付け

だし汁のほかに、塩、醤油、味噌、バターを使用できるようになります。卵アレルギーの心配がなければマヨネーズを使うこともできます。しかし、まだまだ薄味で十分です。

離乳食後期のおすすめレシピは?

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ここでは離乳食後期におすすめの栄養満点のレシピを3つご紹介します。

小松菜の焼きおにぎり

材料(1食分)

・小松菜 10g
・しらす 10g
・軟飯 80g

作り方

1. 小松菜は5mm角のみじん切りにして、茹でる
2. しらすは茶こしに入れ、お湯をかけて塩気を抜く
3. 軟飯に1と2を混ぜて、おにぎりを作る
4. フライパンで両面に焼き色がつくまで焼く

ひじき入りハンバーグ

材料(2食分)

・乾燥ひじき 2g
・玉ねぎ 10g
・とうもろこし 5g
・鶏ひき肉 80g
・片栗粉 5g
・醤油 少々

作り方

1. 乾燥ひじきを水に戻して、みじん切りにする
2. 玉ねぎをみじん切りにする
3. とうもろこしは粒に分けておく
4. ボウルに1、2、3と全ての材料を入れ、肉に粘り気が出るまで手でこねる
5. 4を適当な大きさに成形する
6. フライパンに薄く油をひき、5を入れフタをして、中火で約1分半ずつ両面を焼く

にんじん豆乳グラタン

材料(1食分)

・にんじん 10g
・ブロッコリー 10g
・じゃがいも 10g
・ホワイトソース 50ml
・とろけるチーズ 1/2枚

作り方

1. 皮をむいたにんじんとじゃがいも、ブロッコリーをみじん切りにする
2. 耐熱皿に、1とホワイトソースを入れ、とろけるチーズをのせ、オーブントースターで5分ほど焼き色がつくまで焼く

離乳食後期の注意点は?9・10・11ヶ月頃のポイントは?

日本人 女性 料理

この時期は、食べムラが出たり、散らかしながら食べたりするようになってきます。ついイライラしてしまうこともあるかもしれませんが、今はそういう時期だと認識して、離乳食後期の注意点とポイントを参考に工夫しながらスムーズに進めていきましょう。

食べやすい形にする

野菜はスティック状にして手づかみ食べをさせると、食べ散らかされても汚れにくいのでおすすめです。薄くきったリンゴや梨などのフルーツも食べやすいですよ。

調理方法に変化をつける

一度受け付けなかったからといって、その食材が嫌いだと決めつけずに、調理法を工夫してみてくださいね。

ホワイトソースやトマトソースは、味の変化をつけるのに便利です。調理方法に迷ったときは市販のベビーフードやレシピ本を参考にするのもいいですね。

まとめて作ってストックする

食事回数が増えるので、離乳食を毎回作っていると時間も手間もかかってしまいます。赤ちゃんが昼寝をしている時間やパパと遊んでいる時間を使って、まとめて作って冷凍しておくと便利ですよ。

離乳食後期は食卓体験も大切にしよう

離乳食 日本人 赤ちゃん 食卓

離乳食後期は赤ちゃんの食べる意欲を育む時期ですが、個人差も大きいので焦らずゆっくり進めていきましょう。

後期のステップの次には、完了期が待っています。少しずつ大人の食事に近いメニューが食べられるようになってくるので、赤ちゃんの食べることへの興味もますます高まります。

離乳食を通して、赤ちゃんが「食べることは楽しい」と思えるような食体験をさせてあげられるといいですね。

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