4ヶ月検診とは?内容は?体重の平均は?服装や持ち物が知りたい!

監修医師 小児科 武井 智昭
武井 智昭 日本小児科学会専門医。2002年、慶応義塾大学医学部卒。神奈川県内の病院・クリニックで小児科医としての経験を積み、現在は神奈川県横浜市のなごみクリニックに院長として勤務。内科・小児科・アレルギー科を担... 監修記事一覧へ

赤ちゃんが生後4ヶ月頃になると、自治体から4ヶ月健診のお知らせや受診票が届くことがあります。いったい4ヶ月健診ではどのようなことをするのでしょうか。そこで今回は、4ヶ月健診とは何なのか、その内容や、4ヶ月健診時点での赤ちゃんの平均体重、そして服装や持ち物はどのようなものにしたらいいのかについてご説明します。

4ヶ月検診とは?

乳幼児健診

4ヶ月健診とは、生後4〜5ヶ月の赤ちゃんに対して行う健康診査のことです。

ただし、1歳半や3歳のときに行う健診が母子保健法という法律で定められたものであるのに対し、4ヶ月健診は実施するかどうかが自治体に委ねられています。ほとんどの自治体で行なっていますが、実施していない可能性もあるので注意が必要です。

また自治体によっては、4ヶ月健診ではなく3ヶ月健診を実施している場合もあります。

4ヶ月健診の目的は、赤ちゃんの健康状況を確認することです。ただしその他にも、子育て支援を行なっている機関やサービス、人とママをつないだり、授乳や離乳食などについてのアドバイスを行うといった目的があります。

4ヶ月健診の形式は、自治体が指定した会場に集まって集団で健診を受ける場合もあれば、指定の病院などに行って個別に健診を受ける場合もあります。どちらになるのかは自治体ごとに異なります(※1)。

4ヶ月検診の内容は?

数字 数 クエスチョン はてな

4ヶ月健診の内容は多岐に渡っています。赤ちゃんの発達具合を確かめるため、身長や体重を測るのはもちろんですが、それ以外にも次のようなチェックを行います(※1,2)。

追視の確認

赤ちゃんが物を目で追うか、左右の目が同じ位置にあるか、眼球の動きに異常がないかなどを確認します。

仰向け時の姿勢の確認

赤ちゃんを仰向けに寝かせたときの姿勢を確認します。生後4ヶ月頃の赤ちゃんを仰向けにすると、顔が正面を向き、両足は曲げた状態で少し持ち上がり、両手を顔の前に持ってきて遊んでいることが一般的です。

首のすわり具合の確認

仰向けに寝た赤ちゃんの両手を持って引き起こし、首がどの程度すわっているのか、筋力が低下していないかどうかを確認します。なお、首のすわりには個人差があるため、首がすわりが遅かったとしても、それほど心配する必要はありません。

顔を横にしたときの体の動きの確認

仰向けに寝かせた赤ちゃんの顔を左右のどちらかに向けてあげたとき、体がどのように回転するのかを確認します。

縦抱きしたときの姿勢の確認

縦抱きをしたときの姿勢や、そのままの姿勢で足を床につけたときの状態を確認します。

横抱きしたときの姿勢の確認

横抱きしたときに、顔や体幹、足、腕などの動きや姿勢を確認します。

うつぶせでの姿勢の確認

赤ちゃんをうつぶせにし、自分の腕で上半身を支えさせたときに顔・頭を持ち上げるか確認します。

聴覚の確認

ママと向かい合う形で抱っこし、後ろから耳の近くでタイマーの音などを鳴らしたときの反応をみることで、聴覚が正常に発達しているかを確認します。

表情や動作の確認

あやしたり、くすぐったりしたときの表情や動作、声を出さなくても笑うかどうかなどから、精神の発達具合を確認します。

歯磨きの実施状況についての確認

乳歯が生え始める時期には個人差がありますが、なかには生後4ヶ月の時点ですでに生え始めている赤ちゃんもいます。そのため、歯磨きをすでに行なっているのか、行なっていない場合はいつ頃から歯磨きを始めた方がいいのかなどを確認します。

4ヶ月検診時の体重の平均は?

自分の赤ちゃんが太り過ぎ、あるいは痩せすぎなのではないかと心配になるママは多いと思います。では、4ヶ月健診のときの平均体重はどのくらいなのでしょうか。

平成22年の厚生労働省の調査によれば、生後4ヶ月頃の赤ちゃんの平均体重は、男の子が7.22kg、女の子が6.73kgとなっています(※3)。

ただし、この平均体重よりも重かったり、軽かったりしても、必ずしも問題があるわけではありません。赤ちゃんの体重はママのお腹の中にいた期間や生まれたときの体重など、いろいろな要素を参考にして、総合的に判断されます。

生後4ヶ月頃の赤ちゃんは1日あたり20〜25gほど体重が増えていくのが一般的です。そのため、1〜2ヶ月前の体重から計算して、体重の増え方が1日あたり15g以下のときは栄養指導をされ経過観察となり、10gを下回る場合は検査が必要になる、と覚えておくといいでしょう(※2)。

4ヶ月検診時の赤ちゃんの服装は?

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4ヶ月健診では、身体測定や医師による問診などがあるため、赤ちゃんのお腹を見せたり、裸にしたりする必要があります。そのため、赤ちゃんは着替えさせやすい服装にしてあげるといいでしょう。

季節や天候によっては調節が必要になりますが、基本的にはさっと脱いだり着せたりできる前開きのカバーオールなどがよいでしょう。寒い場合は、中に着る肌着も前開きできるものにしておくと、重ね着したまま一度に脱がせたり、着せたりができて便利です。

4ヶ月健診の対象は赤ちゃんだけですが、ママが問診される可能性もゼロではないため、ママも着替えやすい服装や授乳しやすい服装にしておくといいかもしれません。

4ヶ月検診の持ち物は?ベビーカーと抱っこ紐の両方が必要?

ベビーカー

4ヶ月健診のときの基本的な持ち物は以下の通りです。
● 母子手帳
● 自治体から送られてきた受診票
● オムツ
● お尻ふき
● 使用済みオムツを入れるビニール袋
● 赤ちゃんの着替えやタオル
● ミルクや麦茶などの飲み物

自治体によってはこの他に持ちものが指定されている場合もあるので、必ず自治体からのお知らせ等を確認してくださいね。

また他にも、授乳する場合は授乳ケープ、寒い場合はブランケットなどがあると便利です。また、会場まではベビーカーでかまいませんが、集団健診の場合は順番待ちに時間を要する可能性があるので、抱っこ紐も持っていくといいかもしれません。

4ヶ月検診で赤ちゃんの成長を感じられます

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4ヶ月健診はチェック項目も多く、集団健診の場合は待ち時間も長くなりがちなので、場合によっては時間がかかってしまうかもしれません。しかし、日頃の育児の悩みを医師に相談したり、赤ちゃんの成長を実感したりできる大切な場でもあります。

あまり気を張らず、リラックスして行きましょうね。

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