授乳が終わってすぐに赤ちゃんが泣きだしてしまった経験はありませんか?赤ちゃんが泣くと、「授乳に何か問題があったのかな」と心配になってしまいますよね。
そこで今回は、赤ちゃんが授乳後に泣く原因と対処法をご紹介します。
赤ちゃんが授乳後すぐに泣く原因は?
赤ちゃんが授乳後に泣く場合、以下のような原因が考えられます。
母乳・ミルクが足りない
「十分飲んだはずなのに、まだ飲むのかな?」と思うかもしれませんが、赤ちゃんが望む量を飲めなかった場合、欲しがって泣く場合があります。
お腹が張って苦しい
赤ちゃんは母乳やミルクを飲むときに空気も一緒に飲み込んでしまうため、げっぷを出してあげることが大切です。出ないままだと不快感が強くなって授乳後に泣いてしまい、嘔吐につながることもあります。
眠いのに眠れない
大人でも「眠いのに、あと一歩で眠りにつけない」となると、イライラしたりうなったりしてしまいますが、同じことが赤ちゃんにも起こることがあります。
何か不快なことがある
赤ちゃんが不快に感じることが原因で泣いている可能性もあります。
おむつが汚れていないか、暑くないか・寒くないか・汗で服が濡れて手足が冷たくなっていないかなど、赤ちゃんが嫌がりそうなことが起こっていないかをチェックしてあげてください。
赤ちゃんが授乳後すぐに泣く場合の対処法は?
赤ちゃんがなぜ泣いているのか、すぐに原因がわかればいいのですが、それはなかなかの至難の業。下記の対処法を試しながら、原因と対策を練ってみてくださいね。
母乳やミルクを足す
母乳やミルクは、赤ちゃんが望むだけあげて構わないといわれています。赤ちゃんが泣いて欲しがるようであれば、授乳の間隔や1回の量はあまり気にせず、欲しがるだけ与えてあげましょう。
げっぷさせる
授乳後のげっぷが出ずに不快感で泣いているときは、ママやパパがげっぷを出してあげましょう。
げっぷを出すには、ママやパパの肩に赤ちゃんのあごを乗せてあげるような縦抱きの体勢で、下から上に背中を優しくさすってあげてくださいね。
げっぷが出ないからといって、いつまでも背中をさする必要はありません。抱っこをしながら歩いたり、抱っこの体勢を変えたときに自然に出てくることもあるので、様子を見ながら他の対処法を試してみましょう。
抱っこして安心させる
授乳後にすぐ泣いてしまうときは、赤ちゃんが不安になっているのかもしれません。授乳は、ママやパパに触れることで赤ちゃんが安心できる、親子のスキンシップの一つです。
赤ちゃんを抱っこして優しく話しかけたり、背中をとんとんしたりしていると、ホッとしてスムーズに眠りにつけることもありますよ。
授乳後に泣く原因を探って対処しよう
赤ちゃんが授乳後に泣く原因は、場面によって異なります。「今、赤ちゃんはどんな理由で泣いているのかな」と感じ取って、今回ご紹介した対処法を試してみてくださいね。
「泣いたときにママやパパが構ってくれる」と赤ちゃんが感じることで、親子の間には徐々に信頼関係が芽生えていきますよ。