【新生児の手足バタバタ】原因と、赤ちゃんが寝ないときの対処法!

監修医師 小児科 武井 智昭
武井 智昭 日本小児科学会専門医。2002年、慶応義塾大学医学部卒。神奈川県内の病院・クリニックで小児科医としての経験を積み、現在は神奈川県横浜市のなごみクリニックに院長として勤務。内科・小児科・アレルギー科を担... 監修記事一覧へ

生まれてしばらく経った新生児・赤ちゃんが、手足をさかんにバタバタと動かす姿はよく見られます。あまりに激しく動き、泣いたり寝られなかったりすると、「どこか体調が悪いのかな…」と心配になるかもしれませんね。今回は、新生児が手足をバタバタと動かす理由をはじめ、それが原因で泣いたり、寝てくれなかったりするときの対処法などをご紹介します。

新生児が手足をバタバタさせる原因は?

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新生児が手足をバタバタさせる原因は、いくつかの可能性が考えられます。

一つは、中枢神経が未発達なことです。

生まれたばかりの新生児は1日のほとんどを寝て過ごしていますが、生後2~3週目くらいになると次第に起きている時間が長くなり、宇宙遊泳をしているように手足を動かしはじめます。

しかし、新生児期は中枢神経が発達しきっていないため、自分の意志で体を動かしているわけではありません。

そのため、突然両足を上げ下げして布団を蹴ったり、片足だけピョコピョコと動かしたりといったような、不規則で予測できない動きをすると考えられます。

もう一つは、これからはじまる寝返りやハイハイ、つかまり立ちに向けてのトレーニングとして動かしている可能性です。

赤ちゃんによっては、あまり手足をバタバタさせない子もいれば、激しくバタバタ動かす子もいます。機嫌がよいのであれば、赤ちゃんの気が済むまで手足のバタバタを続けさせてあげましょう。

新生児が手足をバタバタさせて泣く・寝ない理由は?

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新生児が手足をバタバタするときに、機嫌が悪く泣きながらバタバタしていて、そのせいでなかなか寝つけないというケースも珍しくありません。手足のバタバタがいつまでも続いていると、さすがに心配になってしまいますよね。

赤ちゃんが泣きながら手足をバタバタ動かしているときは、不快な状態や何かしてほしいことを訴えている場合があります。一方で、手足をバタバタ動かしているけれど泣いていないときは、楽しくてそうしていることもあります。

以下に、赤ちゃんが不快に感じたり、して欲しいと思ったりすることを挙げます。新生児が手足をバタバタさせているときの参考にしてください。

  • ・ 暑い、寒い
  • ・ 気持ちが悪い
  • ・ おむつが気持ち悪い
  • ・ お腹が空いた
  • ・ 痛い
  • ・ 抱っこしてほしい
  • ・ かゆい

新生児期は1日2~3時間ごとに母乳やミルクを飲んでいるので、少し間が開いてしまっただけで、お腹が空いてしまいます。また、成長によって哺乳量も増加するので、赤ちゃんのその日の状態によっては早めにお腹が空くこともあります。

また、授乳後すぐに、布団の上などの平らなところに赤ちゃんを寝かせると、授乳のときに一緒に飲み込んでしまった空気がおなかに残ってしまい、苦しくて泣き出してしまう赤ちゃんもいます。

泣いた反動で体の動きが激しくなって手足をバタバタさせている、ということも考えられます。

ベビーベッドの上では手足をバタバタさせて泣くのに、抱っこをすると落ち着く場合は、抱っこしてほしいというアピールかもしれません。

新生児の手足のバタバタが激しいときの対処法は?

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新生児に顔色が悪い、目線があわない、笑わない、泣き続けるなどの症状がなければ、赤ちゃんが激しく手足をバタバタさせていても、基本的に心配する必要はありません。手足を使って、音楽に合わせて遊んであげるといいかもしれませんね。

おむつの汚れや空腹が原因で手足をバタバタさせているのであれば、その欲求を満たしてあげましょう。

そうでない場合は、新生児の胸や背中をトントンしたり、優しく抱っこしてあげたりしましょう。ママの声を聞くだけで落ち着くこともありますが、赤ちゃんの体に触れてスキンシップを取ることで、より安心してくれますよ。

赤ちゃんの体をおくるみで巻いて、落ち着かせてあげるのもいいですね。

どうしても理由がわからずに激しく泣いて、手足をバタバタさせているときは、体の不調の前兆かもしれません。体が熱い、痛いといった反応がないか、しばらく様子をみてあげましょう。明らかな異常を感じるときは、病院を受診してください。

また、おっぱいやミルクと一緒に飲み込んだ空気のせいで苦しくて手足をバタバタさせている場合は、おっぱいやミルクを飲ませたんだ後に、しばらく縦抱きをしてゲップやおならをさせてあげましょう。

ゲップがなかなか出ないときは、タオルを丸めて背中に当て、横向きに寝かせてみるなどの工夫をしてみてください。

抱っこしてほしくて新生児・赤ちゃんが手足をバタバタさせているときは、ママの体調に注意したうえで、できるだけ対応してあげてくださいね。抱き癖は気にする必要ありませんよ。

新生児が手足をバタバタするときの注意点は?

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新生児が手足をバタバタさせるときは、周囲に危ないものが置かれていないか注意しましょう。新生児の顔の近くにタオルや毛布を置いておくと、指がひっかかって顔を覆ってしまうことがあります。新生児期は、顔にかかった毛布をまだ自分ではがせないので注意してください。

また、ベビーベッドを使っている場合は、新生児が手足をバタバタさせたときにベッドの柵に手足が当たらないよう、ベビーベッドガードをつけてあげるのも良いですね。

手足をバタバタしているうちに布団の上を移動してしまうこともあります。特にベッドの場合は落下しないよう、赤ちゃんをベッドの端には寝かせず、柵は必ず閉めて、長時間目を離さないようにしてください。

新生児が手足をバタバタするときは様子をよく見よう

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新生児が手足をバタバタしているときは、機嫌や様子をしっかり見てあげましょう。ただ遊んでいるのか、なにか不快な状態や抱っこしてほしい気持ちを伝えたいのか、サインを見分けてあげることが大切です。

赤ちゃんの異常を一番に感じ取れるのは、いつもそばにいるママです。毎日赤ちゃんの様子を見ることで、ちょっとした変化に気づきやすくなりますよ。

スキンシップを兼ねて毎日マッサージしてあげるほか、決まった時間に検温するのも、健康チェックにおすすめです。

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