赤ちゃんの成長曲線!男女別グラフと乳幼児の月齢別発育値まとめ

赤ちゃんが成長してくると、体重や身長がどれくらいなのか、太り過ぎていないかなど気になってきますよね。1歳までは乳児健診などである程度把握はできますが、毎月あるものではないので、ママやパパはちゃんと成長しているのか不安になることもあるのではないでしょうか。そこで今回は、新生児から生後24ヶ月までの成長曲線の男女別グラフと、乳幼児の月齢別の発育値についてまとめました。

赤ちゃんの成長曲線(発育曲線)とは?

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赤ちゃんの成長曲線は、厚生労働省が10年ごとに行っている、全国の乳幼児を対象とした発育調査のデータをもとに、体重や身長を男女別に集計して成長推移をグラフにしたものです。現在は、平成22年に厚生労働省が実施した「乳幼児身体発育調査」の結果(※1)が最新のデータになっています。

母子手帳などにも記載されていて、定期的に行われる乳児健診時など、赤ちゃんの身長・体重の測定値を表に記載することで成長度合いを知ることができますよ。

赤ちゃんの成長曲線は、パーセンタイル(百分位数)という統計方法によって作成されています。簡単にいうと、全体を100として捉えたときに、小さい方から数えた数値のこと。50が中央値で、3~97番目の数値が記載されています。

男児・女児別の体重・身長がわかる成長曲線グラフ

グラフ 計測 アップ 上がる

ここでは、体重・身長がわかる乳幼児の成長曲線グラフを男女別にご紹介します。前回行われた平成12年と比較すると、男女ともに体重・身長ともにやや減少しているようです。体重・身長以外の調査結果を補足すると、胸囲もやや減少、頭囲はほぼ差がないという結果がでています。

以下のグラフは、平成22年の調査結果をもとに作成したものです。体重・身長ともに同色の線の下がパーセンタイルでいう3番目、上が97番目の数値で、この範囲内であれば平均的だと捉えることができます。

乳幼児期は成長に個人差が大きく出る時期で、1回の測定では成長の状態を判断できないことが多いといわれています。発育の経過から成長の状態を判断することがあるため、成長曲線として推移をみる必要があります。

男児の成長曲線グラフ

成長曲線 男の子

女児の成長曲線グラフ

成長曲線 女の子

男女別 乳幼児の月齢ごとの発育値

男児 月齢 女児
身長(cm) 体重(kg) 身長(cm) 体重(kg)
44~52.6 2.1~3.76 0ヶ月 44~52 2.13~3.67
48.7~57.4 3.00~5.17 1ヶ月 48.1~56.4 2.9~4.84
50.9~59.6 3.53~5.96 2ヶ月 50~58.4 3.39~5.54
54.5~63.2 4.41~7.18 3ヶ月 53.3~61.7 4.19~6.67
57.5~66.1 5.12~8.07 4ヶ月 56~64.5 4.84~7.53
59.9~68.5 5.67~8.72 5ヶ月 58.2~66.8 5.35~8.18
61.9~70.4 6.10~9.2 6ヶ月 60.1~68.7 5.74~8.67
63.6~72.1 6.44~9.57 7ヶ月 61.7~70.4 6.06~9.05
65~73.6 6.73~9.87 8ヶ月 63.1~71.9 6.32~9.37
66.3~75 6.96~10.14 9ヶ月 64.4~73.2 6.53~9.63
67.4~76.2 7.16~10.37 10ヶ月 65.5~74.5 6.71~9.85
68.4~77.4 7.34~10.59 11ヶ月 66.5~75.6 6.86~10.06
69.4~78.5 7.51~10.82 12ヶ月 67.4~76.7 7.02~10.27
70.3~79.6 7.68~11.04 13ヶ月 68.3~77.8 7.16~10.48
71.2~80.6 7.85~11.28 14ヶ月 69.3~78.9 7.31~10.69
72.1~81.7 8.02~11.51 15ヶ月 70.2~79.9 7.46~10.9
73~82.8 8.19~11.75 16ヶ月 71.1~81 7.61~11.12
73.9~83.8 8.36~11.98 17ヶ月 72.1~82.1 7.75~11.33
74.8~84.8 8.53~12.23 18ヶ月 73~83.2 7.9~11.55
75.6~85.9 8.7~12.47 19ヶ月 73.9~84.2 8.05~11.77
76.5~86.9 8.86~12.71 20ヶ月 74.8~85.3 8.2~11.99
77.3~87.9 9.03~12.96 21ヶ月 75.7~86.3 8.34~12.21
78.1~88.8 9.19~13.2 22ヶ月 76.6~87.4 8.49~12.44
78.9~89.8 9.36~13.45 23ヶ月 77.5~88.4 8.64~12.67
79.7~90.7 9.52~13.69 24ヶ月 78.3~89.4 8.78~12.9
81.1~92.5 10.06~14.55 30ヶ月 79.8~91.2 9.3~13.73
85.2~97.4 10.94~16.01 36ヶ月 84.1~96.3 10.18~15.23
88.8~101.8 11.72~17.43 42ヶ月 87.7~100.6 11.04~16.76
92~105.8 12.42~18.82 48ヶ月 90.9~104.5 11.83~18.27
95~109.5 13.07~20.24 54ヶ月 93.8~108.1 12.56~19.73
97.8~113 13.71~21.72 60ヶ月 96.5~111.4 13.27~21.2
100.5~116.5 14.37~23.15 66ヶ月 99.1~114.8 14.01~22.69
103.3~119.9 15.03~24.33 72ヶ月 101.6~118.2 14.81~24.22
106.2~123.6 15.55~25.25 78ヶ月 104.2~121.7 15.71~25.77

※平成22年の厚生労働省の調査結果より

乳幼児の月齢別発育値は、成長曲線のグラフのもととなる数値をまとめたものです。グラフは成長の推移としてわかりやすくなっていますが、上記の数値はグラフではわかりにくい、詳しいパーセンタイル値が示されています。

乳幼児の成長の状態を知るためには、体重や身長だけでは詳しく判断することができません。栄養状態などを把握するために、肥満の程度を表す指数も一緒にみることが多いですよ

肥満度を表す指数は、高校生以上から成人までによく聞くBMI(ボディマス指数)と意味は同じですが、生後3ヶ月~5歳くらいの乳幼児の場合はカウプ指数(それ以上~高校生以下まではローレル指数)といって、基準になる数値などが大人とは異なります。

カウプ指数の計算式と基準

● 体重(g) ÷(身長(cm) × 身長(cm))×10
● 基準:13未満 やせすぎ/13~15未満 やせぎみ/15~18未満 正常/18~20未満 太りぎみ/20以上 太りすぎ

赤ちゃんの成長曲線が下回る・上回る原因は?

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赤ちゃんの成長曲線がグラフの帯よりも下回ったり、上回ったりすることもあります。上下のライン近くで成長している赤ちゃんは、測ったタイミングによってはラインから外に出てしまう月もあります。

身長や体重が成長曲線から著しくはみ出している場合や、急にはみ出した場合は、成長不良や心臓などの疾患、成長ホルモンの分泌不足が疑われます。以下のパーセンタイル値の評価基準を参考にしながら、普段の生活で何か気がかりなことがあれば、定期乳児検診時に相談してみましょう。

パーセンタイル値の評価基準

● 10パーセンタイル未満90パーセンタイル超え:成長・栄養などに偏りがあり、経過観察が必要
● 3パーセンタイル未満97パーセンタイル超え:問題がある可能性が高く、場合によっては詳細な検査が必要

赤ちゃんの成長曲線を目安にしつつ、個人の成長をみてあげよう

親子 家族 子供

赤ちゃんの成長曲線(発育曲線)やパーセンタイル値の評価基準は、あくまで目安です。赤ちゃんの出生体重、出生時の状態によっても大きく異なるものなので、数値やグラフだけをみて判断せず、赤ちゃん自身の成長をママやパパがしっかりみてあげましょう。

成長曲線や数値は、他の子の成長と比べるためのものではありません。病気や異変などの変化にできるだけ早く気づくための目安となるものなので、毎月わずかでも体重が増えている場合、安定していて元気な場合は様子をみましょう。

急激に体重が増減することや、体重や身長が順調でも、普段と違う様子があるなど、ママやパパしかわからない変化に気づくことが一番大切なことですよ。

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