妊娠15週!お腹の大きさや体重は?エコーで性別がわかる?

監修専門家 看護師、助産師 河井 恵美
河井 恵美 看護師・助産師の免許取得後、大学病院、市民病院、個人病院等に勤務。様々な診療科を経験し、看護師教育や思春期教育にも関わっていました。助産師の仕事が大好きで、25年以上この仕事をしています。青年海外協力... 監修記事一覧へ

妊娠15週で、妊娠4ヶ月が終わります。これで妊婦生活の3分の1が過ぎますよ。服の上からでもお腹の膨らみがわかるようになり、周囲の人から気遣われることも増えたのではないでしょうか。赤ちゃんの成長を想像しながら、早く性別が知りたい、胎動を感じてみたいという気持ちも出てくると思います。今回は妊娠15週のお腹の大きさや体重といった妊婦さんの状態、赤ちゃんの成長と胎動についてなど、どんな変化が現れるのかをご説明します。

妊娠15週の妊婦さんの状態は?お腹の大きさは?

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妊娠15週頃には胎盤がほとんどできあがり、体調が落ち着いてきます。個人差はありますが、つわりの症状もなくなり、体調のよい日が増える人が多い時期です。吐き気や胃のむかつきなどもなく、食事を楽しめるようになってきます。

妊娠15週には、子宮の大きさが新生児の頭くらいまで大きくなります。お腹の大きさは「子宮底長」の長さで表しますが、妊娠15週は12cm前後が平均です(※1)。

子宮底長は妊婦健診で測定し、基準値と比較して、胎児の発育状態や羊水の量が適切かを確認するためのものです。お腹の大きさは個人差があるものなので、妊婦健診で異常があるといわれなければ、周りと比べて心配する必要はありませんよ。

妊娠15週目以降は体重管理を意識し始めよう

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妊娠15週以降は、本格的に赤ちゃんが成長し、羊水の量なども増えるため、お腹がどんどん大きくなっていきます。つわりが落ち着くと食欲が増し、ママ自身の体重も増えやすくなる時期です。出産時の負担を減らすためにも、ここからはさらにしっかりと体重管理を行いましょう。

日本産婦人科学会は、妊娠全期間を通じての体重増加量を、妊娠前のBMI値が18以下の人は10~12kg、18~24の人は7~10kg、24以上の人は5~7kgと推奨しています(※2)。

妊娠15週の段階では赤ちゃんや子宮もそれほど重くないので、妊娠前と比べてそれほど体重が増えていないかもしれませんが、妊娠15週を過ぎたら、1週間あたり0.3~0.5kgほど増えるのが目安です(※1)。

体重が増えずぎると、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病など、合併症のリスクも高まります。食べ過ぎに注意するのはもちろん、妊娠16週頃からは疲れない程度の適度な運動も心がけ、適正体重をキープしてくださいね。

妊娠15週には鼻血や鼻づまりが起こりやすい?

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妊娠15週頃にも様々なマイナートラブルが現れます。一見、妊娠とは関係がなさそうですが、鼻血や鼻づまりもそのひとつです。

鼻づまりは、ホルモンバランスの変化で鼻の粘膜への血流量が増加し、粘膜が腫れることで起こります。腫れた粘膜が呼吸を遮り、鼻づまりのような症状が現れるのです。

また、腫れた粘膜は柔らかくて傷がつきやすく、ちょっとしたことで鼻血が出てしまいます。

鼻にトラブルがあると「風邪を引いたのかも」と心配になるかもしれませんが、妊娠に伴うマイナートラブルなので過度に心配する必要はありません。妊娠週数を重ねれば自然と治ることもありますが、あまりにもつらい場合はかかりつけの医師に相談してくださいね。

妊娠15週の胎児の大きさは?エコーで性別がわかる?

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妊娠15週の赤ちゃんは、身長約16cm、体重約100gです(※1)。この時期は、体や手足の骨、筋肉などが急成長しています。エコー検査では毎回違った動きが見られるようになるかもしれません。

また、赤ちゃんの頭には髪の毛が生えはじめ、眼や耳、鼻などのパーツもしっかりできてきました。皮膚はまだ薄く、毛細血管が赤く透けて見える状態です。

妊娠15週には生殖器に違いも出てきていますが、エコーで確認できるようになるのは妊娠17〜18週からが一般的です。もう少し待っていてくださいね。

妊娠15週に胎動を感じたら男の子?

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胎動を感じ始めるのは一般的に妊娠18~22週頃で、初産婦は妊娠20週前後、経産婦は妊娠18週前後から感じる人が多いようです(※3)。

早い人は妊娠16週頃から胎動のような気配を感じることもあるかもしれませんが、まだほとんどの人が感じられないので、焦らず赤ちゃんのタイミングを待ちましょう。

また、「妊娠週数が早いうちから胎動を感じたら男の子、遅ければ女の子」という、胎動にまつわるジンクスを聞いたことがあるかもしれませんが、これには医学的な根拠がありません。性別によって胎動に違いが出ることはないので、噂やジンクスは気にしすぎないでくださいね。

妊娠15週には戌の日の準備を

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古来から、妊娠5ヶ月目の「戌の日」に安産祈願をする風習があります。すでにどこの神社にお参りするか決めている人も多いかもしれませんが、誰と一緒にいくのか、初穂料をどうやって納めるのかなど、妊娠15週のうちに改めて確認しておきましょう。

まだ予定を立てていなかった人は、旦那さんや家族と予定をあわせて、いつ、どこにお参りに行くかを考えてみてくださいね。

また、予定を立てても、当日に体調がすぐれないこともあるかもしれません。妊婦さんの体調を優先し、柔軟に対応できるように計画しておくと安心です。

妊娠15週の出血にも注意!安定期に備えよう

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妊婦健診のたびにエコー検査で胎児が育っていく姿を目の当りにすると、生命の神秘を感じますよね。妊娠15週まで一生懸命成長してくれた我が子に、どんどん愛情が湧いてきているのではないでしょうか。

ただし、妊娠15週でも流産などのトラブルが起こる可能性はあります。妊娠中は何が起こるかわからないので、出血や腹痛などの症状が見られたときは早めに産婦人科に相談しましょう。

翌週は妊娠16週、いわゆる「安定期」に入ります。ママの体と赤ちゃんの状態が落ち着いて、妊娠期間のなかでも特に行動がしやすくなる時期です。無理のない範囲で体を動かすなど、気持ちをリフレッシュさせて、これからのマタニティライフを楽しんでくださいね。

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