1歳0ヶ月(生後12ヶ月)の赤ちゃんの成長は?体重や身長は?

監修専門家 助産師 佐藤 裕子
佐藤 裕子 日本赤十字社助産師学校卒業後、大学病院総合周産期母子医療センターにて9年勤務。現在は神奈川県横浜市の助産院マタニティハウスSATOにて勤務しております。妊娠から出産、産後までトータルサポートのできる助... 監修記事一覧へ

赤ちゃんが1歳になると、行動範囲が広がり個性も出てくるので、ますます成長が楽しみになりますよね。「振り返ると、あっという間の1年だった」と感じるママやパパが多いのではないでしょうか。今回は、そんな1歳0ヶ月の赤ちゃんの身長や体重、成長や育児のポイントをご紹介します。

1歳の赤ちゃんの身長・体重は?

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生後12ヶ月の赤ちゃんは、厚生労働省の成長曲線をみると、身長68.3~79.6cm、体重7.16~11.04kgで、生まれたときと比べて、身長は約1.5倍、体重は約3倍に成長しています(※1)。

皮下脂肪が減ることで体重の増加が少なくなり、筋肉がしっかりとして引き締まった「幼児」に近い体つきになっていきます。寝ていたことで薄くなっていた後頭部の髪も、次第に濃くなっていきますよ。

生後12ヶ月・1歳の赤ちゃんの身長・体重

● 男児 身長:70.3~79.6cm  体重:7.68~11.04kg
● 女児 身長:68.3~77.8cm  体重:7.16~10.48kg

1歳の赤ちゃんの成長や育児のポイントは?

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1歳頃は、発達に個人差が目立ってくる時期ですが、他の子と比べず、赤ちゃんの成長を見守りましょう。感情表現も豊かになり、一語文や意味のある言葉を話す機会が多くなります。

子供が興味を持つような遊びを積極的に取り入れ、子供の行動に反応してあげることで、コミュニケーションを図っていけるといいですね。

1歳の赤ちゃんの主な発達

● 親指とひとさし指で小さなものをつかむことができる
● ひとりで立てるようになる
● 大人の言葉を理解できる
● 大人のしぐさを真似する
● 一語文を話すようになる
● 感情表現が豊かになり、自己主張する
● 栄養のほとんどを食事から摂る

1歳の離乳食の量やご飯の硬さは?

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1歳頃の離乳食は、ママやパパと同じ朝・昼・夜の3回食が定着する時期で、1日に必要な栄養の約80%を離乳食から摂取します。

「噛む」ことの基礎を作る時期で、様々な食材が食べられるようになることから、大人とほぼ同じメニューを食べられます。ただし、味つけは薄めで、ご飯は「米:水=1:1.5~2」を目安に、野菜などは歯ぐきで嚙める硬さに調節してあげましょう。

1回の食事量には個人差があり、好き嫌いや食べムラが出る時期でもあります。消化吸収能力は未発達なので、食事で摂れなかった栄養を補うために、おやつを与えましょう。

おやつは、即効性のエネルギー源となる炭水化物をメインに、果物、牛乳などを添え、1食100kcalが目安。おやつを通して食べものへの意欲や好奇心を育てていくのもいいですね。

離乳食の1回あたりの目安量(1歳頃)

● 軟飯・ご飯:90~100g(子供茶碗に軽く1杯)
● 野菜・果物:40~50g
● たんぱく質(1~2品組み合わせる):魚15~20g、肉15~20g、豆腐50~55g、卵(全卵)1/2~2/3個、乳製品100g

1歳の離乳食のポイント

主食・主菜・副菜に分けた献立が理想です。おにぎりやスティック状の野菜、おやきなど、手づかみできるようなメニューで、引き続き赤ちゃんの食べる意欲を後押ししてあげましょう。

多少食べ方が汚いと感じたり、周囲を汚すような食べ方をしても、成長の一環として捉え神経質にならないことが大切です。ママの片づけが大変なときは、椅子やテーブルの下に大きめのビニールや新聞紙を敷くなど工夫しましょう。

1歳の誕生日は特別な離乳食でお祝いしてあげるのもいいですね。

1歳の赤ちゃんの生活リズムは?夜泣きが激しくなるの?

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生後12ヶ月頃の赤ちゃんは、生活リズムが安定し、日中のお昼寝は1回、夜は朝までぐっすり眠ることが増え、1日の睡眠時間は11~13時間程度になります。

日中はよく動き、外に興味を持つようになるので、歩行が安定していれば午前中に公園で遊ぶのもいいですね。夜は遅くても21時には寝かせられるよう、お昼寝やお風呂、夕飯の時間をある程度決めておきましょう。

一方で、夜泣きが激しくなる赤ちゃんもいます。抱っこしてあやしてものけぞったり、離れようとしたり、何をやっても1~2時間は泣きっぱなしというケースも。

子守唄を習慣づけると、「ねんねの儀式」だと理解して、眠りにつきやすいといわれているので試してみてくださいね。

1歳の赤ちゃんは質の良い睡眠を意識する

脳や体の成長に影響を及ぼすといわれている「成長ホルモン」は眠っている間に集中的に分泌されるため、しっかりと睡眠をとることが重要です(※2)。夜の就寝時間は21時を過ぎないようにしましょう。

夜泣きはママやパパが冷静に対処する

夜泣きが続くと、泣き声が近所迷惑にならないかという心配や身体的な疲労でママやパパがイライラしがちですが、赤ちゃんはそのイライラを敏感に感じとります。

まずはママが落ち着いて、赤ちゃんの胸や背中を軽くトントンしながら、夜泣きがおさまるのを根気強く待ちましょう。

1歳の赤ちゃんは言葉をどれくらい発する?

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1歳頃になると、「ママ」「パパ」「ブーブ」「ワンワン」など意味のある一語文をいくつか話せるようになります。積極的に返事や会話をして、赤ちゃんの言葉の発達を助けてあげましょう。

自分の意思を伝えたいという気持ちが育ち、知っているものをみると「あっ!」と、指さしをすることもあります。言葉の理解が進んでいくと、赤ちゃんは大人の言っていることを真似したがるようにもなります。

発声するには唇を上下に開け閉めしたり、舌を前後に動かしたりという複雑な動作が必要で、離乳食を通して口唇の機能を発達させていきます。

赤ちゃんの成長ペースは様々なので、言葉を無理に詰め込むのではなく、日々の生活や遊びの中でコミュニケーションを取りながら育んでいけるといいですね。

1歳になったら卒乳や断乳をした方がいいの?

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1歳頃の赤ちゃんは、ミルクは1日400mlが目安で、母乳は欲しがるだけ与えてあげてください。離乳食をしっかり食べられるようになったら、食後の授乳は自然と減っていきます。

卒乳や断乳を考えているようであれば、フォローアップミルクも検討してみましょう。コップやストローの練習のために、マグに入れて飲ませてあげるのもいいですよ。

授乳がママにとって負担でなければ、無理にやめる必要はありません。昔は「1歳を迎えたら3日間は子供に我慢をさせて断乳する」という考え方もありましたが、厚生労働省による「授乳・離乳の支援ガイド」では、「いつまでに終える」とは明記しないようになりました。

「赤ちゃんに合わせるように」と改定され、2歳頃まで赤ちゃんが欲しがれば与えてあげるという考え方が広まっています(※3)。

1歳の赤ちゃんの予防接種スケジュールを確認しよう

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1歳になったら、予防接種スケジュールを再確認しましょう。1歳で初めて接種するものや、追加摂取するものもあります。すでに受けたもの・まだ受けてないもの・1歳で受けるものを整理して、医師とスケジュールを確認してください。

働いているママで1歳以降に保育園入園を検討している場合、入園までに必要な予防接種があります。定期接種はもちろん、任意でも保育園によっては接種が必要な場合もあるので、チェックしておきましょう。

1歳の成長をお祝いをしよう

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1歳の誕生日を迎えると、表情や行動が少しずつ子供らしくなってきて、ずいぶん大きくなったなと感じますよね。

1歳の誕生日には、生まれてから1年、赤ちゃんが無事に育ってくれたことはもちろん、頑張ったママとパパにお互いお疲れさまの気持ちを込めて、家族でお祝いをしましょう。

1歳の1年間は、また新たな成長が待っています。日々できることが増えていくので、温かく見守ってあげてくださいね。

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