大切な節目である1歳の誕生日を、どうお祝いしようかと悩む人は多いのではないのでしょうか。今回は、1歳の誕生日におすすめの離乳食レシピをご紹介します。
いくつかを組み合わせたり、赤ちゃんの好きな食材をプラスしてアレンジをしたりして、誕生日の献立を考えてみてくださいね。
3大アレルゲン(卵・小麦・乳製品)には材料名に★マークをつけています。医師と相談のうえ進めてください。他の食材におきかえても構いません。
1歳の誕生日離乳食を作るときの注意点は?
アレルギーがない場合、1歳を迎える頃の赤ちゃんはほとんどの食材が食べられるようになっていますが、生ものや脂っこいものは避けてください。
調味料を使う場合も、少量にして薄味にしましょう。
お祝いの席なので、普段使わない食材で作りたい人もいるかもしれませんが、なるべく食べ慣れている食材を使うのが安心です。
赤ちゃんが好きなものを中心にしたり、盛り付けを工夫したりして、赤ちゃんが喜ぶ誕生日離乳食を作れるといいですね。
1歳の誕生日におすすめのケーキ離乳食レシピ!
食パンケーキ
材料(2食分)
- 1ヨーグルトをザルにあけ、1時間以上水切りする。
- 2食パンを大きめのコップなどで、1枚ずつ丸の形にくり抜く。
- 32の生地を2枚重ねにし、1のヨーグルトをデコレーションする。
- 4キウイフルーツは、種と芯を取り除き、みじん切りにする。
- 5いちごは、薄くスライスする。
- 63のケーキ土台に4、5、ボーロを乗せ、デコレーションする。
誕生日に欠かせないバースデーケーキ!市販の生クリームたっぷりのケーキは赤ちゃんには甘すぎるので、食パンやヨーグルトを使った手作りケーキがおすすめです。卵の入っていない食パンを使えば、卵アレルギーの赤ちゃんも食べられますよ。
ヨーグルト蒸しケーキ
材料(2食分・4個)
- 1ボウルに、ヨーグルト、ホットケーキミックス、牛乳を入れてよく混ぜ合わせる。
- 21にレーズン、ゆでたとうもろこし、湯むきして種を除いた角切りのトマトを加え、混ぜる。
- 32の生地を型に流し、スチーマーに入れ、電子レンジで2〜3分加熱するか、蒸し器で10分程度蒸す(※1)。
- 1竹串を蒸しパンに刺して、中まで火が通っているか確認しましょう。加熱し過ぎると、生地が固くなってしまうので、様子を見ながら蒸してください。
牛乳のコクと具材の食感が楽しめる簡単に作れる蒸しケーキです。いくつか作って冷凍しておくと時短になりますよ。
マッシュポテトのカラフルケーキ
材料(1食分)
- 1じゃがいもはやわらかくゆでで、マッシュする。
- 21に牛乳、塩、バターを加え、全体をよく混ぜる。
- 32を皿に乗せ、ケーキ型に成形する。
- 4にんじん、インゲンはゆでてみじん切りする。
- 53の上に4を乗せ、彩りよくトッピングする。
1歳の誕生日におすすめの主菜・副菜レシピ
ひじき入りハンバーグ
材料(2食分)
- 1乾燥ひじきを水に戻して、みじん切りにする。
- 2玉ねぎをみじん切りにする。
- 3とうもろこしはゆでて粒に分けておく。
- 4ボウルに1、2、3とすべての材料を入れ、肉に粘り気が出るまで手でこねる。
- 54を適当な大きさに成形する。
- 6フライパンに薄く油をひき、5を入れてフタをして、中火で約1分半ずつ両面を焼く。
鶏ひき肉を使ったさっぱりとしたハンバーグです。つかみ食べの練習ができるので、この時期に特におすすめですよ。
鮭と豆腐のおやき
材料
- 1豆腐をキッチンペーパーなどの上に出し、水切りする。
- 2鮭は電子レンジで30秒ほど加熱し、骨と皮を取り除いて身をほぐす。
- 3ほうれん草は、ゆでてみじん切りにしておく。
- 4ボウルに1、2、3とホットケーキミックスを入れ、混ぜ合わせる。
- 5フライパンをあたためて油をひき、スプーンで生地をすくって落とす。
- 6中火で2分ほど焼き、裏返してさらに2分ほど焼く。
ご飯メニューもおやきにするとパーティーらしくなりますね。具材を変えて、何種類か作ってみるのもおすすめです。
アボカドのカラフルサラダ
材料
- 1トマトは湯むきして種を取り除き、粗めのみじん切りにする。
- 2鶏ささみはゆでで細かくほぐしておく。
- 3アボカドは皮と種を取り、粗めのみじん切りにする。
- 41、2、3を混ぜ合わせる。
献立にサラダを加えると、栄養バランスが良くなります。彩りがばっちりなカラフルなサラダで赤ちゃんも喜びそうですね。
1歳の誕生日の離乳食を作るときのポイントは?
お祝いの離乳食を作るためには事前の段取りが大切です。下記のポイントを参考に、準備を進めてくださいね。
早めに準備をする
誕生日当日はいつもと同じように、おむつ替えや着替え、授乳などで、離乳食をゆっくり作る時間はないかもしれません。
誕生日のお祝いメニューを作る場合は、早めに準備をしておきましょう。冷凍ができる料理は数日前に作っておいて当日に解凍するだけにしておくと楽ですよ。
盛り付けを工夫する
いつもならお皿に盛るだけの離乳食も、1歳の誕生日では盛り付けを工夫してみるのがおすすめ。
ハンバーグに野菜ペーストで顔を描いてみたり、ゆでた野菜を星型にくり抜いてみたりして、パーティープレートを作ると赤ちゃんも喜んで食べてくれますよ。
1歳を過ぎると離乳食も完了期を迎えて、量も多く食べるようになるので、誕生日をきっかけに新しい食器を用意するのもいいですね。
赤ちゃんが元気に成長したことをお祝いしよう
記念すべき1歳の誕生日ですが、だからといって頑張りすぎる必要はありません。赤ちゃんが元気に成長したことをお祝いして、家族でくつろぎながら、楽しく思い出に残る時間を過ごせるといいですね。
※ 赤ちゃんの成長や発達に合わせて無理なく進めましょう。
※ 赤ちゃんが食物アレルギーの診断を受けている、または疑いのある場合は必ず医師と相談のうえ進めてください。
※ レシピの食材は旬のものや自宅にあるものに置き換えてもかまいません(ただし、その時期に食べられる食材かどうかチェックしましょう)。