妊娠7週目は、「妊娠した」という自覚がだんだんと沸いてくる頃ですよね。その分、ちょっとした体の変化にも敏感になり、赤ちゃんに影響がないかと不安になってしまうかもしれません。
今回は妊娠7週目の妊婦さんや赤ちゃんの状態などについてご紹介します。
妊娠7週目の妊婦さんの状態は?
妊娠7週目は、生理の遅れや体調の変化から妊娠に気づき、初診を済ませたという妊婦さんが多い時期です。
今の段階では、外見上の変化はまだほとんどありません。しかし、体内では胎盤が作られはじめるなど目まぐるしい変化が起こり、妊婦さんには以下のような症状が起きやすいです。
つわり
妊娠7週目になると、つわりに悩まされる人が増えてきます。症状には個人差がありますが、吐き気や嘔吐、食欲不振などの症状が起こりやすいです。
つわりで思うように食事が摂れなくても、この時期の赤ちゃんはもともと妊婦さんが蓄えていた栄養で成長できるので、心配しすぎないでくださいね(※1)。
体調を最優先にして「少量ずつ、食べられるものを、食べられるときに食べる」ようにして対策しましょう。
ただし、脱水にならないように水分はしっかり摂るようにしてください。水分も飲めないようなときや、体重が急激に減少しているときなどは、無理せず早めにかかりつけの産婦人科を受診するようにしましょう。
感情の起伏が激しくなりやすい
エストロゲンやプロゲステロンといったホルモンの分泌量が増えて、感情の起伏が激しくなったり、落ち込みやすくなったりします。
思うように感情のコントロールができなくなって不安を感じるかもしれませんが、一時的なことなのでしばらくすれば落ち着いてきますよ。
何かあったらパートナーや家族、友人を頼って、ストレスを溜め込まないようにしてくださいね。
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妊娠7週目の赤ちゃんの状態は?エコーで大きさや心拍がわかる?
妊娠7週目に入ると、赤ちゃんの頭殿長(頭のてっぺんからお尻までの長さ)は約1cmほどになります(※2)。
赤ちゃんが入っている胎嚢の大きさはコーヒー豆くらいになっているので、エコー検査ではっきりと確認できますよ。
その小さな体内では、心臓が力強く動き出しているので、妊娠7週目に入れば心拍が確認できます。
赤ちゃんの姿は、頭と胴体が区別されて少しずつ人間らしくなります。2頭身で頭が大きい状態ですが、鼻や上唇などの顔の細部が形成されてきました。
まだ指ははっきりと分かれてはいませんが、指紋が作られ始めています。
妊娠7週目に注意しておきたいことは?
妊娠7週目には、自己判断で薬やサプリメントを飲まないようにしましょう。
妊娠4〜15週の間は、赤ちゃんの器官形成期で、薬物などによる奇形が起きやすい時期。なかでも妊娠4〜7週は臨界期と呼ばれ、特に注意が必要です(※1)。
もともと定期的に飲んでいた薬やサプリメントがある人は、まずは産婦人科の医師に相談して、継続して飲んでいいのかを確認しましょう。
体調が悪くなったときも、自己判断で手元にある薬などは飲まないようにしてくださいね。
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妊娠7週目にしておくといいことは?
妊娠7週目には、里帰り出産をするか検討してもいいかもしれません。
里帰り出産をする場合は、口コミや家族や友人などに地元の産婦人科の評判を確認しておきましょう。
初診はいつまでに受ければいいのかや、転院のときに必要なものなどを電話などで聞いておくといいですね。
妊娠7週目は体調の変化が起きやすいとき
妊娠7週目は、赤ちゃんの心拍が確認できて安心した人も多いのではないでしょうか。
まだお腹のふくらみなどの外見上の変化は感じにくいですが、体調は大きく変化していくためストレスを感じやすい時期です。無理をせず、ゆったりと過ごしてくださいね。