子供の習い事は何歳から?人気が高いのはどんなお稽古?

子育てをしているママやパパは、子供の習い事について一度は考えたことがあるのではないでしょうか。習い事をはじめる時期はそれぞれの家庭の方針によって様々ですが、子供が幼い頃から習い事を経験させる家庭も多いようです。では、一般的に何歳から始めることが多いのでしょうか。今回は、子供が習い事を始める年齢と、人気のある習い事や費用についてご紹介します。

子供の習い事は何歳からがベスト?

3歳 子供 遊び アスレチック

子供が習い事をはじめる年齢は、3歳が最も多いといわれています。自分の意思や考えなども持ち始め、少しずつ会話ができるようになる時期です。運動能力も発達し、歩行の安定や、指先で細かい作業ができるなど、一人でできることが各段に増えてきます。

教えたことを習得しやすいという理由もありますが、習い事をする教室が比較的受け入れやすい年齢であることも、3歳から習い事をはじめる子供が多い理由の一つです。

子供の習い事で人気が高いのは何?

子供の習い事では、性別や年齢を問わず水泳が特に人気です。水泳を習う主な理由は「丈夫な体にしたい」「早いうちに水に慣れて欲しい」「泳げたほうが良いから」など様々。

また、「水への恐怖心がないうちに始めたほうが楽」という理由から、0~2歳と小さな頃から水泳を始める家庭もあります。その他、人気の高い習い事を年齢別にご紹介します。

0~2歳に人気の習い事

子供 女の子 水泳 プール スイミング

ベビースイミング
● リトミック・ベビーリトミック
ベビーサイン
ベビーマッサージ
ベビーヨガ
英語
● 幼児教室

0~2歳は、一人ではできないことが多いので、ママと一緒に行うことがほとんどです。この時期は、何かを勉強したり、覚えさせたりすることよりも、ママと一緒に色々なことに触れて、体験して、感覚を刺激してあげることが重要。

ママの気分転換や赤ちゃんとのコミュニケーションを兼ねて楽しむことが大切です。

3~4歳に人気の習い事

ピアノ 子ども

ピアノ
バレエダンス体操
英会話
● 公文
スイミング・水泳
サッカー
● テニス
● ゴルフ

3~4歳は、特に「聞き取る」ことが発達する時期。数字の理解や、英語のアクセントを聞き分けやすいことから英会話や幼児用の学習塾に通い始める家庭が多いようです。音にも敏感な時期なので、ピアノなど音楽を始める子も。

また、運動能力の発達とともに協調性も備わってくることから、サッカーやテニスなど、集団で行うスポーツも人気です。

5~6歳に人気の習い事

小学生 習い事 ダンス 形態 23204774

ピアノ
バレエダンス体操
書道・習字
そろばん
● 公文・学習塾
スイミング・水泳
サッカー
● テニス

5~6歳は小学校に入る準備として、机に向かう習慣や集中力をつけることを重視し、書道やそろばんなど学習系の習い事を始める人も増えます。スポーツ系では、学校の必修科目となるダンスを事前に始める家庭も。

5~6歳になると、自分の意思で習い事を選ぶことや、友達から影響を受けて、同じ教室に通い始めることも珍しくありません。

小学生に人気の習い事

小学生 男の子 プログラミング
スイミング・水泳
英会話
ピアノ
体操
● 公文・学習塾
サッカー
書道・習字
空手
● プログラミング

小学生になると、塾や英会話などの実用的な習い事をさせる家庭が増えます。特に最近では、平成32年度から小学校でプログラミングが必修化されるため、それを教えるプログラミング教室なども人気があります(※1)。

また、共働きの家庭の場合、放課後にママやパパがいない時間に子供を一人にさせないために習い事をさせる家庭もあるようです。

子供の習い事にかける費用の平均は?

お金 計算機 お札

子供の習い事にかける費用は、5,000~20,000円前後が平均的な金額です。月謝以外に、交通費や追加で必要となる教材費の他、スポーツ系の習い事をしている場合、「習い事の後に食費もかかるようになった」という声もあります。

最近は、習い事を2~3個掛け持つことも珍しくなく、子供にかける習い事への費用は家庭や兄弟の数によって異なります。

子供の興味や好奇心を育む習い事を!

子供の習い事については、時代や家庭によって様々な考え方があります。「プロを目指すなら幼いうちから始めるのがベスト」という説があるように、幼いうちからきっかけを作ることで芽が出やすくなる場合もあります。

しかし子供が小さい頃に始めたからといって、必ずしも実を結ぶとは限りません。子供が幼いうちは、親子のコミュニケーションや、子供の興味や好奇心を育むことを大切にしましょう。

そのなかで子供がより深く学びたいものに出会ったときには、親として、できる限りのサポートをしてあげられると良いですね。

※参考文献を表示する

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