ベビーヨガとは?いつから?家でできるポーズを試してみよう!

生まれたばかりの赤ちゃんは、言葉が通じず、反応も薄いことから、どうやって遊んであげたら良いのか迷うママ・パパも多くいます。そんなときにおすすめなのが、ママ・パパと赤ちゃんが一緒に楽しめる「ベビーヨガ」です。今回は、ベビーヨガがどういうものなのか、いつから始められるのか、赤ちゃんとできるポーズ例をご紹介します。

ベビーヨガとは?どんな効果があるの?

ベビーヨガ 日本人

ベビーヨガとは、ママと赤ちゃんがスキンシップを楽しみながらできるようにプログラムされたエクササイズです。

赤ちゃんを抱えたり、ママの背中に乗せたりしながらヨガのポーズを行うのが特徴で、スキンシップを通して信頼関係を深める効果があるともいわれていますよ。

スキンシップのなかには、ポーズを一緒にとるだけでなく、赤ちゃんの体に触れることも含まれます。普段はなかなか意識して触ることがない赤ちゃんの腕や足の隅々に触れることで、筋肉を刺激して運動機能の向上を図ったり、全身を使ったママとのスキンシップにより赤ちゃんの心を刺激したりする効果も期待できます。

最近は、ベビーヨガを開催する場所も増えてきています。近所のカルチャーセンターやスポーツスタジオなどを探してみてくださいね。

ベビーヨガはいつからできるの?

赤ちゃん 抱っこ 日本人

ベビーヨガは、生後1~2ヶ月頃からでもはじめることができます。ポーズによっては、赤ちゃんの首がすわってからの方が良いものもあります。自宅で行う場合は月齢にあったポーズを行うようにしましょう。

しかし、この時期はまだ産後間もないので、ママの体調に波があり、すぐに疲れてしまうこともあります。また、ベビーヨガ教室に通う場合は、赤ちゃんもまだ外出に慣れていない時期のため無理をしないことが大切ですよ。

赤ちゃんやママの1ヶ月健診で、医師から運動や外出の許可がでたら、気分転換も兼ねて始めてみましょう。教室などに通う場合は、生後3ヶ月くらいからが良いかもしれませんね。

ベビーヨガを楽しむのは大体1歳半くらいまでが一般的のようです。立って歩けるようになったら、ベビーヨガではなく、一緒にポーズをとる親子ヨガがおすすめですよ。

ベビーヨガをするときの準備や服装は?

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ベビーヨガをするときの服装に決まりはありません。ママは赤ちゃんに合わせて体勢を変えやすいように、体を締めつけない楽な服装を選びましょう。

赤ちゃんの服は、厚着をさせず、普段の部屋着や動きやすい外出着にしましょう。赤ちゃんが楽しくて笑ったり、手足を動かして喜んだりすると汗をかくこともあるので、着替えを一式準備しておきたいですね。

なかには、室内を暖かくして、赤ちゃんはおむつだけの姿にして行う施設もありますよ。

ベビーヨガを始めるときは、ママと赤ちゃんの準備運動が必要です。楽しくベビーヨガが行えるよう、まずは以下の方法で、心と体をリラックスさせてあげましょう。

赤ちゃんの心をほぐす

眠かったり、お腹がすいていたりしないか、体調や機嫌が悪くないかをまずはチェックしましょう。始めるときは、「これからママとベビーヨガしようね」と、状況を説明してあげると良いですね。言葉がわからなくても、毎回繰り返すことで心の準備ができるようになっていきますよ。

赤ちゃんの体をほぐす

心をほぐした後は、赤ちゃんの体を優しくマッサージして、体の緊張をほぐしてあげましょう。赤ちゃんを寝かせた状態で、腕や足、体をさすってあげると、リラックスした状態でベビーヨガに臨めますよ。

ベビーヨガで赤ちゃんとできるポーズは?

ここでは、ベビーヨガの代表的なポーズをいくつか紹介します。自宅でも簡単にできるものばかりなので、気軽にチャレンジしてみてくださいね。

丹田呼吸

ベビーヨガ 丹田呼吸

1. あぐらの姿勢で、赤ちゃんを乗せる
2. 赤ちゃんを抱いたまま、鼻からゆっくり息を吸い、胸を膨らませる
3. 呼吸を止め、胸に溜まった空気を下腹へ移動させるようなイメージでお腹を膨らませる
4. お腹をへこませながら息を吐き出す

胸を開くポーズ

ベビーヨガ 胸を開くポーズ

1. 膝を立てて座り、赤ちゃんを太ももの上に仰向けに寝かせる(首が据わっていない赤ちゃんは膝を立てずに伸ばした状態)
2. 息を吐きながら赤ちゃんの両手を優しく頭の方に伸ばして胸を開く

ブランコのポーズ

ベビーヨガ ブランコのポーズ

1. 座った状態の赤ちゃんの足裏を合わせて、足首を両手でつかむ
2. 腕で赤ちゃんの体を支えるようにして持ち上げる
3. 前後左右に優しく揺らして赤ちゃんが好きな歌を歌ってあげる

ローリングバック

ベビーヨガ ローリングバック

1. 膝を立てて体育座りをする
2. 足の甲の部分に赤ちゃんを座らせて向かい合う
3. すねを赤ちゃんの胸に当てるように抱く
4. 背中を丸めて後ろに体を倒し、赤ちゃんを前後に揺らす

ベビーヨガをするときの注意点は?

赤ちゃん 泣かない 真顔 日本人

ベビーヨガをするときは、赤ちゃんの生活リズムやペースに合わせてあげることが大切です。お昼寝前や授乳・離乳食後は避け、赤ちゃんが活動するタイミングを見計らって行うようにしましょう。

特に、食後は食べ物を消化しきれていない状態なので、吐いてしまうこともあります。食後1~2時間は、ママも含めてベビーヨガを避けるようにしてくださいね。

教室に通っている場合は、その日の体調に合わせてやるかやらないか判断することも大事です。ママの体調が悪化すれば、赤ちゃんのお世話もできなくなってしまいます。赤ちゃんにも無理は禁物なので、いつもと様子が違うようであれば、ゆっくり休むようにしてくださいね。

また教室によって、通える月齢に制限があるケースも珍しくありません。通う場合は、事前によく確認してから申し込むようにしましょう。

ベビーヨガで赤ちゃんとスキンシップしよう!

ベビーヨガは、運動をして体を鍛えるというよりも、赤ちゃんとのスキンップを楽しむものです。お互いに無理がなく、体調が良いときを見極めて行うようにしてください。

ベビーヨガ以外でも、赤ちゃんとのスキンシップを目的としたエクササイズはたくさんあります。赤ちゃんをマッサージしてあげる「ベビーマッサージ」や、ヨガとマッサージを組み合わせた「ベビーヨガセラピー」もママたちから人気を集めていますよ。

産後の気分転換も兼ねて、ママや赤ちゃんに合ったスキンシップ方法を探してみてくださいね。

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