パパ・ママと赤ちゃんのやりとりは、赤ちゃんの心を穏やかにする働きがあります。そのなかでも、赤ちゃんの頭や心の発達を促し、赤ちゃんの情緒を豊かにするのが、絵本を読んであげること。
今回は、保育士が0歳頃の赤ちゃんにおすすめの絵本を厳選!こそだてハックで人気の絵本と合わせて、13冊紹介します。
保育士が選ぶ、0歳の赤ちゃんに読み聞かせたい絵本
1. だるまさんシリーズ「が・の・と」(3点セット)

ユーモアにあふれた「だるまさんシリーズ」は、赤ちゃんに大人気のベストセラー絵本。ストーリーはありませんが、ページをめくるたびにだるまさんが繰り広げる面白い動きとかわいい表情に、ぐんぐん引き込まれていきますよ。
「音で楽しめる絵本だからか、2ヶ月の娘が集中して聞きます」「この本を読んであげると、娘がだるまさんの真似をしてかわいい」と、口コミでも大好評。プレゼントにもおすすめです。
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- 2,805円
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れいこ先生
なぜか赤ちゃんの反応がいい、だるまさんシリーズ。「が、の、と」3冊セットがおすすめですよ。真似っこして赤ちゃんもママも楽しい絵本です。娘が一番好きな絵本でした。
2. どうぶついろいろかくれんぼ

赤ちゃんのために考えて作られた、ユニークな型抜きしかけ絵本。いろいろな形のかたぬきページをめくると、隠れていた動物が次々とあらわれます。「次は何かな?」と問いかけながら親子で一緒に楽しめますよ。
カラフルな原色の色使いも、赤ちゃんに人気の理由。乗り物や果物など、シリーズ展開もしているので、気に入ったらチェックしてみてくださいね。

れいこ先生
かくれている動物をみつけては大喜び。保育園でも人気の一冊です。赤ちゃんの不思議そうな顔、わかった時の嬉しそうな顔が見られて、読み手も楽しい絵本です。思考力もつきますよ。
3. くっついた

ページをめくると、金魚やアヒル、ゾウやおさるさんが、「くっついた!」。口でくっついたり、鼻を合わせたり、手をつないだり、いろいろなくっつきかたがあって、かわいらしいですよ。
最後は赤ちゃんのほっぺたをはさんで、パパとママと一緒に「くっついた!」。真似してくっつきあえば、家族みんな笑顔になれそうですね。めくる楽しさがいっぱいで、赤ちゃんが絵本を好きになるきっかけにもなりそうです。

れいこ先生
大好きなママやパパとくっついてスキンシップがとれる一冊です。赤ちゃんがこの本を読むとよく笑うのは、やはり温もりが感じられるうれしい本だからではないでしょうか?
4. とびだす!うごく!どうぶつ

ページを開くごとに、びっくり!キリンの首が伸びたり、カバが大きく口を開けたりと、楽しいしかけがいっぱいの絵本です。わらべきみかさんのシンプルで味のあるイラストもとっても愛らしく、ママからも人気の一冊。
ミニサイズなので一緒にお出かけできるのも魅力です。「ダイナミックなしかけは大人も感心するほど!」「外出する際にとっても重宝しています」と、うれしい口コミも多数寄せられていますよ。

れいこ先生
どうぶつが隠れていたり、動いたりと、しかけ絵本になっているので、赤ちゃんも大好きです。この絵本のおすすめは小さくて持ち運びが便利な点。移動の時に忍ばせてもかさばりません。お姉ちゃん、お兄ちゃんが下の子に読んであげやすいのもおすすめの理由です。
次からは、こそだてハックで人気のある、0歳頃の赤ちゃんにおすすめの絵本を紹介します。
リズミカルに読める絵本が0歳の赤ちゃんに人気!
5. だっだぁー

「ぶっひゃひゃぁー」「むちゅむちゅ」「だらったらぁーだらぁー」といった擬音語と、それを粘土で表現した表情が、何とも不思議な協和音を奏でる「だっだぁー」。フランスでも出版されるなど、赤ちゃん絵本として不動の人気を確立しているおすすめ絵本です。
声色を変えたり、リズムをつけたりと、ママが読み方を変えるだけで赤ちゃんは大喜び。「絵本を見せるだけでも声を上げて喜ぶ」「泣いていてもこれを読むとぴたりと泣き止む」など、先輩ママからも大好評です。
6. もこもこもこ

詩人である谷川俊太郎と、モダンアート界で活躍する画家の元永定正がおりなす、不思議でおかしな世界の絵本。出てくる言葉は「もこ」「にょき」といった擬音と、イラストのみ。そのシンプルさが、赤ちゃんの感性を育ててくれます。
「子どもが驚くほど食いついた」「言葉を真似して楽しそう」と、口コミでも好評価ですよ。
0歳の赤ちゃんは食べ物の絵本に興味津々!
7. サンドイッチサンドイッチ

ふわふわのパンにバターを塗って、レタス、トマト、チーズを乗せて…。次のページが待ち遠しくてならない、サンドイッチができるまでの過程を描いた絵本です。
登場する食べ物は、どれもみずみずしくて彩り豊か。きれいな絵を見ていたら、同じようなサンドイッチが食べたくてお腹が空いてしまいそうです。食べ物に興味を持ち始めたら、ぜひ読み聞かせてあげてくださいね。
8. くだもの

ページをめくると、まずどーんと大きなすいか。さらにめくるとカットされた真っ赤なすいかが「さあどうぞ」と差し出されます。その後も、ぶどうやなし、りんごなど、日常的に食べる果物たちが、まるで実物が置いてあるかのように鮮やかに描かれていますよ。
思わず手を伸ばしたくなるほど美しい絵に、赤ちゃんも釘付けになること間違いなし。絵本に出てくる果物を、ぜひ赤ちゃんの口にも運んであげてくださいね。
0歳の赤ちゃんは乗り物の絵本が大好き!
9. トンネルねるくん くるま なにかな?

トンネルのねるくんは、いろいろな車と仲良し。そんなねるくんから「次に出てくる車はなにかな?」と、子どもと当てっこしながら読み進められる絵本です。
声に出しやすい擬音語がたくさん登場するので、親子一緒に楽しめますよ。この絵本を読んだら、お出かけで同じような車を見たときに「あっ」と赤ちゃんが気づくかもしれませんね。
10. がたんごとんがたんごとん

がたんごとんと、まじめな顔の黒い汽車がやってきます。駅で待っているのは哺乳瓶。次の駅ではコップとスプーン。乗せるものが増えるたびにどんどんまじめな顔になる愛らしい汽車は、終点に到着すると…。
赤ちゃんはシンプルな繰り返しの絵本が大好き。読み終わっても「もう一回」と、おねだりされてしまうかもしれませんね。
赤ちゃんの絵本で0歳から楽しくお勉強!
11. ごあいさつあそび

かわいらしい絵柄の仕掛け絵本「ごあいさつあそび」。昔からたくさんの赤ちゃんに愛されている一冊です。
「人見知りする」「歯磨きを嫌がる」など困っていることがあれば、同じシリーズの他の絵本を読んであげるのもおすすめ。仕掛けもシンプルで、赤ちゃんでもめくりやすい工夫もうれしいですね。
0歳の赤ちゃんが夢中になる展開の絵本!
12. つみき

つみきが1つ、2つ、3つ…と積み上げられていき、とうとう10個になりました。そこへテントウムシが飛んできて、つみきのてっぺんにぴたっ。ゆらゆらと揺れるつみきは大丈夫なのでしょうか…。
カラフルでシンプルな絵や表情のあるつみきたち、積んでいく小さな手。縦開きに進んでいくお話のなかに、赤ちゃんの好きな要素がたっぷり詰め込まれています。ドキドキハラハラもあり、絵本タイムにぴったりの1冊ですよ。
13. きんぎょがにげた

絵本を開き、大きなページのなかから表紙にもある「ピンクの金魚」がどこにいるのかを探す絵本。一瞬見ただけでは分かりづらいですが、じっくりページを見れば赤ちゃんでも見つけられるように描かれています。
最初は見つけられなくても、少しずつ意味を理解して自分で探せるようになる姿に、赤ちゃんの成長も感じられますよ。兄弟や友達と一緒に本を囲むことで、協調性や集中力も養われそうですね。
絵本で赤ちゃんとのコミュニケーションを豊かに
今回紹介した絵本は、どれもママからの評判が高いものばかりです。ママが「これを読んであげたい!」と心を込めて選んだ本は、きっと赤ちゃんも喜んでくれますよ。親子でコミュニケーションをとりながら、赤ちゃんの絵本に対する興味や関心を高めてあげたいですね。
下記では、赤ちゃんの五感を刺激するおすすめの布絵本を紹介しています。こちらも合わせてチェックしてみてくださいね。

アドバイザー:佐藤 令子
さとう れいこ
親和女子大学 児童教育学科 発達教育学部 卒業。
保育士と幼稚園教諭の免許取得後、現在は保育園で4歳児クラスを担当。子どもが大好きで、子ども目線でどう一緒に目の前の遊びを楽しむか、そして一緒に楽しむことを大切にしています。「人に優しく、自分を大切にできる子育て」が目標。プライベートでは、小学1年生の女の子の母。
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