毎日の離乳食づくりは、時間と手間がかかるもの。離乳食が進むにつれて食事回数も料理の種類も増えてくるので、少しでも時短できるとラクですよね。
そこで今回は、離乳食づくりの時短アイデアをご紹介します!
1. 冷凍ストックを組み合わせて時短!
食事のたびに少量の離乳食をつくるのは手間がかかるので、まとめて調理し、1食分に小分けしておく「フリージング」を活用してみましょう。
基本のおかゆ、パスタ、野菜スープ、だし汁などは、常に冷凍でストックしておくのがおすすめ。
別で冷凍しておいた野菜ペーストや肉、魚などと一緒に解凍して組み合わせると、簡単にバリエーション豊かな献立を作ることができますよ。
フリージングの方法や具体的なレシピは、以下の記事を参考にしてくださいね。
離乳食完了期からはある程度の固さ・大きさのものも食べられるようになってくるので、市販の冷凍野菜も便利。
開封後はなるべく早く使い切る必要がありますが、生野菜よりも保存期間が長いためストックにぴったりですよ。
2. 離乳食後期からは「取り分け」で時短!
食べられる食材や調味料が増え、大人の食事に近づく離乳食後期からおすすめなのが、大人と同じ食材を使って調理し、味付けのタイミングで分ける「取り分け離乳食」。
うどんや混ぜご飯、炒めものなど、赤ちゃん用に取り分けた後で調味料を足すと、大人用の食事ができるので時短になりますよ。
またママ・パパと同じメニューを一緒に食べるのは、赤ちゃんにとっても嬉しいことです。
「大人と同じものを食べたい」という赤ちゃんの欲が満たされると、食事の時間がもっと楽しくなり、食が進むかもしれませんね。
取り分け離乳食レシピは、以下の記事を参考にしてください。
3. 食材の加熱は電子レンジで時短!
品数や食べる量が増える離乳食後期以降は、食材に熱が均一に伝わり、素早く加熱ができる電子レンジを使うのがおすすめ。
また電子レンジによる加熱には、ゆでるよりも食材の栄養素が逃げにくいというメリットもありますよ。
詳しいレシピは以下の記事でご紹介しています。
4. ベビーフードを活用して時短!
市販のベビーフードはそのまま食べるだけでなく、離乳食のアレンジに活用するのも時短になるひとつの方法です。さまざまな食材や味付けを取り入れやすく、メニューの幅が広がりますよ。
たとえば、具だくさんの煮付けやクリーム煮のベビーフードをパスタやおかゆにかけると、あっという間に1品の出来上がりです。
また下ごしらえが大変な魚や肉は、フリーズドライのベビーフードが便利。スープやうどん、おかゆなどに混ぜるだけで、簡単に彩りや栄養をプラスできますよ。
離乳食の時短アイデアを活用しよう!
離乳食づくりは、食材の下ごしらえや栄養バランスなど考えることがたくさんありますが、今回ご紹介した時短アイデアを活用すると少しずつ手間を減らせます。
離乳食は「食べることを楽しむ」のが大切なので、毎日完璧を目指して頑張りすぎず、赤ちゃんと一緒に楽しい食事の時間を過ごせるといいですね。