骨盤矯正ダイエットの効果は?手軽にできるおすすめの方法は?

記事監修 鍼灸マッサージ師 島田 健
島田 健 累計約3万件の施術経験。東京医療専門学校本科にて鍼灸按摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。在学中より様々な著名人やアスリートの通う治療院に勤め、その後コンディショニング施設にて治療面とトレーニング面か... 続きを読む

産後、なかなか戻らない体型や体重に悩む女性は多くいますが、これは妊娠による骨盤の歪みが大きく影響しています。しかし、骨盤が歪んだと聞いても、実際にどうやって治せばいいのかわかりませんよね。そこで今回は、骨盤矯正ダイエットの方法について、効果をはじめ、ベルトを使う方法や手軽にできる方法を注意点を含めご紹介します。

産後、体型や体重はすぐに戻らないの?

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赤ちゃんを産んだとしても、ママの体重や体型はすぐに妊娠前の状態に戻るわけではありません。産後直後は、赤ちゃん+羊水+胎盤などの重さとして、4~5kgくらいしか減らないことがほとんどです(※1)。

その後、体の回復や母乳育児によって産後3ヶ月は体重が急激に落ちることが多くなりますが、それ以降は変化がゆるやかになりやすく、産後6ヶ月頃には骨盤の締まりや周辺の筋肉が安定するのが一般的です。

しかし、何もしなければ3~5kgは体重が残ってしまう場合もあります(※2)。特に、妊娠中にカロリーオーバーしていた人は体重が落ちにくく、産後に不規則な生活が続いたり、母乳によるエネルギー消費で間食が増えたりした場合は、妊娠前より太ってしまうことも。

さらに、妊娠中に筋力(腹筋)が落ちたことで、ぽっこりお腹になってしまうほか、基礎代謝が低下して、下腹部やお尻、お腹周りについた皮下脂肪が蓄積されることもありますよ(※1)。

骨盤矯正ダイエットの効果は?

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産後は、出産を通して骨盤が大きく開いているだけでなく、内臓を支えている骨盤底筋群がゆるんでいる状態です。代謝が悪くなっており、脂肪を溜めやすくなることに繋がります(※1,2)。

そんなときは、骨盤矯正をすることで、骨盤の中にある内臓(膀胱・子宮・直腸)が正しい位置に戻り、代謝が上がるほか、お腹周りの膨らみもすっきりしてきます。

さらに、骨盤底筋をはじめとしたインナーマッスルを鍛えることで、より基礎代謝が上がりやすく、太りにくい体を作ることができます。

産後すぐは、脂肪組織にも流動性があり、体重を落としやすい状態です。この時期に、骨盤矯正を受けたり、意識的にウォーキングなどをしたりすることで、体重や体型を戻す効果が期待できます(※2)。

骨盤矯正ダイエットはベルトを使うの?

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骨盤矯正をするために、骨盤ベルトを使うのもおすすめです。骨盤周りに巻くだけなので、赤ちゃんのお世話や日常生活を送りながら、手軽に矯正することができます。

太めのベルトのような骨盤付近に巻きつけるだけのもの、下着と一体型になっているもの、お腹全体までカバーしてボディラインを引き締めるものなど、種類は様々です。

骨盤ベルトを巻くときは、ウエストよりも、骨盤(腸骨)から足のつけ根にかけて巻きつけましょう。特に足の付け根あたりを締めるのがポイントです。位置がずれていると効果が得にくいので、確認しながらつけましょう。

体の回復状況や産後の時期によって、着けられる種類が異なります。どれを着けて良いかわからない場合は、産後1ヶ月の検診時に相談してみてください。

骨盤矯正ダイエットが手軽にできる方法は?

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骨盤矯正をする方法はいくつもありますが、ベルトを巻く以外にも、立ったり座ったりしているときの姿勢を正すことや、軽めの運動をすることも効果が期待できます。

ここでは、ダイエットに時間をかけるのが難しいママに向けて、赤ちゃんが寝ているちょっとした時間に手軽にできる方法をご紹介します。

骨盤矯正椅子で姿勢を正す

椅子に備えつけられる骨盤矯正椅子に座るだけで、自然と骨盤を矯正してくれる効果があります。立っているとき以上に骨盤の歪みを招くのが、座っているときの姿勢です。

骨盤矯正椅子を使うときは、骨盤ベルトを外し、足を組まずに座るのがポイント。テレビを見たり、授乳をしたりしながらできるのでおすすめです。

骨盤矯正ストレッチ

体への負荷が少なく、骨盤の位置を矯正することができストレッチとして、以下の2つがおすすめです。体に強い負担をかけるものではありませんが、悪露の状態やお腹周りに違和感があるときは控えましょう。

● 床に足をのばして座り、左右に腰をひねる
● 肩幅に足を開いて立ち、腰に手を当てながらぐるぐると腰を回す

骨盤体操

赤ちゃんを抱っこしながら行う体操で、一緒に遊ぶ感覚で取り組むことができます。首がすわっていない赤ちゃんは必ず首元を支え、ゆっくり動くようにしましょう。

● お尻歩き…足を前に出した状態で座り、お尻を動かして前に進む
● ゆらゆら体操…赤ちゃんを抱っこしながら座り、膝を45度に曲げます。両足(かかと)を軸に、つま先や体を前後にゆらゆらと揺らす

骨盤矯正ダイエットをするときの注意点は?

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産後直後、特に産後1ヶ月以内は、体の回復を優先しましょう。無理をすると、体の回復が遅くなるだけでなく、体調不良が続くことも。健康的な食事や軽めの運動、補正下着などを中心に、1ヶ月で2kgずつ落とすようなイメージで進めてください(※2)。

産後は「子宮復古」といって、子宮が元の状態に戻るために収縮し、痛みを感じることもあります。産後に骨盤矯正ベルトをつける場合は、しばらくは悪露の状態や体調をみながら注意して使用しましょう。

子宮を回復させるためにつけるベルトもありますが、不調を感じたときは無理につけないことが大切です。少しでも腹部や体調に違和感がある場合はベルトや体操を中断し、体を休めるようにしてくださいね。

骨盤矯正ダイエットで産後のボディラインを整えよう

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骨盤矯正ダイエットは、体への負担が少ないので、育児で疲れているときでも取り組むことができます。

また、産後の骨盤矯正は、自分で行うほかにも整体やカイロプラクティックで受けることもできます。場所によっては産後ケア用の施術もあるので、プロに任せてみるのもおすすめですよ。

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