産後のお腹のたるみを引き締める方法は?伸びた皮も元に戻せる?

記事監修 マタニティ、婦人科系専門の施術家 湯川 優
湯川 優 累計4万件施術。妊産婦さんは去年1000件施術。柔道整復師(国家資格)取得後、大学院にて研究を行い、整形外科勤務を経て整体院開院。施術したアスリートが世界一や日本一に輝き、現在はマタニティを専門としな... 続きを読む

産後ママに多い悩みのひとつがお腹のたるみ。妊娠して子宮は何倍にも大きくなったので、出産後にたるむのは当然です。でも、仕方ないとはいっても、できるだけ早く産前の体を取り戻したいですよね。そこで今回は、産後のお腹のたるみを引き締める方法や痩せるならいつからがいいのかなどをご説明します。

産後にお腹のたるみが出る理由は?皮が伸びたから?

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産後にお腹がたるむ一番の原因は、皮膚そのものがたるんでいることです。

妊娠中はお腹の赤ちゃんが成長するにつれてお腹の皮膚や筋肉が伸びますが、出産後には赤ちゃんがいなくなって急激にしぼみ、余った皮膚がたるみます。一度も膨らませていない風船は固く伸びにくいですが、一度膨らませてから空気を抜くと少しゴムが伸びてタルンとした感じになりますよね。人間の体もこれと同じです。

また、出産で骨盤が開いて、妊娠前に比べて位置が下がっています。筋肉量も減って、お腹周りの内臓が下がる方もいるので、お腹がたるみやすくなっています。

骨盤が開いたままで、筋肉量も少ないままだと、お腹周りに脂肪がつきやすくなってさらにたるみが目立ってくるので、早いうちから対処することが大切ですよ。

産後のお腹のたるみはいつから引き締める?

スケジュール いつから カレンダー

産後のたるんだは、産後1~6ヶ月の間に引き締め始めるのがベストです。

ただ、産後6〜8週間は出産で傷ついた体を癒やすための産褥期にあたり、会陰切開や帝王切開の傷が残っていて痛みを感じやすく、悪露も出ていて、無理をすると体調を崩す恐れがあります。少なくとも産後1ヶ月未満は運動を控えて、骨盤矯正ベルトなどのグッズでケアをするのがおすすめです。

産褥期を抜けて体調が安定してくれば、お腹のたるみ対策を始めましょう。産後6ヶ月までは体重や体型が戻りやすい時期で、矯正したり筋肉をつけたりすることで骨盤を正しい位置に戻しやすいので、それまでに引き締めを行うと効果的です。

産後のお腹のたるみを引き締めるには、骨盤矯正がおすすめ

呼吸 リラックス

お腹のたるみを解消するために大切なことのひとつが、骨盤を正しい位置に戻すこと。産後におすすめの方法が、骨盤矯正ベルトやガードルです。産褥期から無理なく骨盤を引き締めることができますよ。

産褥期から体を動かす骨盤矯正に取り組みたい人は、産褥体操を始めましょう。体操とはいっても、激しく体を動かすわけではなく、寝転んだ状態で胸式呼吸や腹式呼吸をする、足首をパタパタと動かす、お尻の筋肉にギュッと力を込めて引き締めるなど、簡単な動きだけです。

慣れてきたら少しずつ腹筋運動を取り入れるなどで負荷を増やしていけばいいので、ぜひ取り組んでみてください。

筋肉をつけることで、産後のお腹のたるみを引き締める

産後 母親 運動 赤ちゃん

産後2ヶ月が過ぎて産褥期が終わったら、積極的に体を動かして骨盤矯正とお腹周りの筋肉をつけましょう。骨盤の位置が整い、筋肉が引き締まるとお腹のたるみが改善しますよ。

骨盤矯正をしながら、筋肉をつけるには骨盤体操がおすすめです。色々なやり方がありますが、2つの方法をご紹介するので、試してみてくださいね。

骨盤体操1

産後のお腹 骨盤体操1 eversense

1. 仰向けに寝て両腕を大きく広げ、膝を軽く曲げた状態で両足をぴったりくっつける
2. この状態で下半身だけを右側にゆっくり倒す
3. 次に左側にゆっくり倒す(左右5回で1セット)

ポイントは上半身を動かさないようにすること。この体操はお昼寝中の赤ちゃんに添い寝しながらできるので、産後すぐのママにぴったりです。

骨盤体操2

産後のお腹 骨盤体操2 eversense

1. 両足を伸ばして座り、右足を曲げて左膝の外側に置く
2. 胸の前で両手を合わせ、ゆっくり息を吐きつつ上半身を右へねじる
3. その状態をキープしつつ、腹式呼吸を5回行ってからゆっくり上半身を元に戻す
4. 左右を逆にして1~3を行う(左右各3回で1セット)

簡単な体操なので、すきま時間を見つけて試してみましょう。骨盤体操は特別な道具や技術はいらないので気軽にできますよ。

産後のお腹のたるみを引き締めるには食事制限も必要?

野菜

産後のお腹のたるみを取るために、過度な食事制限をする必要はありません。むしろ赤ちゃんに母乳を与えている場合は、赤ちゃんに栄養をとられてたくさんの栄養が必要なので、しっかりと栄養バランスの取れた食事をとることが大切です。

お腹のたるみを取るために脂肪がつかないようにと食事制限をしていると、栄養不足で体の回復が遅れてしまいます。また、栄養が足りないと母乳の質が悪くなることも。

産後は赤ちゃんの夜泣きで深夜に何度も起こされて不規則な生活が続きます。体の回復が遅れると免疫力が落ちて風邪を引きやすくなるので、注意してください。

お腹まわりに脂肪がつくのが怖い人は、脂っこいものや甘いものを控えて、低カロリー・高たんぱくのメニュー中心の食事を心がけましょう。特に和食は、カロリーを抑えながら産後に必要な栄養を摂取できるのでおすすめですよ。

産後のお腹のたるみは、焦らず、ゆっくり引き締めよう

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細いウエストやキレイなボディラインをキープしたいというのは、誰もが思うものです。産後は疲れた体をいたわることが大切ですが、骨盤矯正や運動を意識することで少しずつ引き締めていくことはできます。

産後半年間は体型を元に戻すには最適な時期なので、赤ちゃんのお世話の合間にできることから始めましょう。慣れない育児に追われて大変かもしれませんが、旦那さんや家族にも協力してもらって自分が望む体を目指して焦らずに取り組んでくださいね。

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