妊娠7週目!出血は危険?エコーで赤ちゃんの大きさや心拍がわかる?

監修専門家 看護師、助産師 河井 恵美
河井 恵美 看護師・助産師の免許取得後、大学病院、市民病院、個人病院等に勤務。様々な診療科を経験し、看護師教育や思春期教育にも関わっていました。助産師の仕事が大好きで、25年以上この仕事をしています。青年海外協力... 監修記事一覧へ

妊娠7週目は、本格化してきたつわりに悩まされたり、妊婦健診の際に医師から母子手帳をもらってくるようにいわれたりするので、「妊娠した」という自覚がだんだんと沸いてくる頃です。その分、ちょっとした体の変化にも敏感になり、赤ちゃんに影響がないかと不安になってしまうかもしれません。今回は妊娠7週目の妊婦さんや胎児の状態、出血の危険性、エコーでわかる胎児の大きさや心拍などについてご紹介します。

妊娠7週目の体の状態は?

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妊娠7週目は、生理の遅れや体調の変化から妊娠に気づき、初診を済ませたという妊婦さんが多い時期です。

妊娠7週目の段階では、赤ちゃんが成長し始めていても、外見上の変化はまだほとんどありません。なかには全体的に少しふっくらしてくる妊婦さんもいますが、お腹が目立つほどではありません。

しかし体内での変化はめまぐるしく、妊娠7週目には赤ちゃんに栄養や酸素を供給するために必要な「胎盤」が形成され始めます。

いままでママの体内で生産されていた「プロゲステロン(黄体ホルモン)」や「エストロゲン(卵胞ホルモン)」というホルモンが、これからは少しずつ胎盤で作られるようになります。

妊娠7週目はエコーで胎児の大きさや心拍がわかる?

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妊娠7週目に入れば、胎嚢の大きさは1.5~2cmほどになります(※1)。コーヒー豆くらいの大きさがあるので、赤ちゃんが順調に成長できているか、エコー検査ではっきり確認できますよ。

その小さな体内では、筋肉の動きを司る小脳が発達し、心臓や肺、その他の内臓器官もでき始めています。特に心臓は全身に栄養を送るために力強く動き出しているので、妊娠7週目に入れば心拍が確認できますよ。もし妊娠7週目で心拍が確認できない場合は流産の可能性が高まります(※2)。

赤ちゃんの姿は、頭と胴体が区別されて少しずつ人間らしくなります。2頭身で頭が大きい状態ですが、手のひらや足、目や耳などの細部も形成されてきました。

妊娠7週目はつわりの症状が本格化する?

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妊娠5~6週目に現れてきたつわりが、妊娠7週目になると本格化する人も多くなります。強い吐き気に襲われ、眠さやだるさを感じる人もいるようです。

また、「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の増加に伴い、にきびや吹き出物、乾燥肌といった肌荒れも起きやすくなります。妊娠による体の変化とストレスで、軽いうつ症状や感情の起伏が激しくなる人も。心身ともに様々な症状が現れますが、今だけと思って上手に付き合っていきましょう。

妊娠7週目の出血は危険?流産の可能性は?

注意

妊娠7週目までに胎嚢や心拍が確認されていれば、流産の可能性はある程度低下します。

しかし、流産の危険性がまったくなくなるということはなく、妊娠12週目までには約10%超の確率で流産が起こります(※2)。妊娠12週目をすぎると流産の確率がさらに減るので、それまでは体調の変化に気をつけてください。

流産の兆候として気をつけたいのが、出血と腹痛です。妊娠初期は、充血した子宮内膜が傷つくことで少量出血することもありますが、鮮血や腹痛が現れたときには流産の可能性を疑い、病院を受診しましょう。

妊娠初期の流産は胎児側に原因があることがほとんどなので、防ぐことは難しいですが、切迫流産であれば適切な対処で出産まで維持できることもあります。

妊娠7週目には、母子手帳をもらおう!

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妊娠7週目までに心拍が確認でき、赤ちゃんがきちんと育っていることがわかると、医師からは母子手帳をもらうように言われます。自分が住んでいる市町村の役所や、保健センターの窓口でもらえるので、早めに手続きを行うようにしましょう。

母子手帳には、妊娠の経過や母体の状況のほか、出産後の赤ちゃんの身長・体重、予防接種の接種状況なども記録していきます。赤ちゃんが生まれてからも長く使うものなので、大切に管理しましょう。お気に入りの母子手帳ケースに入れて保管すると、マタニティライフがもっと楽しくなりますよ。

妊娠7週目には食事にも気をつけ始めよう

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つわりがひどくてあまり食事が摂れないと、赤ちゃんに影響がないかと心配になるかもしれませんが、妊婦健診で胎児の心拍が確認できていれば問題ありません。食事については心配しすぎず、食べられるときに、食べられるものを、少しずつ食べてください。

ただし、妊娠7週目は「器官形成期」と呼ばれ、赤ちゃんにとって大切な器官が作られる時期。赤ちゃんへの悪影響を避けるために、食事の内容についてはできるだけ気を使いたいですね。

特に、つわりで食事が思うように取れないと、栄養価の高いものを食べなくてはと考える人もいると思いますが、レバーなどのビタミンA(レチノール)を多く含む食材には注意が必要です。

ビタミンAは抵抗力を高めたり、皮膚を健康に保ったりするためには欠かせない栄養素です。しかし妊娠中に過剰に摂取すると、奇形児の発症率を高めてしまうといわれています(※1)。妊娠初期は栄養素が偏らないようにし、バランスの良い食事を心がけてくださいね。

妊娠7週目はつわりのピークに向けた対策を

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つわりは、一般的に妊娠12~16週目頃まで続きます。妊娠7週目まではそれほどひどくなかった人でも、このあと突然重い症状が現れることもあります。ひどいときは食事もままならなくなるので、今のうちから食べられそうなもの、飲めそうなものを見つけておきましょう。

つわりがひどいときは、妊娠中ずっと体調不良が続くような気がしてつらくなるものですが、「いつかはきっとおさまる」ということを頭において乗り切りましょう。妊娠初期は体調の変化が激しい時期なので、無理をせず、ゆったりと過ごしてくださいね。

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