1ヶ月健診の内容・費用・持ち物は?母親は何を診てもらうの?

監修専門家 助産師 佐藤 裕子
佐藤 裕子 日本赤十字社助産師学校卒業後、大学病院総合周産期母子医療センターにて9年勤務。現在は神奈川県横浜市の助産院マタニティハウスSATOにて勤務しております。妊娠から出産、産後までトータルサポートのできる助... 監修記事一覧へ

産後1ヶ月が経つと、少しずつ赤ちゃんとの生活にも慣れてくる頃ですよね。この頃の大切なイベントといえば、1ヶ月健診。出産した病院で行うことが多く、赤ちゃんの成長の状態と、ママの体の回復を確認しますが、費用や持ち物がわからないというママは多いようです。そこで今回は、1ヶ月健診の費用や持ち物、健診時に新生児の体重がどれくらいあれば良いかなどをまとめました。

1ヶ月健診の内容は?

赤ちゃん 新生児

1ヶ月健診は、主に出産した病院で行うことが多く、赤ちゃんの成長や健康状態と、ママの体の回復などをチェックします。ママは、健診で特に問題がなければ、日常生活(入浴、車の運転、パーマ、夫婦生活など)を再開することができますよ。

病院によって、赤ちゃんの健診とママの健診が同じ日に行われることもあれば、別日になることも。同じ日でも、ママの健診中は病院のスタッフが赤ちゃんの面倒を見てくれることもありますが、パパか家族がつき添いをしてくれるとより安心ですね。当日に赤ちゃんやママの体調が悪くなった場合は、病院に電話して指示を仰ぐようにしましょう。

赤ちゃんの1ヶ月健診の主な内容

● 体重・身長・頭囲・胸囲の測定
● モロー反射をはじめとする原始反射のチェック
● 先天性の病気
● 斜視や視覚
● 股関節脱臼
● 黄疸
● 「乳児ビタミンK欠乏性出血症」を防ぐためのビタミンK2シロップを飲ます
● 母乳やミルクの飲み具合、睡眠や排泄の様子、刺激に対する反応など普段の様子を問診

母親の1ヶ月健診の主な内容

● 尿・血圧・血液検査
● 体重測定
● 子宮の状態を診るための内診
● 悪露の量や状態のチェック
● 母乳育児の場合はおっぱいのチェック
● その他問診(産後トラブルや赤ちゃんについて)

1ヶ月健診の費用や持ち物は?

グッズ お金 お札 小銭

1ヶ月健診は、病気ではないため健康保険は使えません。自治体で補助の有無や、補助の金額が異なり、病院ごとに費用も異なるので、まずは病院に確認してみましょう。

赤ちゃんの健診は補助が出ると数百円程度で済むこともありますが、ママの健診には補助が出ないこともあるので注意が必要です。

以下に、健診時の持ちものをまとめたので、参考にしてみてくださいね。

1ヶ月健診の持ち物

● 母子手帳
● 診察券
● 保険証(ママのものと赤ちゃんのもの各1枚)
● 乳幼児医療証
● 自治体で配布される乳児健診無料券
● 現金(ママの健診費など)
● 赤ちゃんの着替え(最低でも1セット)
● おむつセット
● 授乳用品(授乳ケープ、ミルク、ミルク用のお湯など)
● 赤ちゃんのお世話グッズ(ガーゼ・汚れものを入れるビニール袋など)

赤ちゃんの保険証や乳児医療症が間に合わないときは?

公費で無料、もしくは数百円ほどで受けられるところもありますが、病院や自治体によっては、保険証や乳幼児医療証の有無は関係なく、自費(3,000~5,000円が目安)というところもあります。

赤ちゃんの健康状態が気になる場合は、診察を同時に行うこともあるため、保険証や乳幼児医療症を用意しておきたいところです。もし間に合わなそうであれば、健診日を変更する相談をしても良いですね。

予定を変えることができなければ、当日は自費で支払うことになりますが、後から精算して返金をしてもらえるので、領収書などは保管しておきましょう。

1ヶ月健診の新生児の平均体重や身長は?

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1ヶ月健診時の新生児の平均体重や身長は、男の子は身長50~60センチ、体重3.5~6.0キログラム、女の子は身長50~60センチ、体重3.0~5.0キログラムが目安です。

ここまでの期間は、急激に成長する時期で、体重は1日30グラムずつ増えるのが標準です。ただし、母乳やミルクを飲むペースと排泄で、1日のうちでも体重が変わりやすいので、増加のペースは赤ちゃんによって異なります。

出生時の体重も個人差があるので、平均体重や身長に達していなくても、医師から特に指摘されることがなければ、数値に一喜一憂する必要はありませんよ。

1ヶ月健診は赤ちゃんと母親はどんな服装でいけばいい?

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1ヶ月健診のときの服装は、ママも赤ちゃんも、脱ぎ着しやすい服装でいきましょう。ママは診察台に乗って、内診をするので、妊婦健診と同様にすぐ着替えができるチュニックやワンピース、スカートタイプがおすすめですよ。靴も、冬の場合はブーツなどは避けると良いですね。

赤ちゃんは、基本的に短肌着・長肌着やコンビ肌着で室内で過ごすことが多いですが、お出かけのときはツーウェイオールなどを着せてあげましょう。このときも、頭からかぶるタイプではなく、健診時に脱ぎ着しやすい前開きタイプがおすすめ。赤ちゃんの体温は高いく、冬場などは上着など着せると室内で汗をかいて冷えてしまうことがあるので、おくるみなどで対応してあげると良いですね。

1ヶ月健診は赤ちゃんだけでなくママにとっても大切

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1ヶ月健診は、病院や産院を退院した後の、赤ちゃんやママの健康状態や成長を初めてみる大切な機会です。育児のこと、体のことについて相談する絶好のチャンス。心配事があれば問診時に質問してみましょう。待ち時間が長いこともあるので、できれば健診の1時間前には授乳を済ませておくのが望ましいですよ。

1ヶ月健診は、たいてい出産した病院で1ヶ月健診を受けることになりますが、里帰り出産で早めに自宅へ戻った場合などで受けられないときは、自宅近くで健診を行っている病院を探しておきましょう。

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