離乳食をスタートして慣れてきたら、次は2回食へとステップアップしていきます。食事の回数が増えることで、赤ちゃんも食べることへの興味がより一層増してきますよ。
そこで今回は、離乳食の2回食を始める目安、食材の固さや量、タイムスケジュール、2回食の進め方についてご紹介します。
離乳食の2回食とは?
離乳食でよく聞く「2回食」とは、1日に2回、赤ちゃんに離乳食をあげることを意味します。
離乳食を始めてようやく食事のリズムにも慣れてきた頃なので、回数を増やすことに不安を感じる人もいるかもしれませんが、2回食は離乳食を進めていくうえで大切なステップですよ。
2回食に進むことには、以下のような目的があります。
生活リズムをつける
1日に2回、決まった時間に食事をすることで、規則正しい生活リズムを少しずつ身につけていきます。
いろいろな食材を楽しむ
2回食にすることで、1日に食べる食材の種類が増えます。口の中でいろいろな味や食感を学ぶこともできるようになりますよ。
3回食への準備期間
2回食は、大人と同じように1日3回食事をするための準備期間。赤ちゃんは、食事の回数や量を急に増やすことはできないので、少しずつステップアップすることが大切です。
離乳食の2回食はいつから?始める目安は?
2回食を始めるのは離乳食中期からが一般的ですが、離乳食に慣れてきたら、初期後半から少しずつ2回食を試して練習をしていくとよいでしょう。
2回食にチャレンジし始めるタイミングは、以下のことを目安にしてくださいね。
□ 離乳食を始めてから1ヶ月ほど経った
□ 毎日1回の離乳食が定着してきた
□ 1回に大さじ2〜3くらい食べられるようになってきた
離乳食の進み具合は個人差があるので、赤ちゃんの様子をみて焦らず進めていきましょう。
2回食のタイムスケジュールは?
※スケジュールは一例です
授乳と離乳食とのバランス
2回食に進む時期の栄養の割合は、離乳食から約3割、母乳・ミルクから約7割。まだ授乳からの栄養がメインなので、食後は赤ちゃんが欲しがるだけ母乳・ミルクをあげるようにしましょう。
離乳食のあとにミルク・母乳を飲まなくても、食後以外のときの授乳がしっかりできていて元気に成長していれば心配いりませんよ。
2回食の食材の固さは?量はどのくらい?
離乳食初期後半は、初期前半よりも水分量を減らしてどろっとしたヨーグルト状にしてみましょう。
2回食が基本になる離乳食中期に入ったら、指で軽くつぶせる絹ごし豆腐くらいのかたさにして、食材の形が少し残る程度につぶしてくださいね。
2回食の量は?
1食目では、1回食のときに与えていた量と同じ量を与えます。
2食目は、まずは1食目の1/3ほどの量から与えるとよいでしょう。赤ちゃんの食べ具合にあわせて、徐々に増やしてあげてください。
2回食を進めるときのポイントは?
2回食を進めるときは、以下のポイントをおさえましょう。
はじめて食べる食材は1食目に
2回食になった場合でも、はじめて食べる食材は1回目の食事で与えます。
離乳食中期に入ると食べられる食材の種類が増えますが、はじめての食材は1日1種類、少量からにしてください。
栄養バランスは3つのグループを意識
2回食に進んだら、1回の食事で「炭水化物」「ビタミン・ミネラル」「たんぱく質」の3つの栄養素バランスを少しずつ考えていけるとよいでしょう。
ただし、まずは食べることに慣れる、様々な食材を経験することが大切です。赤ちゃんがよく食べるレシピがあれば、同じ献立を2日続けても構いませんよ。
調理方法を工夫して時短する
2回食になると食べる量と回数が増えるので、おかゆや野菜ペーストは、1度にまとめて作り、1食分ずつ冷凍保存しておくと便利です。
忙しいときは、市販のベビーフードを活用して、息抜きしながら進めていきましょう。
離乳食中期に移行する目安は?
初期後半で2回食に慣れてきて、以下のようなサインがみられたら、離乳食中期へ移行し始めてもよいタイミングです。
□ ヨーグルト程度の固さのものが飲み込める
□ 1回に大さじ3程度の量が食べられる
□ 1日2回の離乳食が食べられる
離乳食を始めて1〜2ヶ月ほど経った生後7ヶ月頃から、上記のことを目安に移行してみてくださいね。
2回食を赤ちゃんと一緒に楽しもう
2回食に進むと、赤ちゃんも食べることを楽しむようになってきます。今までより忙しくなりますが、赤ちゃんと一緒に楽しむ気持ちを忘れずに、いろいろな食材を食べさせてあげてくださいね。
ただ、大人と同じように赤ちゃんもその日の気分によって食欲が増したり減ったりするので、赤ちゃんのペースにあわせて焦らず進めましょう。