今日は、離乳食初期(後半)の20日目におすすめの献立をご紹介します。
● 初期の後半は、離乳食は1日1回です。慣れてきたら、中期に進む前に1日2回食を試してみましょう。
● 「◯日目」通りにならなくても焦る必要はありません。赤ちゃんのペースで無理なく進めましょう。
● 3大アレルゲン(卵・小麦・乳製品)には材料名に★マークをつけています。医師と相談のうえ進めてください。他の食材におきかえても構いません。
離乳食初期の進め方のコツは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
【初期(後半)20日目】1回目
主食:みかんのパンがゆ
材料
- 1みかんの薄皮をむき、実をすり鉢ですりつぶす。
- 2食パンは耳を切り落とし、細かくちぎっておく。
- 3小鍋に水を入れて沸騰させ、1と2を入れてひと煮立ちさせる。
- 4食パンがとろとろになったら火を止めて、粉ミルクを加えてよく混ぜ合わせ、すりつぶす。
主菜:さつまいものポタージュトマト風味
- 1材料をすべて合わせて、ミキサーやブレンダーなどでかき混ぜる。
- 2小鍋に1を入れて、ひと煮たちさせる。
【初期(後半)20日目】2回目
主食:10倍がゆ(大さじ3~4)
材料(作りやすい量/大さじ約12杯分)
- 1小鍋にご飯と水を入れて強火にかけ、煮立ったら弱火にしてフタをして15〜20分ほど加熱する。焦げつかないよう、ときどき底からかき混ぜる。
- 2ふっくらしたら火を止め、フタをして15〜20分ほど蒸らす。
- 3粗熱がとれたら、全体を裏ごしする。
- 電子レンジを使う場合は、ラップをかけ、端を少し開けて約10分加熱します。途中で数回取り出して混ぜます。そのまま20分蒸らして、裏ごししましょう。
- 作りやすい量を紹介しましたが、残った分は次の食事用に保存しておきましょう。1週間分くらいをまとめて作って、製氷皿などに入れて冷凍するのがおすすめです。
▼米から作る場合
主菜:かぶと高野豆腐のとろとろ
- 1高野豆腐はおろし金ですりおろす。
- 2小鍋に1、かぶのペースト、だし汁を入れてひと煮立ちさせる。
時短調理の味方!パンがゆをアレンジしよう
パンがゆを作るときは、冷凍しておいた食パンを凍ったままおろし器ですりおろすと、簡単に細かくして調理できます。おかゆのストックがないときにも、短時間で作れる主食として便利ですね。
今日ご紹介したみかんのパンがゆのように、ミルクや牛乳と合わせるだけではなく、だし汁や野菜スープを使って、おかずのようにアレンジするのもおすすめです。
様々な味付けでバリエーションを広げて、栄養たっぷりのパンがゆを作ってみてくださいね。
※献立はあくまでサンプルです。赤ちゃんの成長や発達に合わせて無理なく進めましょう。
※赤ちゃんが食物アレルギーの診断を受けている、または疑いのある場合は必ず医師と相談のうえ進めてください。