この記事では、手づかみ食べにぴったりなおやき離乳食のレシピを時期別にご紹介します。
3大アレルゲン(卵・小麦・乳製品)には材料名に★マークをつけています。医師と相談のうえ進めてください。他の食材におきかえても構いません。
おやきはいつからOK?
おやきの離乳食は、赤ちゃんが手づかみ食べに興味を示し、口を上手にもぐもぐと動かせるようになったら始めてみましょう。
個人差がありますが、手づかみ食べが本格的になるのは、離乳食に慣れてきた生後9ヶ月頃から1歳頃といわれています。
おやきを作るときは、赤ちゃんが手でつかみやすい大きさ、食べやすいやわらかさにしましょう。喉に詰まらせないように、できるだけ具材を細かくしてくださいね。
おやきの離乳食後期レシピ
かぼちゃと豆腐のおやき
- 1ボウルに、かぼちゃペースト、豆腐、片栗粉を入れ、泡立て器で混ぜる。
- 2フライパンに薄く油をひき、小判型にして弱火で焼く。
- 3焦げないように、返しながら両面を焼いていく。
小松菜とかぼちゃのおやき
- 1小松菜は2~3mm角のみじん切りにしてゆでる。
- 21とかぼちゃペースト、青のり、牛乳、片栗粉を入れて混ぜ合わせる。
- 32を好きな形に成形する。
- 43をフライパンで焼き色がつくまで焼く(※1)。
- 1フライパンで焼くときには、少し押さえつけるようにして焼くと崩れにくいです。
のりと鮭のおやき
- 1のりは細かくちぎっておく。
- 2鮭はゆでて、骨と皮を取り除いてほぐす。
- 31、2、5倍がゆ、すりごま、片栗粉をボウルに入れ混ぜ合わせる。
- 4フライパンに薄く油をひき、3をスプーンで落としながら両面を焼く。
鯛のおやき
- 1じゃがいもは、やわらかくゆでてマッシュしておく。
- 21に鯛ペースト、青のり、米粉、水を混ぜる。
- 3油をひいたフライパンに2をスプーンで落とし、両面を焼く。
まぐろと豆腐のおやき
材料(3食分)
- 1まぐろはさっとゆで、身をほぐす。
- 2ボウルに1、豆腐、かつおけずり節、青のりを入れ、よく混ぜ合わせる。
- 32に片栗粉を少しずつ加えながらさらに混ぜ、スプーンですくえる固さになるよう調節する。
- 4熱したフライパンに薄く油をひき、3のタネをスプーンですくって落とす。
- 54の両面を弱火で焼く。
レンコンと納豆のおやき
- 1油以外の材料をすべて混ぜ合わせ、食べやすい大きさに成形する。
- 2フライパンに薄く油をひいて1をこんがりと焼く。
おやきの離乳食完了期レシピ
白菜とさつまいものおやき
材料(1食分)
- 1白菜とほうれん草は、やわらかくゆでてみじん切りにする。
- 2さつまいもはやわらかくゆでて、マッシュする。
- 3ボウルに1と2、片栗粉を入れて混ぜる。
- 43の形を整えて、フライパンで両面をこんがりと焼く。
鮭と豆腐のおやき
材料(1食分)
- 1豆腐をキッチンペーパーなどの上に出し、水切りする。
- 2鮭は電子レンジで30秒ほど加熱し、骨と皮を取り除いて身をほぐす。
- 3ほうれん草は、ゆでてみじん切りにしておく。
- 4ボウルに1、2、3とホットケーキミックスを入れ、混ぜ合わせる。
- 5フライパンをあたためて油をひき、スプーンで生地をすくって落とす。
- 6中火で2分ほど焼き、裏返してさらに2分ほど焼く。
モロヘイヤのおやき
材料(1食分)
- 1モロヘイヤと玉ねぎは、やわらかくゆで、粗いみじん切りにする。
- 2ボウルに1とすべての材料を入れ、よく混ぜ合わせる。
- 3熱したフライパンに薄く油をひき、2をスプーンで一口大に落とし、両面を焼く。
おやきの離乳食は冷凍保存できる?
おやきの離乳食は、冷凍保存することができます。おやきを一つずつラップにくるんで冷凍用保存パックに入れて、冷凍庫で保存しましょう。
多めに作って冷凍保存しておくと、時間のないときにも電子レンジで解凍するだけで食べられるので便利ですよ。
ただし、おやきの材料に冷凍しておいた野菜ペーストや肉、魚を使った場合は、再冷凍になってしまうため、冷凍保存は避けてください。
おやきの離乳食で手づかみ食べを応援しよう
赤ちゃんが手づかみ食べをするときは、食材の形や感触を確認しています。いろいろな食材でおやきの離乳食を作って、自分で食べる楽しみを教えてあげてくださいね。
※ 赤ちゃんの成長や発達に合わせて無理なく進めましょう。
※ 赤ちゃんが食物アレルギーの診断を受けている、または疑いのある場合は必ず医師と相談のうえ進めてください。
※ レシピの食材は旬のものや自宅にあるものに置き換えてもかまいません(ただし、その時期に食べられる食材かどうかチェックしましょう)。