赤ちゃんの味覚は敏感で、薄味でもしっかりと味を感じることができるようになっています。離乳食では、ほとんど調味料を使わないので、だしなどのベースの旨味がとっても重要。「食事って美味しい!」と思ってもらえるように、だしやスープ、ソースだけでも、しっかり手作りしてあげたいですよね。
少々手間はかかりますが、だしやスープは、まとめて作って製氷器などに入れ冷凍保存しておけば、好きなときにちょっとずつ使えるので便利ですよ。今回は、赤ちゃん用の和風だし、野菜スープ、ホワイトソースのレシピをご紹介します。
<基本の離乳食>和風だし汁の作り方
材料(1食分)
- 1昆布を軽く拭き、いくつか切込みをいれて、小鍋に入れた水につけておく
- 2【初期の場合】1を中火にかけ、沸騰直前で昆布を取り出す。初期は昆布のみでだしをとるのでここまでで冷ます
【中期・後期の場合】1を中火にかけ、沸騰直前で昆布を取り出し、鰹節を加える - 3火を止め、鰹節が底に沈んだら、ザルでこす
- 1ペットボトルなどに保存して、2〜3日ほど冷蔵庫で保存可能です。製氷機に入れて冷凍保存すればさらに長持ちします。
- 2手間をかけたくない場合は、タッパーなどに水、昆布、鰹節を入れ、6時間以上放置するだけでも、お手軽にだしが取れます。ただし、煮出す方が美味しいので、余裕があるときは、煮出して取ってみてくださいね。
<基本の離乳食>野菜スープの作り方
材料(1食分)
- 1材料をすべて鍋にいれ、中火にかける
- 2煮立ったら弱火にして20分ほど煮込む
- 3火を止め、冷めるまで放置。冷めたらザルでこす
<基本の離乳食>ホワイトソースの作り方
材料(1食分)
- 1弱火にかけたフライパンにバターを熱し、溶けたら小麦粉を加えて手早く混ぜる
- 2バターが泡立ってきたら火を止め、牛乳を一気に加えてよく混ぜる
- 3再び弱火にかけ、とろみがつくまで混ぜながら煮る
- 1離乳食初期は、豆乳や調乳した粉ミルクを。牛乳を使用するのは、中期以降にしておきましょう。小麦アレルギーがある場合は、米粉でも代用可能。
基本の離乳食はだしが決め手
はじめての離乳食は何から始めたらいいかと迷ってしまいますよね。大人の料理と同じように、離乳食の基本もだしが大切です。まずはだしの作り方をマスターして、応用していけるといいですね。