ココアのカフェイン含有量は?妊婦はどのくらい飲んでもいいの?

監修専門家 管理栄養士 渡辺 亜里夏
渡辺 亜里夏 神奈川県立保健福祉大学卒業後、予防医学に興味を持ちドラッグストアへ就職。その後独立し、現在はフリーランスの管理栄養士として特定保健指導、ダイエット指導、コラムの執筆、企業様での研修などを中心に活動。い... 監修記事一覧へ

妊娠してから、カフェインを気にしてコーヒーを控えるようになったという人は多いですよね。しかしカフェインはコーヒー以外の飲み物にも含まれていて、ココアもカフェインを含む飲み物の一つです。

今回は、妊娠中にココアを飲んでもいいのか、ココアのカフェイン含有量、妊婦が飲むときの注意点をご紹介します。

妊婦がカフェインを控えるべき理由は?

妊婦 コーヒー マグカップ

妊娠中にカフェインを摂取すると、胎盤を通じてお腹の中の赤ちゃんへと移行します。

カフェインが胎児に及ぼす影響はまだはっきりと分かっていませんが、妊娠中のカフェインの過剰摂取は胎児の発育阻害、低体重出生児、早産などのリスクを高める可能性があると指摘さているため、妊婦さんはカフェインの摂取量を控えることが推奨されています(※1)。

カフェインに対する耐性は個人差が大きいため、日本には、妊婦さんの1日のカフェイン摂取量を定めたガイドラインはありません。海外でも国によって推奨量は異なり、欧州食品安全機関や英国食品安全庁は1日200mgまで、カナダ保健省は1日300mgまでとしています(※1)。

妊娠中にココアは飲んでいい?カフェインの量は?

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結論からいうと、妊娠中にココアを飲んでも問題はありません。

「純ココア」100gあたりのカフェイン含有量は20mg。ココア1杯に使われるココア粉末は約4gなので、ココア1杯あたりのカフェイン含有量は約8mgとごくわずかです(※2)。

また砂糖や乳成分が配合された「ミルクココア」も、100gあたりのカフェイン含有量は微量なので、カフェインをあまり気にしすぎる必要はありませんよ。

妊娠中のココアはカフェインより糖分に注意

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妊娠中にココアを飲むときには、カフェインよりも糖分に気をつける必要があります。妊娠中は体重が過剰に増えないよう、糖分や塩分を控え、栄養バランスの取れた食事を心がけることが大切ですよ。

市販のココアには、砂糖や乳成分が配合された「ミルクココア」と、何も加えていない100%ココアパウダーの「純ココア」があります。

ミルクココアは、お湯を注ぐだけで簡単にでき上がり甘くて美味しいのですが、糖分が多く含まれています。そのため、他の飲み物や食べ物とのバランスを考えて1日1杯程度にするとよいでしょう。

妊娠中は、純ココアに牛乳と少量の砂糖を加えて飲むのがおすすめです。

妊娠中にミロは飲んでもいいの?

要出典 ミロ 出典: shop.nestle.jp

ココアと似た風味の飲み物に「ミロ」があります。ココアと同じように、妊娠中にミロを飲んでもいいのか気になる妊婦さんもいますよね。

販売しているネスレ社のサイトによると、ミロに含まれるカフェイン量は、同社のソリュブルコーヒー(インスタントコーヒー)の10分の1未満なので、妊娠中に飲んでも問題ありません(※3)。

ミロはビタミンやミネラル、カルシウム、鉄分などがココアよりも豊富な栄養補助ドリンクですが、糖分も多く含まれるので、ココアと同じく1日1杯程度にした方がよいでしょう。

妊娠中もココアは適量を楽しもう

妊娠中はココアを何杯飲める?

妊娠中は我慢することが多く、あれもダメ、これもダメとなると、気が滅入ってしまいますよね。お腹の赤ちゃんのためとはいえ、ときにはストレスを感じてしまうこともあるかもしれません。

ココアは飲みすぎなければ問題ないので、リラックスタイムに楽しんでくださいね。

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