生後3ヶ月頃になると、日中に起きている時間が長くなったり、あやすと笑うようになったりと、ぐっと成長を感じるのではないでしょうか。コミュニケーションがとりやすくなってくる時期でもあるので、赤ちゃんが喜ぶような遊びができたらいいですよね。
そこで今回は、生後3ヶ月の赤ちゃんとのおすすめの遊び方をご紹介します。
生後3ヶ月の赤ちゃんとの遊び方は?
生後3ヶ月頃の赤ちゃんは、ママやパパがあやすと微笑んだり甘えたような声を出したり感情表現が豊かになってきます。
好奇心も旺盛になるため、周囲をキョロキョロと見回す、授乳中や抱っこのときにママやパパが身につけているものに手を伸ばす、といった行動がみられることも。
そのため、生後3ヶ月頃の赤ちゃんとの遊びでは、コミュニケーションがたくさんとれて、好奇心を満たしてあげられるようなものがおすすめです。親子で触れ合いながら、心も体も満たしてあげましょう。
生後3ヶ月の赤ちゃんとコミュニケーションをとる遊び方とは?
生後3ヶ月の赤ちゃんとのおすすめの遊び方として「マッサージ遊び」をご紹介します。
マッサージ遊びをして赤ちゃんと触れ合うことで、ママ・パパの心と体も癒やすことができますよ。
新生児期や生後1~2ヶ月頃だとまだ反応は薄いかもしれませんが、生後3ヶ月くらいならいい反応が期待できるかもしれません。一緒に楽しみながら遊んでみてくださいね。
この時期はママ・パパの表情をよく観察するようになってくるので、顔を近づけたり、表情を変えたりしながら行うのも赤ちゃんを楽しませるポイントです。
また、音にも興味を持ち始めるので、積極的に声をかけたり、口笛を吹いたりしながら遊ぶのもおすすめですよ。
赤ちゃんとのマッサージ遊び
● 胸の運動遊び
赤ちゃんをあおむけに寝かせ、脇腹から背中にかけて両手を差し込みます。そのまま体を支えて上にゆっくりと持ち上げます。このとき、あまり高く持ち上げずに、赤ちゃんの後頭部は必ず接地する高さにとどめておきましょう。
持ち上げる動きに合わせてママ・パパが表情を変えたり声がけしたりすると、「きゃっきゃ」と反応してくれることもありますよ。
● お腹くるくる
ママやパパの指の腹や手のひらで赤ちゃんのお腹をくるくると時計回りにやさしくなでます。ことのき、ゆっくりと「の」の字を描くように行うのがポイントです。
遊びのときだけでなく、赤ちゃんが便秘気味のときにも効果的ですよ。
● 体すりすり
赤ちゃんをあおむけにして、腕・足・上半身・頬など体の部位を「おてて、あんよ、ほっぺ」といいながら、優しくさすりましょう。
体の中央から外に向かってさするのがポイントです。赤ちゃんが自分の体を認識することにもつながりますよ。
体をさすりながら「気持ちいいね」などと声をかけてあげれば、赤ちゃんとコミュニケーションをとることもできますね。
生後3ヶ月の赤ちゃんと遊ぶときの注意点は?
生後3ヶ月の赤ちゃんと遊ぶときは、動きの大きさに気をつけてください。
首がすわりはじめる赤ちゃんもいるため、ついダイナミックな動きをしたくなるかもしれませんが、赤ちゃんの体はまだまだデリケートです。あまり大きな動きをすると、ケガをさせてしまう可能性もあります。
また、力の入れすぎにも気をつけましょう。生後3ヶ月くらいの赤ちゃんは握力が発達してきて、おもちゃやタオルを掴めるようになり、引っ張りあいごっこもできるようになります。
大人が強く引っ張りすぎると、ひじや肩などの関節を痛めてしまう場合もあるため注意が必要です。
生後3ヶ月の赤ちゃんとの遊びはスキンシップとコミュニケーションが大切
赤ちゃんの表情や感情の出方には個人差があるので、今回ご紹介した遊びをしてもあまり反応がみられないこともあるかもしれませんが、積極的に触れたり話しかけたり歌ったりと、スキンシップとコミュニケーションをとりながら楽しく遊んであげましょう。
好奇心旺盛になってくる生後3ヶ月の赤ちゃんは、外の世界にも興味を持つようになってきます。天気のいい日には一緒に散歩して、いろいろな刺激を与えてあげるのもいいですね。