産後ガードルはいつからいつまで？着ける必要性や効果とは？

産後、お腹周りやお尻のたるみが気になるママは多いですよね。そんなときにおすすめなのが引き締め効果をしっかり実感できる「産後ガードル」です。

今回は産後ガードルについて、いつからいつまで着けたらいいのか、着ける必要性や効果をご紹介します。

産後ガードルの効果は？着ける必要はある？

産後ガードルは、たるんだお腹周りやお尻、ウエスト、太ももを引き締めたり、骨盤まわりをサポートしたりする効果があります。

産後に必ず着ける必要はありませんが、なかなか体型が戻らず服がきついときに着用すると、ボディラインを補正して服を着やすくしてくれますよ。腰痛や骨盤痛などがあるときに、骨盤まわりの負担を減らすために着用するのもおすすめです。

産後ガードルは、産後1ヶ月程度から着けられるものが多いです。ただし、産後の体調が回復する速度には個人差があるので、悪露がまだでている間は着けないようにしてくださいね。

産後ガードルをいつまで着用するか明確な決まりはありませんが、体型がほぼ妊娠前の状態に戻った時点までが一般的です。効果は人それぞれなので、産後3ヶ月で着用しなくなった人もいれば、産後6ヶ月から1年くらいまで使用していたというケースもあります。

産後ガードルには腰回りの痛みをサポートする効果もあるため、赤ちゃんのお世話などで腰に負担がかかっているママは、体型が戻ったあともそのまま着け続けている人も多いですよ。

産後ガードルを選ぶときは、下記のポイントを基準に選びましょう。

・締めつけすぎず緩すぎないもの
・通気性や吸水性が良いもの
・体を温める保温効果があるもの
・引き締めたい部位に合ったもの

小さめの産後ガードルを着けると、必要以上の締めつけになってしまい、産後の体によくありません。着ける時点での服のサイズ（S・M・L）に合わせて購入しましょう。

メーカーによってサイズ表示や設定が異なるので、あらかじめ、ウエスト・ヒップのサイズを測っておくといいですね。

妊娠中・出産後に限らず、女性は冷えが大敵です。体を温めたり、脂肪を燃焼しやすくしたりするためには、保温効果のある産後ガードルがおすすめです。ただし、蒸れると汗疹などの肌トラブルにつながるので、通気性や吸水性の高い素材を選びましょう。

産後ガードルには、腰回り・お腹・お尻を中心に引き締めるショートタイプと、ももまでカバーするロングタイプがあります。自分がよく着る服にあっていて、履き続けやすいものを選ぶようにしてくださいね。

産後ガードルを着けるときの注意点は、主に2つあります。

締めつけ過ぎると、気分が悪くなったり、血流が滞ったり、ひどい場合は子宮脱になったりすることも。体の巡りが悪くなるので、むくみなども出やすくなってしまいます。妊娠前の体型ではなく、産後の体型でサイズを選ぶようにしてくださいね。

産後ガードルは、適切な時間、適切な位置に着けることで効果を発揮します。

日中に着けていることが多ければ就寝時はリラックスできるように外しておきましょう。日中、あまり着けることができない場合は、ソフトタイプのガードルを就寝時に着けるという方法もあります。

産後ガードルだけに頼りすぎると、筋力が衰えてしまう恐れもあります。運動ができる時期になったら、基礎代謝が上がるようなストレッチや食生活の工夫も同時に行いましょう。

出産によって変化した体型をどうやって戻すのかは、多くのママが悩みます。しかし、焦って無理なダイエットなどをすると、体調を崩してしまったり、一時的な体型維持になってしまったりします。

まずは産後の体をいたわり、体力を取り戻したうえで、産後ガードルなどを利用しながら無理なく産後の体型戻しをしていけるといいですね。