産前産後のママのみならず、幅広い年齢層に支持されている「トコちゃんベルト」。いくつか種類があるので、どれをいつ巻けばいいのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
今回は、大人気のトコちゃんベルトについて、産後いつからいつまで使えるのか、付け方や効果についてご紹介します。
トコちゃんベルトとは?
出典: tocochan.jp「トコちゃんベルト」とは、助産師さんが考案した骨盤を支えるためのケアベルトです(※1)。
古来の「腹帯」を進化させて使いやすくアレンジしたもので、骨盤まわりをサポートすることで、体幹を安定させる効果があります。
トコちゃんベルトには、「トコちゃんベルトⅠ」「トコちゃんベルトⅡ」「トコちゃんベルトⅢ」の3種類があり、症状によって使い分けます(※1)。
アマゾンや楽天などの通販サイトでは、主に妊娠中〜産後に使える「トコちゃんベルトⅠ」と「トコちゃんベルトⅡ」が販売されています。
トコちゃんベルトは妊娠中の骨盤サポートとして広く認知されているので、一部の産院でも購入することができますよ。
トコちゃんベルトの特徴って?いつからいつまで使える?
3種類あるトコちゃんベルトには、それぞれ特徴があります。
トコちゃんベルトⅠ
出典: tocochan.jpトコちゃんベルトⅠは骨盤を後ろから前に支えるベルトで、恥骨側をしっかり寄せるため、以下のような症状がある人に効果があるとされています(※2)。
● 恥骨結合のゆるみを感じている
● 産後にお尻が大きくなったと感じている
● 足が開き気味である
● トイレが近い
価格は税込5,500〜6,600円とサイズ(S〜LL)によって変わります。色は白と紺から選べます。
トコちゃんベルトⅠは、妊娠初期から産後1年程度までの期間使うことができますよ。
トコちゃんベルトⅡ
出典: www.tocochan.jp骨盤を前から後ろに支えるベルトでお尻側を寄せるため、以下のような症状がある人に効果があるとされています(※3)。
● 腰がつらい
● 産後にお尻が大きくなったと感じている
● 骨盤関節にゆるみを感じている
● トイレが近い
● 足が開き気味
価格は税込6,600〜8,800円とサイズ(S〜LL)によって変わります。こちらも色は白と紺から選べます。
トコちゃんベルトⅡは妊娠中はもちろん、産前産後にも使えます。生理中や腰に負担がかかる作業をするときにも、骨盤まわりをサポートしてくれますよ。
トコちゃんベルトⅢ
出典: www.tocochan.jpトコちゃんベルトⅢは恥骨結合のゆるみをサポートするため、以下のような症状がある人に効果があるとされています(※4)。
● 体にねじれがあると感じる
● 腰がつらい
● トイレが近い
● 足が開き気味
価格は税込7,150〜9,900円とサイズ(S〜LL)によって変わります。色は白と花柄から選べます。
トコちゃんベルトⅢは思春期から老年期まで使えます。ただし、妊娠中はお腹にバックルがあたる恐れがあり使えないので注意しましょう。
トコちゃんベルトの付け方は?
トコちゃんベルトの正しい着用順序は、素肌には直接つけず「腹巻→トコちゃんベルト→ショーツ」という順番で着けます。
ただし、着用方法は複雑で、種類によっても異なります。トコちゃんベルトを購入した際のパンフレットやホームページで付け方を確認するか、骨盤ケアを学んだ医療関係者の指導を受けた上で使用することが推奨されています(※2)。
購入したあとは、必ず正しい着け方を確認するようにしてくださいね。
トコちゃんベルトのサイズは?
トコちゃんベルトは骨盤を支えるものなので、ベルトを着ける位置と強さがポイントです。伸びにくい特殊な素材でできており、間違ったサイズでは逆効果になる恐れもあるので、必ずサイズを正確に測定しましょう。
トコちゃんベルトのサイズはSからLLまでありますが、ウエストサイズではなく、ヒップサイズで決めます。具体的には次の通りです(※5)。
サイズの決め方
1. 足をそろえてまっすぐ立つ
2. 恥骨(アンダーヘア)のあたりからお尻の一番膨らんでいるところを1周させてサイズを測る
3. 2を何度か繰り返し、一番太かった値を採用してサイズを決める
自分で測るのが難しいという人は、産院で助産師さんに測ってもらってもいいですね。
サイズ一覧
● Sサイズ:70〜80cm
● Mサイズ:80〜88cm
● Lサイズ:88〜100cm
● LLサイズ:100〜120cm
トコちゃんベルトで骨盤まわりをサポートしよう
妊娠中や産後は靭帯や筋肉が緩んでいるため、腰などに痛みが出やすくなります。症状に応じて、トコちゃんベルトⅠやⅡなどの骨盤まわりをサポートしてくれるグッズを上手に利用してくださいね。