3歳児の身長や体重は?特徴や発達の目安は?

監修医師 小児科 武井 智昭
武井 智昭 日本小児科学会専門医。2002年、慶応義塾大学医学部卒。神奈川県内の病院・クリニックで小児科医としての経験を積み、現在は神奈川県横浜市のなごみクリニックに院長として勤務。内科・小児科・アレルギー科を担... 監修記事一覧へ

子供が3歳になると、コミュニケーション能力がぐんぐん発達します。相手の気持ちがわかるようになり、お友達と一緒に遊ぶ場面が増えていきます。その反面、ママやパパが他の子と比較してしまい、「うちの子は●●ができないけど大丈夫かな?」と心配になることも。そこで今回は、3歳児の発達について、一般的な目安や特徴のほか、身長や体重なども含めまとめました。

3歳児の発達の目安や特徴は?

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3歳児はコミュニケーション能力が発達し、社会性が高まる時期です。自分やママとパパ以外の世界に興味を示し、好奇心が旺盛になってきますよ。

2歳から続いていたイヤイヤ期も、3歳半ばくらいまでには徐々に落ち着いてきます。乳歯もほとんどが生え揃うなど、目覚ましい成長ぶりにママやパパは驚くかもしれませんね。

ここでは、そんな3歳児の発達の特徴について、代表的なものをご紹介します。

お友達に愛着や興味を持つ

お友達と積極的に関わるようになり、遊びの中で必要な言葉が増えてきます。「かして」「ありがとう」「おいしいね」「楽しいね」など、相手の気持ちを考えた会話が増え、順番を守って待つこともできるようになります。

公共の場でのマナーも意識するようになり、電車の中で静かにする、スーパーで走らないといった「ルールを守ること」も徐々に理解しはじめます。

指先がより器用になる

細かい動作ができるようになり、ボールを相手に向かって投げたり、両手でキャッチしたりして遊べるようになります。

指先を器用に動かし、着替えのときにボタン留めができるようにもなる子もいれば、ペンを3本指で持ち、ママが描いた丸をマネしながら書くことができるようになる子もいます。

体をめいっぱい使って遊ぶ

2歳の頃に比べて、ダイナミックな動きができるのもこの時期の特徴です。低い段差をジャンプして降りること、音楽に合わせて歩く・走る・止まるといった動作もお手のもの。少しの間なら、片足で立っていられたり、連続でジャンプするなどバランスがとれるようになります。

自分のことが自分でできる

服を自分ひとりで着ようとしたり、歯磨きを自分でしたがったり、日常生活に必要な動作を学んでいきます。最初は失敗することもありますが、あたたかく見守りつつ、さりげなくサポートしてあげましょう。

好奇心が高まり、「なんで?」が増える

たくさんの興味や疑問を言葉にできるようになることで、ママやパパに「どうして?」「なんで?」と質問を投げかけてくる時期です。忙しくて大変なときもありますが、ぜひ子供の素朴な疑問にも向き合ってあげてください。

「◯◯ちゃんはどう思う?」と聞き返して、考えることを促してあげるのも良いですね。大人が「はっ」とするような回答が見つかることもありますよ。

トイレトレーニングのピーク

トイレトレーニングが進み、昼間はパンツに移行する子が増えてきます。外出中のトイレが難しいときは、おむつも引き続き利用しましょう。

うんちや夜中のおしっこは、4~5歳頃までかかります。焦らずに進めていきましょう。

3歳児の身長・体重の平均は?

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3歳になると、行動範囲が広がるだけでなく、登る・ジャンプするなど、行動パターンが増えてくるので、足腰に筋力がついてきます。

ここでは、3歳児の身長と体重について、平成22年の厚生労働省の調査結果をもとに、男女別のパーセンタイル値を半年ずつに分けてご紹介します(※1)。

3歳0〜6ヶ月未満の平均身長・体重

□ 男の子:身長88.8~101.8cm/体重11.72~17.43Kg
□ 女の子:身長87.7~100.6cm/体重11.04~16.76Kg

3歳6〜12ヶ月未満の平均身長・体重

□ 男の子:身長92.0~105.8cm/体重12.42~18.82Kg
□ 女の子:身長90.9~104.5cm/体重11.83~18.27Kg

3歳児の言葉の発達はどれくらい?

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3歳児の言葉の発達の目安は、3語文が始まることです。「ママと ごはん 食べる」「公園で ●●ちゃんと 遊ぶ」など、意味の通じる言葉や具体的なことを伝えることができるようになります。

物の名前だけでなく、触った感触を表現できるようになります。固い・ふわふわ・ざらざらしているといったことを、擬態語や擬音語を使って表現することも増えます。

相手の気持ちを考えながら、日常的な会話ができるようになるので、子供との会話がこれまで以上に楽しくなってきますよ。

3歳児の身長や体重など、発達に不安があるときは?

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3歳児の身長や体重、発達に不安があるときは、三歳児健診で聞いてみましょう。

三歳児健診では、主に「お名前は?」「何歳ですか?」といった問いかけで、自分の名前や年齢が言えるかなど、簡単な会話が成り立つかをみます。そのほか、歯科検診や歯磨き指導、この時期の栄養指導、尿検査も行うことがあります。

保健士から「異常あり」と言われると不安になりますが、集団健診は短時間に検査しなければならない事情や、いつもと違う環境から緊張してできないということもよくあります。

あくまで目安ですが、次のような場合には市の保健士や小児科の医師に相談するママやパパが多いようです。

□ 自分の名前が言えない
□ 数がわからない
□ 同じ食べものでも切り方が同じでなければ食べない
□ ひとつのことにこだわり、次の動作にスムーズに移れない
□ 物を見るときに目を細める、テレビ画面に極端に近づく
□ ほかのお友達と仲良く遊べない

3歳児の発達は可能性を広げよう

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3歳児になると、やりたい気持ちと行動が伴いはじめ、どんどん自立していきます。「危ないから」「急いでいるから」という理由でダメと言わずに、色々なことをチャレンジさせて、可能性を広げてあげてくださいね。

色々わかってくる反面、接し方に悩む時期でもあります。共働き世帯も増え、子供と一緒にいられるる時間の長さが気になるかもしれませんが、短い時間でも子供の気持ちにしっかり向き合ってあげられるといいですね。

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