3歳児のトイレトレーニング!やり方やコツは?

監修医師 小児科 武井 智昭
武井 智昭 日本小児科学会専門医。2002年、慶応義塾大学医学部卒。神奈川県内の病院・クリニックで小児科医としての経験を積み、現在は神奈川県横浜市のなごみクリニックに院長として勤務。内科・小児科・アレルギー科を担... 監修記事一覧へ

幼児期の子供の成長は個人差が大きいものですが、それが顕著に現れるのがトイレトレーニング。3歳までにおむつがはずれる子もいれば、3歳でトレーニングを続行している子、3歳を過ぎてからトレーニングを始める子もいます。今回は、3歳児のトイレトレーニングについて、うまく進めるコツや注意点についてご紹介します。

3歳からトイレトレーニングを始めるときのポイントは?

子供 食事 

3歳は様々なことに興味・好奇心が芽生え、食事や服の脱ぎ着を自分でやりたがる時期です。言葉での意思疎通もある程度できるようになるので、一方的にお世話するだけだった赤ちゃんの頃とは違った育児の楽しさや大変さがあります。

トイレトレーニングは、すんなり受け入れる日もあれば、嫌がる日もあり、スムーズにいかないこともあります。自分の意思がしっかりしてくるという3歳児ならではの特徴を生かして、トレーニングを進めていくことがポイントです。

3歳児のトイレトレーニングのやり方は?

子供 トイレ トレーニング

ここでは、3歳児向けのトイレトレーニングをご紹介します。下記のポイントを参考に進めていってくださいね。

トイレトレーニングへの関心や意欲を持たせる

「こうしないとこんな悪いことがあるよ」とマイナス面を伝えるよりも、「こうするとこんな良いことがあるよ」「こういうことをするとほめられるよ」など、とプラス面を教えるほうが意欲的になるもの。トイレトレーニングも同じです。

「おむつよりも、パンツのほうがかっこいいよね」と子供に伝えて、日中はトイレトレーニングをしようという気持ちを起こさせるのも一つの方法です。

「トイレでおしっこすればお尻が汚れないよ」と声をかけたり、トイレに子供の好きなキャラクターのポスターを貼って、「トイレに行けば〇〇〇に会えるよ」と伝えたりするのもいいでしょう。

子供のペースに合わせる

トイレトレーニングのひとつひとつのステップが、子供にとっては未知の経験です。すぐに関心を持つ子もいれば、初めてのことに怖がり、嫌がって泣く子もいます。

言うことを聞かなかったり、できなかったりしても、叱ったり無理強いはせず、子供自身がパンツをはき、トイレに行こうとするまで待つ心の余裕をもちましょう。

とにかく褒める

3歳児は、褒められることで達成感を得て、どんどん成長していく年頃。トイレに行って便座に座ることができたら、実際に排泄ができなくても褒めてあげましょう。

「トイレに座ることができたね、すごいね」と大げさすぎるくらいに褒めてあげると、子供も嬉しくなって、さらにやる気を出します。褒めてあげることで、「自分はやればできるんだ」と自信を持たせてあげることが大切です。

3歳児のトイレトレーニングがうまくできないときは?

トイレ 掃除 トレーニング

トイレトレーニングがなかなかうまく進まない場合は、次のようなことを心がけてみてください。

親の都合より子供のペースで

最近は、「おむつは、はずすものではなく、自然にはずれるもの」という考えが広がっていることもあり、幼稚園や保育園側も比較的、寛容になってきています。4~5歳頃までにはずれれば大丈夫ですよ。

入園すると友達に感化されて、すんなりはずれることも。「いつかは必ずはずれる」とゆったり構えて、子供のペースにあわせて進めましょう。

いったんお休みする

「パンツを履いてトイレにも行けるようになったと思ったら、おもらしばかりするようになった…」という話を聞くことがありますよね。排泄機能は自律神経がコントロールしているため、環境の変化やプレッシャーによる緊張感などから、逆戻りしてしまうこともあります。

そんなときは思い切ってトイレトレーニングを一度中止してみましょう。落ち着いてから再開することで、あっさりおむつが外れることもありますよ。

第三者に相談する

ママ自身がトイレトレーニングにプレッシャーを感じていると、イライラしてしまったり、なかなかうまく進みません。

トイレトレーニングに行き詰まったら、ママひとりで悩まずに、周囲の信頼できる人に相談してみましょう。保健師さんやもう少し大きい子がいる先輩ママ、保育園や幼稚園の先生に相談するのもおすすめです。

3歳児がトイレトレーニングに失敗したときは?

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トイレトレーニング中、トイレに間に合わなくて、おもらしをしてしまっても、激しく叱るのはおすすめしません。3歳児は、自分でできることが増えてくる分、失敗すると落ち込むもの。

前述のように、パンツを履いたり、トイレに行ったりすることは、子供にとって慣れないことです。過度なプレッシャーを与えず、「パンツが汚れると気持ち悪いね、今度は頑張ろうね」などと、もう一度チャレンジする意欲を持たせるようにしましょう。

トイレに行くことを無理強いしたり、遊びを中断させたりすると、「トイレ=面倒で嫌なもの」という考えが子供の中に刷り込まれてしまい、逆効果になることも。子供の意欲を尊重することが大切です。

3歳のトイレトレーニングは焦らず楽しく

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3歳は、トイレトレーニングを始めて、おむつがとれる子供が多い年齢なので、ママは「うちの子も早くトイトレを完了させなくては…」と焦りがち。

しかし、どんなにママが頑張っても、本人がやる気にならなければ、トイレトレーニングは進みません。子供のペースを第一に考えながら、ゆっくり丁寧に進めていきましょう。

トイトレを始める時期やおむつがはずれるまでの期間で子供の優劣が決まるわけではないので、子供の気持ちに寄り添いながら焦らず見守ることが大切です。

3歳ならではの子供の成長にあわせて、親子で楽しくトイレトレーニングができるといいですね。

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