寒い冬を耐え栄養をたっぷりと蓄えた春野菜。やわらかくて甘みがあり、栄養価も高いので、離乳食にも積極的に取り入れたいですね。この記事では、春野菜を使った離乳食初期・中期・後期のおすすめレシピを紹介します。
また、3大アレルゲン(卵・小麦・乳製品)には材料名に★マークをつけています。医師と相談のうえ進めてください。他の食材におきかえても構いません。
離乳食で食べられる春野菜は?
1年を通して流通しているじゃがいもやたまねぎなども「新〇〇」や「春◯◯」とあれば、旬は春。その時期にしか味わえないおいしさがありますよ。
離乳食期に食べられる主な春野菜は以下のとおりです。
新じゃがいも/新玉ねぎ/春キャベツ/新にんじん/春レタス/グリーンピース
● 中期からOK
アスパラガス/さやえんどう/スナップエンドウ/菜の花/そら豆
● 後期からOK
セロリ(※)
- 後期から食べられる「セロリ」は、筋をしっかり取り、細かく刻んで煮込み料理などに少量使用する程度がおすすめです。
春野菜を使った離乳食初期レシピ
じゃがいもとミルクのパンがゆ
- 1食パンの耳を除き、細かく切る。
- 2ミルクを鍋であたためる。
- 3すり鉢に1のパンを入れ、2を少しずつ足しながらすりつぶし、パンがとろとろになるまでミルクとなじませる。
- 43にじゃがいもペーストを混ぜる。
にんじんと豆腐の白あえ
- 1豆腐はさっとゆでる、または電子レンジで30秒ほど加熱する。
- 21と、にんじんペーストをすり鉢に入れ、豆腐をつぶしながら混ぜる。
春野菜を使った離乳食中期レシピ
キャベツうどん
- 1キャベツの芯を取り除き、みじん切りにする。
- 2玉ねぎ、にんじん、ちんげん菜もみじん切りにする。
- 3うどんを2~3mmの大きさに切る。
- 4鍋にだし汁と1、2、3を入れ、ひたひたになるまで水を加えやわらかく煮こむ。
アスパラとトマトのあえもの
材料
- 1トマトは湯むきし、種を取り除いてつぶす。
- 2アスパラはピーラーで皮をむき、玉ねぎとともにやわらかくゆでてみじん切りにする。
- 31、2を混ぜ合わせる。
にんじんポタージュスープ
材料
- 1にんじん、玉ねぎ、さつまいもを細かくカットし、水で煮る。
- 21の具材がやわらかくなったら火を止め、ご飯を入れ、ひと煮立ちさせる。
- 32を裏ごししてなめらかにする。
春野菜を使った離乳食後期レシピ
キャベツたっぷりお好み焼き
材料
- 1キャベツは芯を取り除き、粗めのみじん切りにする。
- 2玉ねぎとにんじんの皮をむき、みじん切りにする。
- 31と2、鶏ひき肉を耐熱皿に入れ、ラップをかけ、電子レンジで約30秒加熱する。
- 4ボウルに小麦粉、水を入れ、ダマが残らないようによく混ぜる。
- 54のボウルに3を加えてよく混ぜ、フライパンで両面に焼き色がつくまで焼き、上にかつおけずり節をふりかける。
仕上げにソースをかければ、パパやママも赤ちゃんと同じメニューが楽しめます。
牛豚ひき肉の肉じゃが
- 1じゃがいも、にんじん、玉ねぎを5mm角に切る。
- 21を耐熱容器に入れ、ラップをかけて電子レンジで1分程度加熱する。
- 3牛豚ひき肉(合挽き)はラップをかけて電子レンジで1分程度加熱する。
- 4小鍋にだし汁、2、3を入れ、アクを取り除きながら煮こむ。
- 54に醤油を垂らして、ひと煮立ちさせる。
アスパラサラダ
材料
- 1アスパラガスは、ピーラーで皮をむき、ゆでて粗いみじん切りにする。
- 2にんじんはやわらかくゆでて、粗いみじん切りにする。
- 31、2とすべての材料をよく混ぜ合わせる。
春野菜のおいしさを味わおう!
春野菜は甘みがあるのでシンプルなレシピでもおいしく食べられますよ。旬だからこそ楽しめる素材のおいしさを赤ちゃんにも味わわせてげてくださいね。
※ 赤ちゃんの成長や発達に合わせて無理なく進めましょう。
※ 赤ちゃんが食物アレルギーの診断を受けている、または疑いのある場合は必ず医師と相談のうえ進めてください。
※ レシピの食材は旬のものや自宅にあるものに置き換えてもかまいません(ただし、その時期に食べられる食材かどうかチェックしましょう)。