この記事では、離乳食完了期におすすめの和食の主菜レシピを紹介します。薄味の和食の味付けをすることで、赤ちゃんに素材のうま味を感じさせられますよ。
3大アレルゲン(卵・小麦・乳製品)には材料名に★マークをつけています。医師と相談のうえ進めてください。他の食材におきかえても構いません。
離乳食完了期におすすめの和食の主菜とは?
主菜はおかずのメインとなる料理です。離乳食完了期に食べられる食材から、たんぱく質の供給源となる肉・魚・豆腐・卵・大豆をベースに和食の味付けを加えて作りましょう(※1)。ビタミンやミネラルが摂れる食材を組み合わせても良いですね。
和食の味付け
味付けは、素材の味を引き出すだし汁が基本です。だし汁で下味をつけた食材に、醤油や塩、味噌などを少量加えることで、よりおいしく食べられますよ。魚を混ぜれば魚のうま味が食材と合わさり、和食ならではの風味も楽しめます。
基本のだし汁の作り方
だし汁の作り方は離乳食初期と変わりません。毎回作るのが大変なときは、無添加の天然だしパックを薄めに煮出して使うのも良いでしょう。ベビーフードの顆粒のだしもおすすめです。だし汁を作るときは、下記の記事を参考にしてくださいね。
離乳食完了期の和食の主菜レシピ
まぐろスティック
- 1醤油とだし汁を合わせる。
- 2まぐろは1cm幅に切り、1のタレに5分ほどつけておく。
- 32に片栗粉をまぶし、油をひいたフライパンで弱火から中火で両面を焼く。
オクラチャンプル
材料(1食分)
- 1オクラは種を取り除き、薄切りにする。
- 2玉ねぎ、にんじんは皮をむき、小さめの千切りにする。
- 3豆腐は1cm角に切る。
- 4熱したフライパンに薄く油をひいて、豚ひき肉を入れて炒める。
- 54に1、2を入れ、野菜に火が通るまで炒める。
- 65に3の豆腐を入れ、さっと混ぜ、醤油を垂らす。
- 76に溶いた卵を流し入れ、卵に火が通るまで炒める。
ぶり大根
- 1ぶりはゆでて身をほぐす。
- 2大根はすりおろす。
- 3ほうれん草はやわらかくゆで、みじん切りにする。
- 4小鍋に1、2、3、だし汁を入れ、ひと煮立ちさせる。
- 54に醤油を垂らして風味をつける。
ぶりそぼろ
- 1にんじんと小松菜をやわらかくゆでて、みじん切りにする。
- 2ぶりはゆでてほぐす。
- 3小鍋に1、2、だし汁を入れ、煮詰める。
- 43に醤油を垂らして風味をつける。
白菜とツナの煮物
- 1ツナは水気をしっかりと切る。
- 2白菜は粗くみじん切りにする。
- 3だし汁に1と2を入れ、ひと煮立ちさせる。
- 43に水溶き片栗粉を入れて、とろみがつくまで煮る。
枝豆と豆腐の味噌あえ
材料(1食分)
- 1枝豆はゆでて薄皮を取り除き、みじん切りにする。
- 2豆腐は1cm角に切る。
- 31、2に味噌を加え、混ぜ合わせる。
豆腐ステーキ
材料(1食分)
- 1豆腐を電子レンジで1分程度加熱して水気を切り、薄くスライスする。
- 2油を薄くひいたフライパンで豆腐を両面こんがりと焼く。
- 3醤油とかつおけずり節をあえて、2の上にのせる。
のりとチーズの卵焼き
- 1卵を割りほぐし、だし汁と混ぜ合わせる。
- 2熱したフライパンに薄く油をひき1を流し込む。
- 32の卵液の上に、のり、溶けるチーズをのせ、くるくると焼きながら巻く。
- 4冷めたら切り分ける。
- 卵が半熟にならないようにしっかり加熱しましょう。
離乳食完了期の和食の主菜は
大人のおかずにもおすすめ
今回の紹介した和食の主菜レシピは、大人のおかずにもぴったりなものばかりです。大一度に家族の食事が作れるので、料理時間が短縮できますよ。大人用には、取り分けた後に調味料を少量足して調整してみてくださいね。
※ 赤ちゃんの成長や発達に合わせて無理なく進めましょう。
※ 赤ちゃんが食物アレルギーの診断を受けている、または疑いのある場合は必ず医師と相談のうえ進めてください。
※ レシピの食材は旬のものや自宅にあるものに置き換えてもかまいません(ただし、その時期に食べられる食材かどうかチェックしましょう)。