卵子が老化する原因は?防止する方法はあるの?

内臓や肌は、年齢と共に老化していきますが、それに伴い卵子も老化していきます。一度老化してしまった卵子は若返ることがなく、不妊などのトラブルを引き起こす要因となってしまいます。しかも、卵子の老化は生活環境などにより加速します。妊娠を考えている人は、自分の卵子がどのくらい老化しているのか卵子年齢を知り、老化の加速を食い止める必要があります。そこで今回は、卵子が老化する原因や年齢の検査方法、防止する方法についてまとめました。

卵子が老化する原因とは?何歳からはじまる?

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卵子が入った「原子卵胞」という細胞は、産まれたときから女性の体内にあり、後から新しく作られることはありません。それどころか自然になくなっていき、初潮を迎える頃には生まれたときの10分の1程度の数になってしまいます(※1)。

さらに、年齢を重ねるほど卵子へのダメージは蓄積し、老化も進みます。何歳から老化していく、というわけではなく、生まれたときから年を重ねる度に卵子も老化していくのです。

また、子宮や卵巣の病気、環境汚染、過剰なストレス、偏った食生活、体の冷えや喫煙習慣は卵子の老化を加速させてしまいます。老化してしまった卵子を若返らせることはできないので、卵子の老化の加速を止め、良質な状態に保つ方法を知り、実践することは妊活の基本といえます。

卵子の老化を知る検査方法とは?卵子の年齢を知ることができる?

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卵子の老化は病気ではなく、加齢による自然現象なので、痛みなどの自覚症状はありません。

ただ、月経の変化を一つの目安として捉えることができます。生理周期が28日など安定していた人が、突然生理不順になってしまった場合や来なくなってしまった場合などは注意が必要です。

まずは、下記の記事でまとめた「卵巣年齢のセルフチェック」で体の状態を把握してみてください。チェックが多いほど卵子の年齢が進んでいる可能性があります。

卵巣年齢セルフチェック項目

□ 生理周期が不安定
□ 生理周期が短くなってきた
□ 経血の量が減ってきた
□ 夜ふかしすることが多く寝るのが遅い
□ 仕事中など日々緊張することが多い
□ 喫煙する
□ 生理前ににきびができやすい
□ 髪に艶やボリュームがなくなってきた
□ 太っている、もしくは肥満ぎみ
□ ダイエットで急激に痩せたことがある

卵巣年齢検査(AMH)

生理の異常を感じたら、生理がこなくて楽だと楽観視せず、まずは産婦人科に相談に行きましょう。病院では、正確に診断することができる「卵巣年齢検査(AMH)」をすすめられるかもしれません。

卵子老化によって引き起こされるリスクとは?

リスク

卵子が老化するのは、年齢を重ねれば仕方のないこと。それに抗うことはしたくない、という考えの人もいるかもしれません。しかし、これから妊娠・出産を考えている人は、卵子が老化することのリスクをきちんと知っておくことは必要です。

妊娠する確率の低下

20代の卵子はキレイな円形のものが多いのですが、30代後半になると楕円形やいびつな形のものが多くなっていきます。形の整っていない卵子は、「受精しにくい」「細胞分裂しにくい」「着床しにくい」ので、妊娠確率が下がってしまうのです。

20代の不妊が数%に対して、40代では60%を超えるといわれ、年齢が上がる分だけ自然妊娠ができる割合は低くなっていきます。

流産や先天性疾患

卵子が老化する過程で遺伝子が何らかのダメージを受けてしまい、胎児の染色体異常が起きる割合が高まるといわれています。そのため、自然に流産してしまう確率が全妊婦の10~15%に対して、30代後半以降は20~40%まで高まります。

また、出産を無事に迎えられたとしても、ダウン症候群などに代表される、染色体異常が原因の先天性疾患を発症する確率が上がります。

卵子の老化を防止するには?

運動

卵子の老化を防止するには、生活習慣と食生活を改善することが第一です。睡眠や運動などの生活習慣、ビタミン摂取や栄養バランスの良い食事など、健康的な生活を送るようにしましょう。特に下記の項目をチェックして、今の自分の生活に照らし合わせて改善方法を見つけていきましょう。

卵子の老化を防ぐ生活習慣チェック

□ バランスの良い食事がとれているか
□ 質の良い睡眠をたっぷりとれているか
□ 喫煙していないか
□ 体が冷えていないか
□ 定期的に運動をしているか
□ ストレスが溜まっていないか

卵子の老化を防いで、妊娠確率を上げよう!

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現代では40代の芸能人が出産したというニュースもよく耳にするので、歳を重ねても子供が産めると考え、キャリアなどを優先して妊娠を後回しにしている女性もたくさんいるのではないでしょうか?しかし、歳を重ねるたびに卵子は老化し、不妊や先天性疾患の確率が高まります。

妊娠はやはり妊娠適齢期といわれている25〜35歳の間の方が確率も高く、妊娠中のトラブルなども軽くて済みます。高齢出産だとパパ・ママを含め、サポートしてくれるおじいちゃんおばあちゃんの体力的にも育児が大変になるというデメリットもあります。

「今すぐじゃないけど、いつかは子供が欲しいな」とのんびり考えている人でも、出産を望んでいるのであれば、パートナーと今後の計画を一度見直してみてくださいね。

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