危険日は生理後いつ?生理前は完全に安全日だといえるの?

妊娠に関する「危険日」「安全日」がいつ頃なのかということを、ちゃんと分かっている人は少ないですよね。一方、きちんと理解し、把握している人でも「あれ?予測よりずれてる…」と思うことも。そこで今回は、生理後の何日目くらいが、危険日や安全日になるのか、生理開始日から計算する方法、ずれる理由などについてまとめました。

「危険日」「安全日」とは?

カレンダー 生理日

安全日や危険日とは、性交をしても妊娠しにくい日=安全日、妊娠しやすい日=危険日という視点からできた言葉です。妊娠を望んでいる場合、もしくは妊娠を望んでいない場合に、チェックしておくべき基本の項目です。

生理後から数える危険日・安全日はいつ頃?

女性 数える 計算 日数 日にち カレンダー

妊娠するためには、女性の卵巣の中にある卵子が成長し、排卵され、排卵された卵子と精子が出会って受精卵ができ、その受精卵が子宮内膜に着床するというステップを、すべてクリアすることが必要です。

そのなかでも重要なのが、「排卵」です。排卵と性交のタイミングが合うほど妊娠の可能性は高くなるため、排卵時期ではない日は安全日、排卵時期に入っている日は危険日となります。

ただし生理周期や排卵のタイミングは個人差が大きく、また同じ人であっても体調やストレスといったさまざまな要因で毎周期同じ条件とは限りません。「生理が終わって何日目あたりが安全日で何日目あたりが危険日」と確定することは、かなり難しいことだということを認識しておきましょう。

危険日・安全日は生理周期から計算できる?

基礎体温表

危険日や安全日は、生理周期から計算してある程度推測することが可能です。

婦人科系疾患やホルモンバランスの乱れなどがなければ、排卵時期は「次回生理開始予定日のおおむね14日前あたり」になります。生理周期が30日の場合、30-14=16日目あたりが排卵時期ですね。

精子の寿命が2〜3日、卵子の寿命が約1日とすると、排卵日の3日前〜3日後くらいが最も妊娠しやすい危険日にあたります。排卵の可能性に幅があると考えるなら、排卵日の5日前〜5日後の10日間程度が危険日といえるでしょう。

ただしそれは、生理周期が安定していることが大前提。生理周期が安定していないと排卵時期の計算にずれが出てしまいます。前述したように、確定することは非常に難しいことで、あくまでも目安がつかめるといった認識でとらえてくださいね。

生理後が危険日なの?生理前?安全日は?

子供 計算 黒板 勉強

危険日は生理後なのか生理前なのか、生理直後は安全日なのか、細かい日数ではなくてタイミングだけでも知りたい、という声もよく聞きます。実際に生理直後は安全日、と思っている女性も多いようですが妊娠の可能性は残ります。

排卵から生理までは約14日と決まっているのですが、生理開始からの日数は個人差がとても大きく、生理期間が長いと、生理が終わってすぐに排卵が始まってしまうこともあります。まだ妊娠を望んでいない人であれば、生理直後のタイミングを避けるか、避妊をした方がいいでしょう。

生理前のいつかと考えるなら、生理開始予定日の7日前〜生理日くらいまでの1週間は安全日、それ以外の生理後は危険日と考えてもいいかもしれませんね。

生理不順のときに危険日・安全日をつかむ方法は?

基礎体温 グラフ 体温計

ただし、生理不順の人は、まず安全日や危険日を計算で出すことはほぼ不可能といえます。しかし、生理周期の安定、不安定にかかわらず安全日や危険日をより正確につかみたいですよね。排卵痛といって排卵時の痛みを察知する方法もありますが、個人差も大きいため、1番におすすめしたいのが、「基礎体温を測る」という方法です。

基礎体温とは安静時の体温のことで、通常5~6時間以上就寝して目覚めた後、体を起こす前に測定した体温のことを指します。正常な生理周期での基礎体温は低温期と高温期に分かれており、低温期から高温期に移行する前後に排卵が起きるという特徴があるため、それを活用して排卵時期を推測します。

基礎体温のデータを見て、低温期から高温期に移行する前後は排卵時期に重なるため危険日と考え、高温期に入れば排卵は終わったというサインなので、そこから生理開始までは安全日と考えていいでしょう。

しかし、基礎体温は0.01度の差をデータ化して判断するものなので、体調やストレス・睡眠不足などによって簡単に変動します。朝目覚めてつい体を動かしてしまい正確な数値が測れない場合も。そのため基礎体温を測り続けても、排卵時期がうまくつかめないことはあります。確実な避妊を求めるのであれば、コンドームを使うなどして避妊をしてくださいね。

危険日や安全日は排卵検査薬で正確につかめる?

排卵検査 尿 検尿 排卵検査薬 薬 検査

より正確に排卵日をつかみたいというときに、排卵検査薬を使用する人もいます。排卵検査薬とは排卵前に分泌量が増える黄体刺激ホルモンを感知する検査薬で、妊娠検査薬のように尿から診断します。

排卵検査薬と、基礎体温のデータとあわせてチェックすることでより正確に排卵時期をつかむことができます。

ただし、排卵検査薬は第一類医薬品で、「妊娠しやすくするために、排卵日を特定したい」という目的で使用されるものであり、安全日や危険日を知るためのものではありません。

危険日・安全日がずれることもある?原因は?

女性 不健康 不規則 不摂生

基礎体温から推測しても、まれに実際の排卵時期がずれることや、ずれたように感じることがあります。その原因としては次のようなものが挙げられます。

過剰なストレス

過剰なストレスがあると女性ホルモンの分泌指令を出す脳の視床下部がダメージを受け、うまく指令を出せなくなることがあります。そうすると女性ホルモンのバランスが崩れ、基礎体温にばらつきが出やすくなって低温期と高温期の境があいまいになり、排卵があったかどうかが基礎体温で推測できなくなるのです。

悪い生活習慣や食事

夜更かしや栄養バランスが偏った食事、喫煙、過度の飲酒、運動不足といった生活習慣もホルモンバランスを崩す要因になり、上記のように基礎体温で排卵日がわかりにくくなります。

生理後の危険日や安全日はあくまでも参考程度に

女性 カップル 家族 夫婦

危険日・安全日をつかむには、基礎体温と排卵日前後の体調をよく観察することが大切です。

ただし人間の体は機械ではないので、変動する可能性があります。上記のような方法を実行しても排卵時期がずれる可能性はあります。

また、上述しましたが、排卵検査薬は本来妊娠目的で使用するもので、排卵検査薬を避妊目的で販売されているわけではありません。

安全日や危険日はあくまでも参考程度にして、妊娠を望むのであれば思いつめすぎないように、妊娠を望まないなら、必ずコンドームを使うなどの避妊を心がけてくださいね。

免責事項

こそだてハックに「いいね!」して情報を受け取ろう