高温期が長い原因は?黄体依存症かも?症状や改善方法は?

「生理前の高温期が長く続くのに、なかなか生理が来ない。でも、妊娠検査薬は陰性…」という状態を経験したことはありませんか?何度か心当たりがあるという人は、「黄体依存症」かもしれません。黄体依存症は不妊の原因になる可能性もあるため、ぜひ改善法に取り組みましょう。今回は、そのほかにもある高温期が長く続く原因や、黄体依存症の改善法についてまとめました。

高温期ってどういう状態?

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基礎体温は、生理開始〜排卵日までの低温期と、排卵日〜次の生理までの高温期の二相を繰り返します。低温期から高温期に切り替わるのは排卵が起きたときで、体温を上げる作用がある「黄体ホルモン(プロゲステロン)」の分泌量が増えることで高温期に入ります。

高温期はおよそ36.7度以上の体温を指し、低温期と高温期の差は0.3〜0.5度くらいあるのが望ましいとされます。ただ個人差もありますので、自分の体調管理のためにも基礎体温は記録しておきましょう。

高温期が長い原因は?

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高温期は排卵してから生理になるまでの期間になりますが、基本的には14日±2日くらいの日数になります。妊娠が成立しなければプロゲステロンの分泌量が減少して高温期が終了しますが、妊娠が成立するとプロゲステロンが引き続き分泌されて高温期が維持されます。

高温期が14日をすぎると「妊娠かも!?」と慌てて妊娠検査薬で調べてしまう人も多いのですが、一般的な妊娠検査薬が使えるのは「生理予定日の1週間後」。つまり、高温期21日目以降になります。高温期16日目でも早期妊娠検査薬で陽性が出ることもありますが、産婦人科へは慌てずに受診するようにしましょうね。

黄体依存症(ハルバン症候群)とは?症状は?

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高温期が2週間以上続いていると妊娠の可能性があるのですが、それでも妊娠検査薬が陰性のまま、ということがあります。これは、高温期を引き起こす黄体ホルモン分泌の異常によるもので、この症状を黄体依存症と呼びます。

黄体依存症とは、別名「ハルバン症候群」「黄体存続症」とも呼ばれ、黄体ホルモンの過剰分泌により、高温期が長くなってしまいます。そして高温期が長くなることによって、生理が遅れてしまうのです。もちろん、性行為をしていなくても黄体依存症が現れることもあります。

症状としては、高温期が続くことにより生理前のような症状が長く続きます。具体的には、頭痛、倦怠感、胸が張る、情緒不安定などがあります。また、生理時には出血量が増えるのも特徴です。

黄体依存症の原因と治療法は?

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黄体依存症の詳しい原因については、いまだ解明されていないため、現状は特効薬や治療法がありません。対処法としては、ホルモン剤などで強制的に生理を来させるか、もしくは生理が来るまで何も処置せず待つかのどちらかしか方法はありません。

黄体依存症の改善法は?

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黄体依存症の直接の原因はわかっていませんが、「黄体ホルモンの過剰分泌」が起こるのは、ホルモンバランスが乱れてしまっていることが原因と考えられます。そこで、改善法としてはホルモンバランスの乱れを正すことが大切です。

食生活の改善

食生活の改善で、ホルモンバランスを整えましょう。大豆加工食品は女性ホルモンに働きかけるので効果的です。豆腐、みそなどは毎日の食事にも取り入れやすいですね。

特に、旬の野菜をたくさん入れたお味噌汁は、食物繊維・ミネラル・ビタミンなど様々な栄養素を一度に摂取することができるので、毎日でもメニューに入れるようにしましょう。

また、ビタミンEは生理不順の改善、黄体ホルモンの増加などに効果がありますよ。ビタミンEは卵、海苔、魚介類に多く含まれています。

ストレス解消

ストレスはホルモンバランスの乱れを引き起こすので、ストレスを発散するように自分でも意識して行動するようにしましょう。

運動をする、たっぷり寝るなどの「身体的なストレス解消」と、趣味の時間を作る、悩みをためこまないなどの「精神的なストレス解消」、どちらも大切ですよ。

生理後に高温期が続くこともある?

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まれに生理が来たにもかかわらず高温期が続くことがあります。この場合は、ストレスや体調不良による生理不順で、排卵がすぐに起きたという原因や、生理ではなく子宮内膜症といった子宮の病気などでの不正出血だった、という原因も考えられます。

子宮内膜症による症状としては、生理痛、下腹部痛、腰痛、性交痛、排便痛、慢性骨盤痛などの痛みや経血量が多い、レバー状の塊が出る、といった症状が見られることがあります。いつもの生理とは違う痛みや症状があれば、早めに婦人科へ相談しましょう。

高温期が長いときはリラックスした毎日を

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バランスの良い食生活とストレス発散は、黄体依存症だけでなく、さまざまな体の不調を改善してくれます。特に妊活中の方は生理周期や基礎体温の上下にも敏感になってしまいがちですが、ストレスをためず健康に良い食生活を心がけながら、あくまでも気長に過ごすことを心がけてくださいね。リラックスした心構えで日々の生活を送ることが大切です。

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