里帰り出産とは?病院予約の時期は?いつまでに帰ればいいの?

里帰り出産を検討している場合は、分娩予約をいつ・どうやってしたらいいのか気になっているのではないでしょうか。里帰りする時期や段取りも知っておきたいですよね。

そこで今回は、里帰り出産について、分娩予約の時期や妊娠何週目を目安に帰省するといいのかなどをご紹介します。

里帰り出産とは?

出産準備

里帰り出産とは、妊婦さんがお産のために現在住んでいるところを離れて実家に戻り、実家近くの病院で出産することをいいます。

家族が側にいることで何かと心強かったり、健診の送迎や緊急時の対応を気兼ねなく頼めたりといったメリットがあります。

出産後は、家族に赤ちゃんのお世話や家事を頼りつつ、体の回復ができるのも里帰り出産ならではでしょう。

里帰り出産の分娩予約の時期はいつ頃?

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里帰り出産では、実家近くで里帰り出産を受け入れている病院を探して、分娩予約をする必要があります。

いつからいつまで予約ができるかは、病院によって異なります。

人気の病院などでは、胎嚢や心拍の確認ができる4〜7週目頃から予約ができ、早々に埋まってしまうところもあります。

分娩予約数に余裕があれば、妊娠中期まで予約を受け入れているところもありますが、できるだけ早めに予約をするようにしましょう。

分娩予約をするときや予約後に、一度来院して診察を受ける決まりがある病院も多いです。

診察や健診の際には、現在通っている病院からの紹介状が必要になるので早めに医師に伝えておきましょう。

このように、里帰り出産の分娩予約や診察・健診の時期には決まりがあるので、分娩を希望する病院を早めに決めて、直接病院に問い合わせて情報収集をしておきましょう。

里帰り出産の場合、いつからいつまでに実家に帰ればいい?

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里帰り出産のために実家に帰る時期に決まりはありませんが、一般的に妊娠30~34週が目安になります。

分娩予約した病院が「妊娠◯週以降の健診からは当院で」と決めている場合は、そのタイミングで帰省してくださいね。

出産予定日ギリギリに里帰りを予定している妊婦さんもいますが、赤ちゃんは予定日ぴったりに生まれるわけではありません。

予定日より早く陣痛や破水が起きたときに自宅の近くで分娩を受け入れてくれる病院を探すことになります。

とはいえ里帰りをする時期があまりに早すぎても、パートナーと別々に過ごす期間が長くなったり、上の子が幼稚園や保育園に通っている場合は長く休ませることになったりします。

妊婦さんの体調を優先しながら、パートナーや家族、里帰り先の親の状況も考えて、適切なタイミングで帰省しましょう。

里帰り出産の段取りは?

チェックリスト

ここでは、里帰り出産全体の段取りの目安を流れでご紹介します。スケジュールを立てるうえで参考にしてみてくださいね。

里帰り出産についてパートナーや実家の家族と話し合う

まずはパートナーとしっかり話し合いましょう。

ママは里帰り出産を希望していても、パートナーは「出産前後のママをサポートしたい」「赤ちゃんが生まれた直後からお世話をしたい」と考えていることもあります。

夫婦で納得したうえで、里帰り出産をするかどうか決めるようにしてくださいね。

同時に、里帰り出産を検討している段階で、実家に里帰りをしたいという気持ちや、いつごろ里帰りをする予定かを大体でもいいので伝えておきましょう。

状況次第では、里帰りを受け入れられないこともあるかもしれないので、その場合はどうするかも考えておけるといいですね。

里帰り先の病院を探して分娩予約をする

実家の近くで里帰り出産を受け入れている病院を探します。妊娠何週から予約を受け付けているか、自分のバースプランに合っているか、実家から病院までの距離など、事前にしっかり調べておきましょう。

希望する病院が決まったら早めに分娩予約を取ります。

つわりなどの症状があると思うように動けなくなることもあるため、病院探しや分娩予約は妊娠が判明したらできるだけ早く進めておくと安心です。

現在通っている病院に紹介状を書いてもらう

里帰り先の病院に渡す「紹介状」は、転院の直前までの記録を記載してもらいます。

紹介状の発行には、妊婦健診の費用とは別に2,000〜5,000円程度かかります。

妊娠経過によっては、里帰りのための移動が母体に負担になる、切迫早産で現在通っている病院で入院が必要などと診断されて、里帰り出産ができなくなることもあります。

そのため、里帰り出産を予定していることを前提に毎回の健診で診てもらうことが大切です。

里帰り先の病院で初診を受ける

分娩予約をする際に里帰り出産であることを伝え、初診の予約を取りましょう。

妊娠20週頃までに初診を受けないと分娩予約が取り消される場合もあるので、よく確認して早めに受けることをおすすめします。

里帰りして転院する

里帰りをする日程を決めて、荷物の準備をします。

妊婦さんや上の子が突然体調を崩したり実家まで見送るパートナーの予定が変わったりする可能性などを想定して、余裕を持ったスケジュールを組んでおくと安心です。

里帰り出産についてパートナーや実家の家族とよく相談しておこう

里帰り出産をするをする妊婦さんは、パートナーや実家の家族とよく相談して、いつごろ帰省するのか、出産後はどのくらいで自宅へ戻るのかなど決めておけるといいですね。

出産後、自宅に戻った後しばらくは、実家の家族がいない中での育児に大変さを感じるママも多いようです。パートナーが育休を取得したりファミリーサポートを頼んだりすることも検討しておくと安心ですよ。

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