里帰り出産の期間はどのくらいが適切?実家にいる間の注意点は?

産後に里帰りをしていると、ママが産後の一番大変な時期を実家にサポートしてもらえます。では、里帰り出産の期間はどのくらいがいいのでしょうか?

産後の里帰り、実家に帰る期間は?

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産後、ママの体力が消耗しているときに実家にいると、両親など家族のサポートを受けられてとても助かりますよね。でも、どれくらいの期間、実家に滞在していいものなのでしょうか。

ここでは、里帰り出産をしてそのまま実家に滞在する場合と、生活拠点の近くで出産した後に実家に帰る場合、それぞれの期間の目安をご紹介します。

里帰り出産の場合の滞在期間

里帰り出産では、産後の赤ちゃんとママの1ヶ月健診まで実家に滞在し、その後パートナーが待つ家に戻ることが多いようです。産前の臨月から数えると、おおよそ2~3ヶ月の滞在が一般的ですが、なかには4~5ヶ月の期間、滞在する人もいます。

里帰りをする実家までの距離も滞在期間に影響していて、近いほど短く、遠いほど少し長く滞在することが多いようです。

産後1ヶ月はママの体は不安定な状態なので、赤ちゃんのお世話や体調が落ち着いた頃を見計らって帰る準備をしましょう。

特に遠方の場合は、新生児を抱えて自宅に帰らなければならないため、外出の練習をする期間を設けたり、感染症が流行っている時期を避けたりして、遅くなるケースも考慮しておきましょう。

産後に里帰りする場合の滞在期間

実家と今暮らしている家が近い場合、里帰り出産はせず、パートナーと一緒に暮らす家の近くの病院で出産した後に、実家に帰る人もいます。ママと赤ちゃんの体のことを考えると、1ヶ月健診が無事に終わるまでは実家にいて、その後パートナーと暮らす家に戻るのが一般的です。

一番大変な時期を助けてもらうための里帰りなので、あまり長くいすぎるとパートナーが父親としての実感がわきにくくなったり、実家の家族も疲れがたまってきてしまったりする可能性も。居心地が良くても、あまり長すぎない滞在がいいでしょう。

里帰り出産中のパートナーとのコミュニケーションは?

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里帰り出産中、パートナーがパパとしての実感が得にくくなってしまう可能性があります。パートナーから連絡を密に取ってくれるのが理想的ではあるものの、必ずしもそうならないケースもあるかもしれません。

もし里帰り中にパートナーからの連絡が少ないと感じるときは、その思いをしっかり伝えること、またご自身からもパートナーにコミュニケーションを意識的に取ることができるといいですね。

ママからパートナーにコミュニケーションをとる際の一例

● できるだけ早く子供と会えるよう事前に予定を立てる
● その日感じたことを、育児日記の感覚でメールする
● 子供の写真や動画を頻繁に送る
● 1日のなかで電話をする時間帯を決めておく
● 休みの日はできるだけ会うようにする

里帰りの期間は、メリットとデメリットを考えつつ適切に

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里帰り出産は、実家の安心感や実の両親からの支援が得られるメリットがある一方、実家ゆえのストレスがあったり、パートナーとのコミュニケーションが減るリスクもあります。

ご家庭の状況によってケースバイケースですが、メリットとデメリットを上手にバランスさせられるといいですね。

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