産後太りの原因と解消法!無理なくできるおすすめのダイエット4選

監修専門家 マタニティ、婦人科系専門の施術家 湯川 優
湯川 優 累計4万件施術。妊産婦さんは去年1000件施術。柔道整復師(国家資格)取得後、大学院にて研究を行い、整形外科勤務を経て整体院開院。施術したアスリートが世界一や日本一に輝き、現在はマタニティを専門としな... 監修記事一覧へ

出産を終え、育児にも少しずつ慣れてほっとしたものの、産後太りで変わってしまった体重や体型に悩んでいるママは多いのではないでしょうか。しかし、痩せたいからといって妊娠前のようなダイエットをするのは、出産直後のママには禁物です。そこで今回は、産後太りになる原因をはじめ、ケアする方法やコツ、注意点についてご紹介します。

産後太りの原因とは?

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産後は、出産したからといってすぐに妊娠前の体重や体型に戻るわけではありません。妊娠中に赤ちゃんを守るために蓄積した皮下脂肪が残るため、産後すぐは赤ちゃんや羊水などの重さをマイナスしたとしても3~5kgくらいしか変わらないことがほとんどです。

また、妊娠・出産で骨盤が歪み、基礎代謝が落ちることも産後太りの原因のひとつといわれています。放っておくと、いつまでも蓄積された皮下脂肪がとれず、お腹やお尻、太ももについたまま、体型が戻りにくくなることもあります。

産後太りの程度は、妊娠中に増えた体重の量によって異なります。あまり増えなかった人は妊娠前と同じ体重にすぐ戻ることもありますが、妊娠中に体重が10kg以上増えていた場合は、なかなかもとに戻らないこともあります。

さらに、産後に育児が忙しくて食事がまともにとれず、時間を気にせず間食してしまったり、母乳を与えていることからお腹がすきやすく、ボリュームのある食事を求めがちだったりするのも、産後太りの要因として考えられます。

産後太りを解消するコツは?

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産後太りを解消するには、体重が落ちやすい産後6ヶ月までにダイエットをするのがコツです。

産後しばらくは、体が妊娠前の状態に戻ろうとしたり、四六時中、赤ちゃんのお世話に追われたりして、自然と体重が急激に落ちやすい時期です。

しかし、その後は生活スタイルや体質によって体重が落ちにくくなる人もいるため、落ちやすい時期に集中してダイエットに取り組むことが効果的と考えられています。

出産直後はまだ子宮が回復していない状態で、育児のために体力も必要なときです。無理なダイエットは禁物なので、できる範囲で健康的に体重を落とす方法を取り入れていきましょう。

産後太りに効果的なダイエット方法とは?

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産後太り対策には、骨盤の歪みを解消し、食生活の乱れを整えることが大切です。

産後直後は体力が低下しているので運動は向いていませんが、生後1ヶ月健診でママの状態をみてもらって運動をしても良いと判断されれば、散歩程度の運動から始めてみましょう。

以下に、食事や運動、補正下着を活用した産後太りダイエットのポイントをご紹介します。

食事の内容を見直す

食事の量を制限するのではなく、栄養バランスの見直しに重点を置きましょう。白米を玄米に代える、洋食から和食中心の食事にするなど、量は同じでも脂肪分や塩分が少ない食事に変更するだけで、体重が落ちやすくなります。

食事制限は簡単にカロリーを抑えられますが、体力を使う子育て中のママには向いていません。特に、母乳育児をしているママはエネルギーを多く消費するので注意してくださいね。たんぱく質やビタミン、ミネラルを含んだ野菜を多く摂るようにしましょう。

適度に運動をする

産褥体操

産後6~8週の期間を産褥期といいますが、この時期は体が回復しきっていないため、運動をするのはもう少し待ちましょう。

産後すぐからできる産褥体操は、産後の肥立ちをよくするだけでなく、妊娠中にゆるんだ関節を引き締める効果や、産後に感じる不快な状態を緩和してくれる効果が期待できるのでおすすめです。

骨盤矯正・骨盤底筋体操

骨盤矯正は、ストレッチや体操をして体を動かしながら行うものや、椅子やベルト、バランスボールなどのグッズを使って日常生活の中でできるものなどがあります。

骨盤底筋体操は、「肛門と腟を動かす(肛門をきゅっと締める)・緩める」という動きを繰り返し行うだけなので、日常生活でも気軽にできますよ。

補正下着を活用する

産後しばらくは運動をするのが難しいので、骨盤を矯正する効果のある補正下着を着用することで産後太り対策ができます。

産後すぐにつけられる産褥ニッパーや骨盤ベルト、骨盤ショーツ、体を引き締めるガードルなど、段階的につけて体型戻しをサポートしましょう。

産後太りでダイエットをするときの注意点は?

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産後太りで出産後すぐにダイエットをしたいと思う人もいるかもしれませんが、前述の産褥期(産後6~8週)は体型・体重は気にせず、子宮や体の回復に努めましょう。

この時期は、昼夜問わずの赤ちゃんのお世話で、とても疲れやすい状態です。産後1ヶ月を過ぎても悪露が続くことはあるので、激しい運動や食事制限ではなく、補正下着を中心に、軽いストレッチをする程度にとどめてくださいね。

軽い運動を取り入れていくのは、ママの1ヶ月健診で順調に体が回復していると判断されてから。その日その日の体調も考慮しながら、無理なく取り組んでいきましょう。

産後太りのダイエットは無理なく健康的な方法で行おう

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産後は体に負担が掛かりやすい時期なので、ストレスと疲れを把握しながら、リラックスして楽しく産後ダイエットに取り組みましょう。この時期に無理をすると、体の回復が遅くなってしまう恐れもあります。

産後6ヶ月は、骨盤の歪みが定着するまでの痩せやすい時期ではありますが、この時期を過ぎたとしても、適度な運動を続けていれば産後太りをケアすることはできます。焦らず、無理のない方法で健康的にダイエットをしていけるといいですね。

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