小学校入学までにどのような準備をすればいいのか、分からないことも多いですよね。
そこで今回は、小学校入学までのスケジュールと、先輩ママパパに聞いた入学までにやっておきたいことベスト5をご紹介します。
入学準備のスケジュールは?
小学校入学準備は、主に上記のようなスケジュールで進んでいきます。
就学時健診(10月〜11月)
就学時健診とは、翌年4月に小学校へ入学する子どもを対象に行う健康診断のこと。年長の10月〜11月頃に、就学予定の学校で行われます。
学童の申し込み(11月中旬〜1月初旬)
翌年4月から学童を利用する場合、公立学童の申し込みは一般的に年長の11月中旬〜1月初旬頃ですが、民間学童では10月頃から申し込みが始まっているところもあります。
入学前説明会(1月〜2月)
就学予定の小学校の方針や過ごし方などの話がある「入学前説明会」は、一般的に年長の1月〜2月頃に行われます。
入学グッズ準備&記名(2月〜3月)
各学校で必要な物は、入学前説明会で説明されます。「キャラクターのデザインはNG」など学校によっては持ち物にルールがあることもあるので、購入するのは入学説明会後の2月〜3月がよいでしょう。
持ち物一つひとつへの記名は時間もかかるため、必要なものを把握したら早めに用意を始めるのがおすすめです。
入学までにやっておきたいことベスト5!
入学準備は、前述のようなことだけではありません。入学後の環境の変化に対応するために、入学前から少しずつ練習したり、習慣づけておいたほうがよいこともあります。
そこで、編集部の小学生ママパパに聞いた「入学前に子どもとやってよかったこと・やっておけばよかったこと」を、回答の多かった順にご紹介します!
1. 通学路を歩いて交通ルールを確認する
入学前にやっておいてよかったこととして、最も回答が多かったのが通学路の確認。
朝の登校時間と夕方の下校時間では通学路を歩いている人や交通量なども違うので、それぞれの時間帯で歩いてみると安心です。
危なそうな場所を一緒にチェック
通学路を子どもと歩きながら、駐車場の入り口や歩道が狭いところなど、危ない場所を一緒に確認しました。横断歩道の渡り方など基本的な話もできてよかったです。
小2・Mママ
2. 登下校時の約束事を確認する
登下校中は、親の目だけでなく、地域の人の目が行き届かない場合も。通学路を確認した際に、交通ルールに加えて「寄り道はしない」などの約束事についても念入りに話しておきましょう。
下校時の寄り道で大捜索…
入学後、娘がいつもの時間になっても帰ってこず、両親で大捜索しました。結果的にいつもと違うルートで友達と遊びながら帰ってきていたのですが、入学前に約束事の話をもっときちんとしておくべきだと思いました。
小1・Yママ
3. 生活リズムを小学校にあわせる
小学校の登校時間は、大体8時〜8時20分頃。特に1年生は登校前の準備にバタついたり、歩くのが遅かったりするため、遅刻しないように保育園の頃より早起きが必要なケースが多くあります。
急に生活リズムを変えるのは大変なので、年長のうちから寝る時間・起きる時間を早くしていくのがおすすめです。
時間をかけて生活リズムを変えると◎
うちは保育園よりも家を出る時間が1時間早くなることが分かっていたので、年長の後半から生活リズムをシフトしていきました。就寝・起床時間を少しずつ早めておくと、親子ともにストレスが少なくてよかったです。
小2・Kママ
4. 物を管理する練習をする
小学生になると、忘れ物やなくし物をすることが頻繁にあります。保育園のうちに、自分で物を管理する練習を始めておくと安心ですよ。
物を置く場所を決めて管理する練習がよかった!
年長のうちから、遊ぶもの、勉強するものなど、カテゴリーごとに物を置く場所や片付ける場所を決めて、戻す練習をさせました。そのおかげか、入学後に学校でなくし物をしたことはほとんどないです。
小1・Nママ
5. 家庭学習の習慣をつける
小学校から始まる宿題にスムーズに取り組むには、家庭学習の習慣を早めにつけておくのがポイントです。
帰宅後に机に向かう時間を作ればよかった
子どもが家でなかなか宿題をやりたがらなくて…。年長の頃から、帰宅後に塗り絵や読み書きの練習など、何でもいいから机に向かう時間を作っておけばよかったと思いました。
小2・Aママ
その他にも、やっておいてよかったこととして以下のようなことがあがりました。
● アナログ時計に慣れさせる
● 自分の名前を書く練習をする
● 翌日の準備を前日の夜にする習慣をつける
● 和式トイレの練習をする
● 小学校に関するポジティブな話題を話す
入学までを見通して、早めに準備を進めよう
入学前に準備することは意外と多くて忙しいので、スケジュールを見通して、早めに無理なく準備を進められるといいですね。