小学校はどんなところ？親子で読みたい入学後のことがわかる絵本8選

小学校入学が近づくと、子どもの成長に喜びを感じる反面、自分が子どもだった頃と違いどんなことをするのか気になったり不安になったりしますよね。子ども自身も、新しい生活に向けて少しずつ緊張するものです。

そこで今回は、入学前の不安を和らげてくれる、小学校生活に関する絵本を紹介します。ぜひ親子で読んでみてくださいね。

慣れ親しんだ絵本から小学校のことを知ろう！

小学校入学への不安や緊張をやわらげるためには、小学校がどんな場所で何をするのか、どんなことを身につけておくと良いのかを少しでも知っておくことが一番です。

そこでおすすめなのが、読み聞かせなどで慣れ親しんだ絵本。絵本には以下のような良い面があります。

● カラフルな挿し絵や写真で楽しく読める
● 子ども向けの表現で理解しやすい
● 絵や写真で見ることで想像しやすい
● 親子で読むことで安心感が伝わりやすい

ここからは、小学生になるまでに読みたい絵本を3つのカテゴリー別に紹介します。

あいさつ、雨具の使い方、掃除の仕方など、小学校に入学するまでに身につけておきたいことや小学生になってからできるようにしたいことを、かわいい絵でわかりやすく教えてくれる絵本です。1冊にまとめられているのがうれしいですね。

一生役立つ習慣やルールを「おやくそく」で教えてくれる1冊。おやくそくがなぜ大切なのか、伝え方が難しいこともかわいいイラストとわかりやすい言葉で伝えてくれます。子ども理解しやすく、納得して取り組めますよ。

実在する「1ねん1くみ」の1日に密着した絵本。登校、朝の会、授業、休憩時間、給食と時間の流れに沿って定点から教室をとらえるなかで、巻き起こる楽しいエピソードを紹介しています。写真がたくさん使われているので、実際の小学校生活を想像しやすくて身近に感じられそうですね。

小学2年生のお姉さんがこれから小学生になるみんなに贈る、16のアドバイスをまとめた絵本です。勉強のこと、生活のこと、気持ちの持ちかたなど、小学校生活を楽しく過ごすためのヒントがたっぷりつまっていますよ。

小学1年生の1日、1年、卒業までの小学校6年間の生活をまとめた1冊。「小学校ってどんなところだろう？」「何をするのかな？」誰しもが思う疑問や不安に丁寧に応えてくれる絵本です。きっと小学校入学が楽しみになりますよ。

間違うのはだめ、嫌、恥ずかしいと感じることは誰しもあるでしょう。この絵本では「まちがうことをおそれてはいけない、こわくない、まちがっていいんだ」と励ましてくれます。「こうじゃなきゃ」と凝り固まった気持ちをのびのびとさせてくれますよ。

友だちのいいところをみつけて、自分のいいところにも友だちが気づいてくれていることを知り、「クラスのひとりひとりが人気者＝それぞれがかけがえなない1人」だと気づかせてくれる絵本です。やさしさの連鎖で心があたたかくなりますよ。

この絵本に登場するのは、教室にある道具やよく目にする「物」たちです。ランドセル、上ぐつやピアニカが、普段どんなことを考えているのか、ユーモラスな内容で描かれていて思わず笑ってしまいそう。何気なく使っている「物」に愛着がわくかもしれませんよ。

「新しい友達はできるかな？」「どんな勉強をするんだろう？」と子どもは不安と期待が入り混じった気持ちで小学校入学を控えていますが、それは親も同じ。身近な絵本をきっかけに、今感じている不安や小学校に入ってからのことを親子で話せるといいですね。