外出先での離乳食はどうすればいい?持ち運びの方法や注意点は?

離乳食が始まると、外出先での赤ちゃんの食事に悩むこともあるのではないでしょうか。毎回作って持っていくべきか、そもそも赤ちゃんがちゃんと食べてくれるかなど気になりますよね。

そこで今回は、外出先での離乳食はどうしたらいいのか、手作りで持っていくときのポイントや注意点などをご紹介します。

外出時の離乳食はどうする?お出かけ先で食べさせる方法は?

離乳食 ベビーフード

外出先で赤ちゃんに離乳食を食べさせる方法には、以下のような方法があります。お出かけ先までの距離や赤ちゃんの食欲、季節などによって適した方法を選びましょう。

手作りの離乳食を持っていく

手作りであれば、離乳食の進行や赤ちゃんの好みにあわせたメニューを持っていくことができます。アレルギーが心配な場合も、食べ慣れた食材を使った手作り離乳食なら安心です。

市販のベビーフードを持っていく

瓶詰めやレトルトのベビーフードは、外出先ですぐに食べられるので便利です。長い時間持ち歩いても傷む心配がないのもいいですね。

外出前か帰宅後に食べさせる

外出先で離乳食を食べさせるのが難しそうなときや、ゆっくり食べる時間をとれなさそうなときは、家を出る直前や帰宅後すぐに家で食べさせるのも一つの方法です。

おやつを食べられるようになっていたら、間食だけさせてもいいでしょう。

離乳食は食べさせず授乳する

離乳食期に入ると授乳回数は減っていきますが、しばらくはまだ母乳やミルクからも栄養を摂ります。

離乳食初期や中期頃までは、外出先で母乳やミルクを多めに飲ませて1回の食事とカウントしても大丈夫です。

外出先に手作りの離乳食を持っていくときの注意点・ポイントは?

ベビーカー いつまで 必要 4212025

外出時に手作りの離乳食を持っていく場合は、次に紹介する注意点やポイントをおさえておきましょう。

傷まないように注意する

手作りの離乳食を持っていくときに一番注意が必要なのは食中毒です。

赤ちゃんは大人に比べて免疫機能が弱く食中毒を起こしやすいので、すべての食材にしっかり火を通し、容器に入れる前に十分に冷ましましょう。持ち運ぶときは保冷剤を添えておくと安心です。

夏場や梅雨の時期は手作り離乳食を持っていくのは控え、ベビーフードを活用してください。気温が低いときでも移動や食事までの時間が長くなるときは、手作り離乳食は避けたほうが無難です。

食べやすいものを持っていく

普段からよく食べているものや、簡単に食べられるものを持っていくようにしましょう。手づかみ食べができるようであれば、小さめのパンケーキやおにぎり、おやきなど赤ちゃんが手で簡単に食べられるメニューもおすすめです。

漏れないように工夫する

移動中にこぼれないように、しっかり密閉して持っていくこともポイントです。

特に離乳食初期のうちは、おかゆやペースト状のものなど漏れやすいメニューが多いので気をつけてくださいね。おかゆとおかずは別々の容器に入れるようにしましょう。

お出かけ先で離乳食を食べさせるときの持ち物は?

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ここでは、外出先で離乳食を食べさせるときに必要なアイテムや便利なグッズをご紹介します。

耐熱容器

瓶詰めタイプのベビーフードは蓋を開けたらすぐに食べられるので便利ですが、瓶から直接食べることや冷たい食べものを嫌がる赤ちゃんもいるので、小さな耐熱容器を持っていくといいでしょう。

瓶から容器に移したり、電子レンジがある場所では温めたりしてから食べられるので便利です。

ドライタイプのベビーフードの場合は、耐熱容器に入れてぬるま湯を注げばすぐに食べられますよ。

使い慣れたスプーン

赤ちゃん連れで入店できるレストランやカフェなどでは、スプーンやお皿を準備してくれることもありますが、いつもと違うスプーンで食べるのを嫌がることもあります。

いつも家で使っているスプーンを持っていけば、きっと外出先でも安心して食べてくれるはずですよ。

エプロン・タオル・着替え

食べこぼしが多い時期なので、エプロン・タオル・着替えも一式用意しましょう。

手口ふき・ウェットティッシュ

赤ちゃんの手や口まわりを拭くだけでなく、テーブルや床に飛び散った食べものを拭くのにも使えます。

持ち帰り用ビニール袋

離乳食を食べた後は汚れものがたくさん出るので、ビニール袋にまとめて持ち帰ります。

お湯を入れた水筒

フリーズドライタイプの離乳食を持っていく場合には、お湯も持っていくと安心です。

チェアベルト

ベビーチェアがなかったり全て使用されていたりする場合に備えて、ベビーチェアベルトがあると便利です。

外出先で離乳食を食べさせるときに気をつけたいことは?

離乳食 赤ちゃん

外出先での食事は家で食べている環境と違うので、赤ちゃんは緊張するものです。いつもより食欲がなくなったり、食べるのに時間がかかったり、好き嫌いしたりすることもあります。

できるだけリラックスしてゆっくり食べられる場所と時間を確保しましょう。

離乳食は毎日同じ時間に食べるのが理想的ですが、外出時は時間が少しずれてしまっても問題はありません。

ただし、赤ちゃんがあまりにもお腹を空かせているときは、離乳食を食べさせることにこだわり過ぎず、授乳をしたり、離乳食中期に入っていればおやつを与えたりして、空腹を満たしてあげてください。

外出先では赤ちゃんが食事に集中できないことも珍しくありません。無理に食べさせようとせず、あとでお腹が空いた合図があったときに与えるなど柔軟な対応をとってくださいね。

お出かけするときも離乳食を楽しもう

最近は、離乳食中期から後期頃を対象としたメニューが用意されているレストランやカフェも増えています。ベビーフードはドラッグストアやコンビニエンスストアなど多くの場所で販売しているので、急に必要になったときでも安心です。

慣れるまでは外出時の離乳食に不安や大変さを感じることもあるかもしれませんが、いろいろな方法を試しながら、お出かけのときの離乳食を楽しめるようになるといいですね。

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