1歳を過ぎると、離乳食から幼児食に移行すると同時に、行動範囲がぐっと広がります。この頃から保育園や一時保育に通い始めたり、家族でピクニックや公園などにお出かけしたりする機会も増えますよね。今回は、1歳頃の子供が美味しく食べられるお弁当レシピと、作り方のポイントや注意点をご紹介します。
1歳児向けお弁当を作るときのポイントは?
1歳頃になると、大人向けの料理から取り分けて作れるメニューが増えるため、離乳食作りに比べると準備も楽になりますよね。小さいものでも器用に指でつまんだり、スプーン・フォークを使ったりできるようになるので、食材を一口サイズにすると食べやすいですよ。ただし、まだ大人と同じ味付けは濃すぎるので、できるだけ薄味を心がけましょう。
1歳児向けおすすめお弁当レシピ!
ここでは、1歳児におすすめのお弁当レシピを一品ずつ詳しくご説明します。
かぼちゃドッグ
材料
- 1ほうれん草は茹でてみじん切り、かぼちゃは茹でてマッシュする
- 2ロールパンを縦半分に切り、それぞれの断面に具を挟めるようにスリットを入れる
- 3魚肉ソーセージを縦半分に切る
- 41にマヨネーズを加え混ぜ合わせ、2に挟む
- 54の上に魚肉ソーセージをのせ、ラップで巻いて固定する
かぼちゃの甘味とマヨネーズのコク、魚肉ソーセージの旨味がマッチしたホットドッグ。ピクニックにぴったりですね。野菜が苦手な子にもおすすめのレシピです。
海苔巻きチーズ
材料
- 1海苔、チーズの順に重ねて耐熱容器に入れ、チーズが少し柔らかくなるまで電子レンジで10〜15秒程度加熱する
- 21が冷めないうちに手早くクルクルと巻く
- 3粗熱がとれてチーズが固まったら一口大に切る
うずまきのユニークな見た目は、子供の興味を引きそうですね。可愛いピックで刺せば、まるでチーズと海苔のおだんごのよう。磯の香りが食欲をそそりますよ。
まぐろスティック
材料
- 1まぐろの刺身をスティック状に切る
- 2フライパンを熱して油をひき、1を炒める
- 32に(A)を加え、全体にからめる
手でつかんでもぐもぐと食べる練習にぴったりな、まぐろスティック。噛みごたえがあるので、一口サイズに切ってフォークで刺して食べても◎です。
一口じゃがいもソテー
材料
- 1じゃがいもは皮をむいて一口サイズに切り、小鍋で柔らかくなるまで茹でる
- 21の水気を切って(A)をまぶし、全体にからめる
ホクホクのじゃがいもに、青海苔と粉チーズでお化粧しました。アルミホイルにじゃがいもを包んで、ご飯と一緒に炊く方法もおすすめです。
豆腐ハンバーグ
材料
- 1玉ねぎはみじん切りして電子レンジで30秒程加熱する
- 21の粗熱が取れたら、すべての材料をボウルに入れて混ぜる
- 3フライパンを熱して油をひき、一口大に丸めた2の両面を焼く
柔らかくて食べやすい豆腐ハンバーグ。かつお節の旨味が効いているので、醤油はほんの少しでOK。少し焦げ目がつく程度が、見栄えもよくなるポイントです。
とうもろこしのおやき
材料
- 1材料をすべてボウルにいれ、全体をよく混ぜ合わせる
- 2フライパンを熱して油をひき、1のタネをスプーンですくって落とす
- 32が平べったくなるよう押さえながら、両面を焼く
甘くてプチっとした食感が楽しい、とうもろこしのおやき。コンデンスミルクがないときは、てんさい糖やメープルシロップなどで代用してもいいですね。
俵型おにぎり
材料
- 1ごはんとふりかけを合わせてよく混ぜ、一口サイズに丸くにぎる
- 21に刻み海苔をまぶす
海苔を喉につまらせないように、おにぎりには刻み海苔を使うと良いですよ。可愛いおにぎりラップで包めば、子供も喜びそうですね。
1歳児のお弁当を作るときの注意点は?
1歳頃になると好き嫌いが出てくる子もいます。また、食欲にもムラがあり、食が進まないこともありますよね。
そのため1歳児にお弁当を作るときは、おかずの種類を増やしすぎないようにしましょう。品数や量にこだわりすぎず、子供が無理なく楽しく食べられる量を入れることがポイントです。
特に、最初のうちは子供が好きなメニューをできるだけ取り入れて、お弁当を食べる楽しさを伝えられるといいですね。
子供が好きなキャラクターや色のお弁当箱に詰めると、お弁当の時間が楽しみになるかもしれませんね。
1歳児のお弁当は楽しく食べることを目標に
お弁当を作るとき、「すべて一から手作りしないと」と頑張りすぎると、ママが疲れてしまいます。市販の幼児向け食材を活用する、大人用のおかずを薄味にする、前日のおかずをアレンジするなど、適度に手を抜く工夫をしてみてくださいね。
「一品だけはイチから作る」といったように、自分でルールを決めてみるのもおすすめです。子供がたくさん食べてくれることよりも、まずは楽しく食べられることを目標として、ママも楽しくお弁当を作れるといいですね。