1歳児がご飯を食べない!食べてくれない理由と対処法は?

「つい先日までは順調にご飯を食べていたのに、突然食べなくなってしまった」と悩んでいるママもいるのではないでしょうか。赤ちゃんには食べムラがあるとは聞いていても、ご飯を食べない日が続くと栄養が足りているのか気になりますよね。そこで今回は、1歳児がご飯を食べない理由とその対処法についてご説明します。

1歳児の1日の栄養摂取量は?

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1歳になると離乳食は完了期に突入し、栄養素の大半を離乳食から摂るようになります。そのため、赤ちゃんがご飯を食べるのを嫌がるようになると、ママはとても心配になりますよね。

厚生労働省では、1〜2歳児が1日に必要とする推定エネルギー量を下記のように発表しています(※1)。

● 男児:950kcal/日
● 女児:900kcal/日

1歳児のご飯は何をどれくらい食べさせる?

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1歳児は、1日3回のご飯をしっかり食べたあと、欲しがれば母乳もしくはミルクを与えるのが基本です(※2)。母乳は欲しがるだけ、ミルクは1日2回を目安に与えます。

また、1歳児は3回のご飯だけでは必要な栄養を補いきれないので、1日1〜2回程度、ご飯では足りていない栄養を補う目的で捕食も与えましょう。

1歳児の1回あたりのご飯の目安量

1歳児は1回のご飯で、おおよそ下記の量を摂ります。野菜やたんぱく質は、何種類かを組み合わせて目安量を満たすようにしましょう(※3)。

● ごはん:90g(子ども用茶碗1杯程度)
● 野菜(果物):40〜50g(にんじんなら1/4本程度、ほうれん草なら2〜3わ)
● たんぱく質:魚または肉なら15〜20g、豆腐なら50〜55g、卵なら1/2〜1/3個、乳製品なら100g

食べムラがある時期なので、1日トータルで必要量を食べられればOKと、おおらかに構えて見守ってくださいね。

1歳児がご飯を食べない理由とは?

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離乳食を順調にステップアップしてきたのに赤ちゃんが突然ご飯を食べなくなってしまったり、3回食が思うように進まなかったりすることは珍しくありません。離乳食の進め方はあくまでも目安で、食欲や成長のスピードには個人差があるものです。

1歳児がご飯を食べない理由には下記が多いようです。

離乳食の中だるみに突入した

離乳食に慣れてくると、中だるみをする赤ちゃんも珍しくありません。これは一時的なものなので、赤ちゃんの機嫌がよく、体重が順調に増えていれば問題ありません。

ご飯に慣れを感じられるほど赤ちゃんが成長した証拠でもあるので、おおらかに見守ってくださいね。

食材の硬さや大きさが合っていない

赤ちゃんの噛む力も、個人差が大きいのが特徴です。1歳前後になると歯が生えてくる子もいいますが、歯を使って食べるようになるのはまだ先のことです。

1歳ごろのご飯は、歯ぐきで噛める程度の硬さが理想的です(※2)。

そのため、少しでも食材が大きかったり、硬かったりすると、食べるのを嫌がってべーっと出してしまう赤ちゃんもいます。

母乳やミルクでおなかがいっぱいになっている

ご飯より、ママの抱っこで飲める母乳やミルクが好きな赤ちゃんもいます。ご飯の前に飲ませるとそれだけでおなかがいっぱいになってしまって、ご飯が食べられなくなることもあります。

しかし、1歳にもなると母乳やミルクばかりでは栄養が不足してしまいます。また、食材の味や硬さに慣れることができません。

母乳やミルクを与えるのは、ご飯をしっかり与えた後にしましょう。

興味がほかに向いている

直前まで遊んでいたおもちゃが近くにあったり、テレビがついていたりすると、赤ちゃんの気持ちがご飯に向かないこともあります。

ご飯の時間になったらおもちゃなどは片付け、手を拭いたりスタイをつけるなどして、気持ちの切り替えを促しましょう。親子でいただきますのあいさつをするのもいいですね。

1歳児がご飯を食べないときの対策は?

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大人でも食欲がわかない日があるのですから、ご飯を食べ始めたばかりの1歳の赤ちゃんならなおさらのことです。

1歳児がご飯を食べなくても、ママはおおらかに構えながら、食事タイムが楽しくなるような対策を試してみてくださいね。

食器を変えてみる

ご飯に慣れを感じている赤ちゃんもいるので、雰囲気を変えると効果があるケースも。

いつもと違う食器に盛りつけてみたり、お弁当箱に盛りつけてピクニックこっごをしてみたりするのもおすすめです。

食材の形を変えてみる

1歳にもなると指先が器用になってくるので、つかみ食べもできるようになります。自分で食べたい気持ちが満たされると、食欲がさらに増すこともありますよ。

食パンや野菜スティックなど、つかみ食べしやすいメニューを用意するのもおすすめです。また、時間に余裕があったら抜き型で、食材をかわいい形に抜いてみてもいいですね。

1歳児がご飯を食べないときは風味に工夫を

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1歳児がご飯を食べないときは、食べ慣れたメニューに風味の豊かな食材をプラスするだけで、食欲がアップすることがあります。

1歳はいろいろな風味や食感に慣れていく頃なので、様々なアレンジを試してみましょう。ここでは、1歳児のご飯に使えるおすすめの食材をご紹介します。

ごま

香ばしい香りが特徴です。おにぎりに混ぜるだけでも、ぐっと風味がよくなります。

かつお節

薄い味付けでも、かつを節を仕上げにまぶすだけで味にコクが増します。煮物や和え物など、野菜のおかずにおすすめです。

青のり

磯の香りは、それだけで食欲をアップさせます。粉ふきいもや卵焼きなど、幅広いおかずに使えます。

桜えび

口当たりがよくないので、離乳食に使うときはしっかりと戻してから使ってください。汁物や煮物に向いています。

きな粉

マカロニやご飯で作ったお団子などによくあいます。食べたときに赤ちゃんがむせないように、まぶしすぎには気をつけてください。

えび、ごまはアレルギーを引き起こす可能性があります。与えるときは少量から、注意して与えるようにしてくださいね。

1歳児がご飯を食べないときは楽しさを演出

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赤ちゃんの健やかな成長を願って作ったご飯だからこそ、たくさん食べて欲しいと思うのはママなら当然の気持ちです。

しかし、1歳頃の赤ちゃんは食べる量や成長のスピードに個性が大きいので、急にご飯を食べなくなってしまったり、ペースがダウンしたりしてしまうこともあります。

多少ご飯を食べる量が減っていても、赤ちゃんがご機嫌で体重が順調に増えていれば特に問題はありません。赤ちゃんとのご飯タイムが楽しくなる演出をしながら、様子を見てくださいね。

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